入学式と詩(ポエム)
学校が始まるまで、後少し••••
学校、めんどくさい。
•••オレは今、青藍と共にすごくげんなりとしている。
元凶は、今オレの目の前にいる見た感じ
二十代前半の母親せいだ•••
母さんは、思いつきで行動する癖があるのだ。そして今、オレはある意味むちゃぶり
のようなことを言われている•••
「桜らゃん?今回の新入生の挨拶の時に
自由詩でも読んでくれないかしら?出来ればぁ、魔術と能力を使った演出つきで~
出来ればでいいのよぉ出来ればで?」
とのことだ•••勝手すぎんだろぉがぁあっ!?
「母さん?オレがそう言われると断れないのわかっていってますよねぇ?」
すると、母さんは
「当たり前じゃないっ!あと鳳凰グループの跡取りっていうのは、他の人にいっちゃ駄目よ。二人、共に引き継ぐっていうのは
めったにないんだから!だから間違っても鳳凰って言わないようにね、今まで通り
海月で名乗ってね、ここいろんな企業の
跡取りとかわんさかいるし、能力者どうしの喧嘩も絶えないし、まぁ、ばれないようにね。」
「••••んぁ•••もしや•••この学校は、鳳凰
グループが運営してんの?じゃー母さんって、理事長?」
「アハハ、だね。だから、さっき言ったコトは、絶対命令だから、あと式が終わったら理事長室にきてよ。じゃっ!式、もうそろそろ始まるから、体育館に移動しなさいよー」
「•••••勝手過ぎる•••あの人のペースに
のまれちゃったよ••••」
「どんまいとしかいいようがないですね」
••••入学式••••上手くいくかなぁ••••?
不安過ぎる。
「兄様!行きましょうよ!!」
「んぁ。」
オレは短く返事を返して、2人で体育館
へ、向かった。
うん。帰ろう。
夢だ夢。うん。
流石にこれは、ないだろぉ•••
「地獄絵図だな。」
そう。まさに地獄絵図だ。
何故なら、新入生がみんな気絶してるからだ。くそっ、母さんにハメられた。
多分、コレはセンパイ達が一年への
実力を見せつけるためのプログラムなんだろう。理事長公認の。
おや。いつの間にかかこまれちった♪
すると、結構カッコイいセンパイが言った
「あれぇ?まだ一年がのこってたんやなぁ。可哀相にすぐに終わらせてあげるよ」と。
オレは、理事長(母さん)を睨んだ。
母さんは、てへっ♪みたいにして笑ってる
すると、「あれ?地獄絵図ぅ?」という
声が聞こえた。
声の主は、オレの幼なじみの3人だった。
どうやら、遅れてきたようだ。
「おい、見てる暇あんだったら戦えや
紅 桜の名前が汚れる。」オレは、一喝する。3人は、オレをみて 「りょーかい」
と笑って言った。
オレ達の戦いが幕開けした
とりあえずオレは、センパイ方を死なない
程度に殴り倒す。んでもって呪縛魔法を
使い、的確に動けなくしていく。
あら不思議。
あっという間に勝利しちゃった。
すると理事長が詩を「いま読めぇー」
と、喚いている。
•••めんどいが一応読んでおこうか。
「血飛沫が 飛び交う中を 5人が舞う
勝利の女神は 我らに 微笑みかけた 」
「•••こんなんでもいい?オレ読んだ事
ねぇんだけど?」
「まぁ、自由詩だからいいわよ」
「で、どうすんの?これ?」
そこには人の山があった。
「回復魔法掛けるからだいじょうぶよ
多分。」
たぶんて•••••無責任な••••
「あなた達も手伝ってよ!?」
「{回復魔法:回復の 雨}」
めんどいながらも一気に魔法をかけた。
おぉ、センパイ方は回復魔法がききやすいのな。
立ち上がり始めたよ。
一応近くにいた人に「大丈夫ですか?」
と声を掛けてなんとか立たせた。
「スマンなぁ、迷惑掛けてしもぉたな」
あれ?この人さっきのオレを倒す気満々
だった人じゃん•••なんか、見覚えがある。
とある、人物が頭に浮かんだ
恐る恐る名前を読んでみる。
「氷堂 凛?」
どうやら、合っていたようだ。
「•••さ•••さくら•••桜なのかっ!?」
「そうだよ 凛。久しぶりだな」
凛は、オレの手下。まぁ下僕。
「うわっ!?な、何で泣くんだよっ!?」
凛は、ぽろぽろと涙をこぼしていた。
うん。気まずい。
すると、理事長が、「これで、式は、
しゅーりょー」と叫んでいる。
とりあえず、終わったようだ。
今回は、結構、登場人物が増えました。
あと、ちょっとてきとー過ぎたかな;;