日常からの…異世界ワープ!!
木ノ本弘美は、ただの学生、だけど顔がイケメン
であるのと性格が良いので下駄箱はバレンタインになれば…カカオの匂いで…いっぱいの彼のクラスに新しい先生がやって来た!!
俺、木ノ本弘美は中妻高校の2年生、夏休みが終わり友達の
平井祐太と登校したのだけど…そこから人生が変わる大事件
が起こってしまったのであった…
キーンコーンカーンコーン…
校長先生「え~2年B組の皆さんに嬉しいお知らせがあります、
昨年吉原先生が出産を期に退職なされて…様々なクラスの先生が
立ち代わり、入れ替わりをして担当して来ましたが…今日、新しい先生が赴任されました!さぁ、稲田先生、お入り下さい!」
ガラッ…
稲田「皆さん、おはようございます、稲田紀美子25歳、独身、
血液型はB型…彼氏は…居ません!どうぞよろしくね♪」
弘美「…校長先生?このお方が新しい先生なので…?」
校長先生「勿論ですよ、木ノ本君、稲田先生は才女で、ハーバール大学を卒業なさった後にこの高校に赴任なされて…校長先生の私としても鼻が高いやら…足が高いやら…」
祐太(…確かに美人ではあるよな…?)
稲田「はい、私の自己紹介も終わりましたし~そこの…島元君だっけ?」
弘美「木ノ本弘美…です。」
稲田「木ノ本君か~なら…キノ君、皆キノ君ってニックネーム、どうかしら?」
生徒達「賛成!いやぁ~良かったなぁ木ノ本!」
弘美「お、おぅ…」
それから授業を開始して、今までにない充実した授業だった…
祐太「おぅっ、キノ!お疲れ!」
弘美「キノ…やっぱまだ慣れないなぁ…(笑)」
祐太「まぁ、時間が経てば馴れるもんじゃないかな?さて…
今日はなにする?ゲーセン行く?近所の牛丼屋で軽く腹拵えなんかしちゃう?」
弘美「いや…今日は母さんの命日だから…」
祐太「あ、ごめんな…そうか…もう10年なんだよな…」
弘美「いや、大丈夫だよ…気持ちも落ち着いてるし、大丈夫…」
祐太「何かあったら…連絡しろよ?幼稚園からの幼なじみなんだから…(笑)」
弘美「OK!それじゃ、またな!」
祐太「おぅ!」
俺の母さんは10年前に病気で亡くなった、癌だった…
父さんはサラリーマンだけど料理は出来たし、姉貴も家事を
分担してくれる、じいちゃんも足が少し悪いけど色々手伝ってくれる…素晴らしいファミリーだ。
ガチャン…
弘美「父さん、姉貴、じいちゃん、ただいま~」
昭夫「おっ、ヒロお帰り、今日の晩御飯は皆大好きハンバーグだぞっ♪」
弘美「父さん…なんか元気だね…」
昭夫「だって~父さんは~課長に昇進したんだもんっ♪
嬉しいに決まってるじゃんっ」
隆介「ヒロ、お帰り、今日は友美さんの命日で…昭夫の出世…
か…」
弘美「おじいちゃん…」
昭夫「…早いよね、もう10年…なんだもんね…」
ミキ「皆、暗いよ!?それじゃあお母さんも悲しくなるから…
明るくいこう!?ねっ?」
弘美「姉貴に心配されるなんてな…」
ミキ「もうっ、生意気ね~(笑)」
それから夕食を食べて皆で母さんに手を合わせてから雑談
タイムに入った…
昭夫「ヒロ~お前、キノって呼ばれてるのか!可愛いなぁ~」
弘美「もう…父さんまで…」
ミキ「ニックネームって大事だもんね…」
隆介「儂も昔は…」
弘美「じいちゃんはなんて呼ばれてたの?」
隆介「儂か?儂は…鉄火の隆ちゃん、とか…後…何だったかなぁ…?」
弘美(鉄火の隆ちゃん…鉄火って鉄火巻…?じいちゃんは寿司屋じゃなかったはずだけど…?)
ポイント 鉄火とは昔のギャンブラーの事である、寿司の鉄火巻も
ギャンブラー達が食べやすい様にしたという説もあるが定かでない。
弘美「なんだか眠たくなってきたなぁ…」
ミキ「父さん、じいちゃん、おやすみっ。」
昭夫「おぅ、お休みっ、遅刻しちゃ駄目ダゾ?」
隆介「お休み。」
弘美の部屋…
弘美「…今日の先生…綺麗だったなぁ…何か…また会いたくなるよな…(笑)」
ミキ「ふ~ん、そんな可愛い先生に鼻伸ばしているんだ~。」
弘美「姉貴!?」
ミキ「ヒロ~一緒に寝よう?」
弘美「いや…俺ぬいぐるみの熊じゃないし…」
ミキ「たまには良いじゃんっ、それとも~姉さんに隠したい
事が有るのかな~?」
弘美「そ、そんな事ないよっ!寝るんだったら寝よう!」
ミキ(ちょろいなぁ…我が弟よ…(笑))
それから弘美は妙な夢を見た…
???「木ノ本殿…木ノ本殿…貴殿の助けが必要なのだ…早く来ては
くれまいか…。」
謎の声は一体!?
家に帰り、睡眠を取ると…不思議な声が響いた…
金縛り?ノー、独り言?ノー。それは異世界からの呼び出しだ!




