蟲。
あぁ、もういやだ。
クラスの一部の男子が、こんな事を言っている。
『ちょ、今のヲタクの声がマジでモデル兼アイドルをやってる新人のSAKUに
似てたんだけど・・・?』
『ぁー、分かるかも~・・・ソレで言うと青藍君だっけ?あの人もSEIににてない?
見た目とヵ、声とか、しゃべり方とか?でも、あの2人って謎だらけで、何歳かもしられてないし
性別も不明、鳳凰の事務所ってコトしかわかんなくて今話題なんだよなぁ。』
とヵ、・・・まぁ、ぶっちゃけあってるんだけどね!?
でも、ばれる訳にゎいかねぇしww
とヵ思っていると・・・
「兄様が、大声を出したせいで・・・しょうがない・・・」
青藍がそういって、息を大きく吸い込み大声で言った。
「みんなぁ~・・・ボクと桜がSAKUとSEIな訳ないじゃん?
ボクと桜ゎよく声が似てるって言われてるけど、まーったくの別人だからねぇ
。.:*・゜☆(●^▽^)ニコッ・゜☆.。.:*・゜」
青藍がそう言うと、タチらしき奴らが青藍に対して
〝うぅおおおおぉおおおぉおーーーー抱かせろぉぉぉぉ!!!!!!〟とヵほざきやがった。
が、
「あははは~♪ごめんね~ボクゎ、タチなんだよね。」
とあっさり一蹴した。
と思いきや
「ぁ~、そういえばぁ、桜ってちょーーーーーー感度イイんだよねぇ~」
ナドと言ってきた。
オレはふざけんなと言おうとして青藍の目が、
ドSの目になっていた。
「・・・は・・はは・・・ちょ、せ・・・い・・らん?
か、勘弁してよぉ~っ;;」
「ん~・・・じゃ~あ・・・‘みるくちょうだい?・・・下のお口に・・・’っていえば
今は、見逃してあげるよ?てヵ~・・・言わないと、ココで公開プレイ、シちゃうよ?」
「っ・・・うぅ////・・・っ、み、みゅ、く・・・ちょうだ、い?・・・したの、おく・・・ち
に・・・・////・・・っ、これでいいんだろっ////」
「・・・ッチ・・・ちゃんと言いやがったか・・・皆の前で犯そうと思ったのに・・・」
ぅうっわ!!!!!
怖ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!
ひでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!
折角人ががんばって言ったのにぃ!!!!!!!!
「・・・ま、イイや。可愛かったし。イイ動画盗らせてもらったよvV」
と青藍の手には、改造ケータイ・・・。
青藍によると、改造したから動画を24時間続けて撮るコトができるらしい・・・何本も。
青藍・・・多分能力を使ったんだろう。魔法も併用して。
そして、何と画像も1000000まで保存可能だとヵ、
パソコンと同じように使えるとヵ、10分の充電で、一週間持つとヵ、
・・・どんな改造してんだよ。
謎だ。
「桜って生粋のネコ体質なんだよね~・・・開発のヤリがいがあるよ。」
と青藍。
『てヵさー、幾らネコ体質とゎ言え見た目がなぁ~・・・』
とクラスメイト。
などと、皆がふざけて(?)
いると・・・雷が落ちた。
教卓に。
みんな一斉に其方を見遣ると、鬼の形相をした水火兄がいた。
「・・・てめぇら、さっさと座れや。
おぃ・・・桜は、窓際の一番うしろ。青藍は、其のとなり。
わかったら座れ。」
淡々と言い放つ鬼がソコにいた。
みんな怯えている。
「「うぇーい。」」
オレと青藍が気の抜けた返事をすると、みんなが、よくアノ怒った鬼に
あんなふうな態度を取れんの?と言うような目でみてきた。
まぁ、ソレをスルーして席に座った。
が、青藍が、兄様・・・窓、窓。と言うので見ると、
ドデカいなんか蟲の幼虫が窓を這っていた。
大きさ50cm。 まぁ、魔物と分類される。
さぁーっとオレの血の気がひく。
「に、」
「に?」青藍が聞き返してくる。
「にぎゃぁぁぁぁっあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!
むしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいっぃぃぃぃいいいいぃいいぃ!!!!!!!」
そう叫んでいると何とオレが見ていると、
なんと・・・なんと・・・蟲が、グぷわぁ、と割れた・・・否、裂けた。
「ッッ・・・・・」
オレ鳥肌総立ちの、涙目。
皆は、一気に窓際から逃げた。
もう一度、蟲を見ると、裂けた蟲から2cmくらいの
蛆蟲のようなものがいっぱい、いっぱいでてきた。
教室に入ってくる。
「ッッ・・・・・・」
足元まで来た。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
気持ち悪い気持ち悪い。
桜君虫嫌いなんです。
男の子なのに~・・・あ、男の娘か。
かわいいのぅ。(←爺くせww