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水がなくては・・・

今回は、短く理屈っぽい回となりました。 また、文章中に出てくる知識は、作者のウル覚えなので、事実と異なることがあります。ご了承ください。



異世界2日目


おはこんにちばんわ、コウタです。今日も水の確保為に奮闘しています。さて、一晩寝たら昔テレビで見たことを思い出しました。地球のどこかには樹齢が500年を超えるイチジクがあって、それは断崖絶壁に生えているそうです。絶壁に生えている植物はそれなりに見かけるのですが、そのイチジクなんと、水を求めて根っこが地下の水たまりにむかって300mも張っているそうです。岩の隙間を縫い、人の腕よりも根が太くなっているとか。思わずこれだと思いました。植物には、本能的に水に到達する性質があるのですね。これを利用できないかと今、エッグワールドの植物図鑑を調べています。


ペラペラ・・ ペラペラ・・・


図鑑とにらめっこする事半日、ついに使えそうなのがありました。その名も”ビーノ”。ツル状の植物で、イメージ的には巨大な豆の木だそうです。ツルということで、とりあえず、クワで耕して開花を使って埋めます。ジョーロで水をドバドバっと・・・


しばらくすると、芽が出てきました。葉がある程度出たらツルの先端を切ります。そうするとツルの先にわき芽ができて、伸びて行くツルが増えるのです。(キュウリとかもこの方法で行うと沢山とれます・・) さてこのビーノですが、今のところ太さが3cm程度高さが1m位です。あとは、地下の水源につくまでは、このまま変化ありません。


ところで、水の確保はどうするつもりかとお思いになる方もいるかと思いますが、とりあえず山で遭難したときの方法でやってみたいと考えています。今回は竹を使った方法でご説明します。


まず、竹をしならせてアーチ状にして固定し、竹の先端を鋭角に切ります。あとは先端に水を受ける容器を置いておけば、竹が地中の水分を吸い上げるのでそれをいただく寸法です。




異世界5日目


ビーノが直径が6cm、高さが1.5m位になりました。いくつかツルを残して、ほかは切りとります。

さて、うまくいくでしょうか。・・・


しばらくすると、500円玉くらいの雫がポタポタしてきました。成功です>< これを貯めておけば、とりあえずは、飲み水は大丈夫そうです。ふう、助かった・・




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