転生後の職業はジャガイモハンターでした。
二作目。ジャガイモの奇跡を見逃すな!感動と笑いが交わるファンタジー。
みんなは異世界と聞くと何を思うだろう。勇者になって、チートスキルを手に入れる?超絶美少女と出会う?そんなことを想像するだろう。で、今の俺は転生したわけなんだが、どうなってると思う?うんうん、勇者の職業を与えられ、、、ってふざけんじゃなーい!勇者でも、最強スキルでもない、ジャガイモハンターだとぉぉぉ!?なんめてんのか、ジャガイモでどうやって魔王を倒すんだよ。あー、もう一回転生したい。
「あ、、、明里サンッッッ!俺と付き合ってください!」
「えっと、アツキくん。ごめんね。好きな人がいるの」
俺の恋は終わった。高一から同じクラスだった、最橋明里。見た瞬間一目惚れだよ。そっから、ずっと好きで、高三の夏今にあたる。やっとなことで思いを伝えられたのに。
「おい、アツキ〜。振られたのかぁぁ?」
「なんだよ。今傷心中だ。」
「まぁ、そんなに落ち込むなって。俺なんて10人に告白して、10人に振られたんだぞ。」
「お前は、可愛いと思ったら誰でもいいんだろ。」
今話してるのは康二。俺の親友だ。康二とは、中学から同じで奇跡的に中高と同じクラスになれた。こいつは、根はめちゃくちゃいいやつなのに、時々バカになるときがある。それでも、親友といえる。
「アツキ、そういえば、橘さんがお前に用事があるって呼んでたぞ。A-3の教室に来いだってよ。告られんじゃないか(笑)?」
「バカいえ。橘さんは確かにかわいいがそもそも俺の好みじゃない。なんというか、もっと愛想のいい人がいい。それに、橘さんには、何度も睨まれてるんだぞ。」
「お前、なんかやったのか?」
「とりあえず、今から向かうよ。教えてくれてありがとな。康二。」
俺はA-2の教室へと向かった。正直、少し期待している。俺のことを好きになっている可能性があると。教室の近くについたものの、どことなくいやな空気が流れている。入りたくねぇぇ。なに、おれ殺されるのか?まさかーーー。
「橘さん。呼ばれたから来たんだけど。」
「あら、ちゃんと来たのね。あなたに、話したいことがあるの。」
「話したいこと?(ゴクッッッ)。なんだ?」
「私が異世界から来たって言ったら信じる?」
こいつは何を言っているんだ?異世界?まさか、憧れちゃった系か。それとも、宗教勧誘か?真面目な顔して何言っちゃってんの。
「異世界?空想上の話かな。」
「違うわ。私の過去の話よ。」
「ははは。まさか、なんかのイタズラでしょ。そんなバカなこと言ってないでーーー。」
「本気なんだけど。嘘じゃないし。」
目が怖い怖い。なんだこの気まずい空気は。逃げ出してぇぇぇ!俺は今猛烈に頭を回している。これは、俺が高ニのとき、うんこを踏ん張りながら授業を受けた時以来だ。つらっ。
「はぁ、その顔。信じてないわね。わかったわ。魔法を見せてあげる。燃えよ!炎。」
おいおいおい、ほんとに火がついたぞ。嘘じゃないのかよ。死ぬて。
「わかったわかった。信じるからその炎をしまってくれ。で、なんで俺を呼んだの?」
「あなたには、異世界に行ってもらうわ。そして、その世界で私を見つけて欲しいの。」
「見つけるって。君はここにいるじゃないか。」
「いえ、ここにいるのは私の魂だけが移った器みたいなものよ。だから、私であって私ではない。」
うん、意味がわかない。異世界に行くって?俺の青春は?なぁ。泣いていいか?
「とりあえず、あとのことはテレパシーで指示するから、今すぐ異世界に送るわ。」
「え?ちょっと待っ、、、」
あ、終わった。てこ、どこだよここ。草原か?てか、でっかい城があるな。なんだあれ。てか、あいつ何してくれてんねん!
「おい!ここから戻せ。」
「すまないけど、それは無理だわ。とりあえず、ステータスを見てみて。」
「ん?ステータス?少し見てみるか。」
ステータスーーー
職業
ジャガイモハンター レア度1
体力 30 ハンタースキル ジャガイモキル 残り100回
うん、これは死んだな。
で、転生したってわけ。これおかしくない!?普通ここは勇者でしょょょぉぉぉ。




