表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/61

家族 白いカッパさん

 白いカッパの人形が少しの時間たが、家族と居ることになった。

 不思議なカッパの人形……やはり、不思議なソレだった。

───────────────────────

 カッパ『今回、オイラここにお邪魔だ』

  

 あっ、しゃべった

 くちに、命がある。


 カッパ『へえー、八百万神がいるのか、それも……あと一つ、そこだ!』

エアコン『私のことか?』

 カッパ『なんだか、狭い住処にしてはしなが多いな』

 

 なんだろう?

 クマとかわらないような……


 カッパ『オイオイ、カッパ様を何だと心得る!』


 父さん「普通の地味な人形だな、クマの方が愛嬌あったなあ」


 クマの勝ち!

 うん。


 スマホ『父さんの一言で、クマの勝ちじゃ!』

 カッパ『なんだと!オイラを怒らせる気か!』

エアコン『まあまあ、……仲良くしましょう』

 

 そうだよ。

 なかよしよう。

 

 カッパ『まあ、オイラはまた帰るんだが……』


 ところでカッパ、おまえが 

 子供をつくるの?


 カッパ『は?なんだソレ』


 スマホ『おい、なんだ?とはなんじゃ!』

 カッパ『なんだ板切れ!』

 スマホ『板切れとほなんじゃ!ワシはスマホじゃ!こう見えても、トレンディでイケとるんじゃぞ!』

 カッパ『新しいやら、古臭いやら……変なの』

エアコン『カッパ、キミは母さんに……命を宿すために来たのではないのか?』


 カッパが宿すって、母さんと父さんが……

 言ってたよ!


 カッパ『……オイラにそんな能力ちからはない。それはアイツがする』

エアコン『アイツ?』

 カッパ『ああ、アイツだ!』

  

 アイツ?

 誰?


 カッパ『アイツがオイラに憑依することで始まるんだ』


 ひょうい?

 むずかしいよ。


エアコン『のりうつる……つまり、カッパに違うしなの命が入ることさ』


 ……

 ポン太。

 うん

 キミもか……

 なんだろう?

 なんだろう?

 今は気にしないで……

 いよう。


 

 カッパ『今回は憑依がある』

 スマホ『今回?』

 カッパ『憑依は出来ない時もある。いや、ほとんどが出来ない。しかし、今回は出来るんだ』

 

 どうして?

 どうして?


 カッパ『神社の裏側に置いたくちに、八百万神が宿っていたからさ……そいつに憑依してオイラに流れ込んでくる。だから、願いをかなえたくば、大切にしているくちを供えろとなっているんだ』

 

 そうなんだ。

 クマは命がある。


 カッパ『……今は待ってみよう』

 スマホ『どれくらいじゃ』

 カッパ『藁麿ワラマロ次第さ』

品みんな『藁麿ワラマロ!?』


                  つづく


 


 

 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ