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幸洋、保育園に入る

 母さんが今後の、じいちゃんのことで時間か欲しくなるよりことと、新しい仕事も探すことを視野に幸洋を保育園に入れることになった。

 季節は春も最後あたり、そろそろ梅雨時期……


─────────────────────────────


 母さん「すみません、今後よろしくお願いします」

 園長 「わかりました。お預かりします」

早苗先生「それじゃあ、幸洋君、行こう」

 幸洋 「いや! ママ」

早苗先生「嫌われちゃった」


 

 バカだな

 相変わらずの、ドジめ!

 ……ん? 俺か?

 俺はこのドジな早苗に引っ付いてるくちだ。

 ……勘違いするな

 下着ではないぞ

 服の上から付いている

 名前は……


 母さん「可愛い、エプロン! ネコさんですよね」

早苗先生「はい、私のお気に入りなんです」


 ……と、言うことだ

 俺はいつも、早苗先生に引っ付いてるからまあよろしく


 母さん「それじゃあ、幸洋」

 幸洋 「やだ! うわー」

早苗先生「はいはい、泣かないの! 男の子でしょ!」

 園長 「それじゃあ、早苗先生、お願いしますね」

早苗先生「はい!」

 幸洋 「わーん」

早苗先生「幸洋君、君は男の子! ダメ」

 幸洋 「男の子?」

早苗先生「うん」

 幸洋 「男の子は……」

早苗先生「泣いちゃダメ!」

 

 おいおい……

 ガキが変な顔しとるぞ

 全く、説明してやれ


 幸洋 「どうして?」

早苗先生「うーん……」

 幸洋 「どうして?」

早苗先生「わかった、教えてあげる」


─────────────────────────────


 第四十四話 

 泣かないで


 幸洋君、お母さん好き?

 「すき!」

 お父さんは?

 「すき!」

 じゃあ、お母さんとお父さん、どっち好き?

 「ママ!」

 アハハ……

 そうね

 私もお母さん、ママが好きだった。

 お父さんは、お母さんに……


 勝てないの!


 「どうして?」


 さあ……でもね

 幸洋君はいずれお父さんになるの

 

 「ホント!」


 うん!

 だから、強くらないと

 そうじゃないと、ダメなんだよ


─────────────────────────────


 園長 「早苗先生、ダメですよ!」

早苗先生「あっ、すみません」

 園長 「少し当たってますけどね」

早苗先生「えへへ……」

 幸洋 「僕、お父さんになるの?」

早苗先生「うん!」

 幸洋 「なれる?」

早苗先生「なれる!」

 幸洋 「じゃあ、なる」

早苗先生「うん!」

 幸洋 「パパに言うよ」

早苗先生「うん、うん!」

 幸洋 「お父さんになる」

早苗先生「そうだ、そうだ」


 ……おい、早苗先生

 この子、お母さんと、ママはわかるみたいだけど……

 お父さんと、パパはわかってないみたいだぞ

 先生、大丈夫かあ?


早苗先生「さあ、幸洋君、お友達に会おう」

 幸洋 「わからない……うん」

早苗先生「よし、行こう」

 幸洋 「……うん」


 なんだ?

 大丈夫なのか?

 うーん、まあいい

 俺が付いてるからな

 着いてるではないぞ!

 さてと……始まる


 

 

 

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