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【プロットタイプ】人形遊び

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

山も無ければ谷もないそんな小説。

お人形さんの映画見に行きたいな。

ホラーだから大丈夫かな。

早朝、午前四時。雨音が窓を叩く音が聞こえる。土砂降りだった。今日は外に出ない方が良いかも知れない。そう思ってリビングに降りると、瑠依が実家から持ち寄った絢香二号が目に入った。

齢四歳程度の子供の等身大人形。顔立ちは日本人形に近く、人間に近い。遠目から見たら、人間の子供と勘違いするだろう。

そんな彼女を眺めていると、ふとちょっかいというか、構いたくなった。部屋からブラシを持ち出して、髪を梳かしてやりたくなった。

「ちょっと待っててね」

私は慌てて部屋まで戻ると、自分の部屋から櫛を取ってくる。これならば、恐らくこの子を傷付けずに済むだろう。

私は窓硝子を背に座る絢香二号を膝上に乗せると、櫛で毛先の方から解し始めた。

当たりだが動かない人形の事、毛先が縺れる事はない。それでも、こうして髪を梳いていると、何だか童心に帰った気がする。

私の両親は人形に理解がなかった。話を聞く限り『なんか不気味』『動き出しそう』『気持ち悪い』という意見が飛んで来たので、自分から『人形が欲しい』と伝えた事はない。

それでも不満は無かったし、無いならないで構わなかった。

「絢香二号は一体何時からあの家にいるのかな? 番号的に幸江一号よりも後だよね」

声は帰って来ない。当たり前だ。相手は人形なのだから。

それでも私は『余計な事を言わない』話し相手が欲しい。地雷を踏まず、ただ聞き流す様な。何時も瑠衣がその相手を担ってくれているが、今は寝ているので絢香二号がその相手である。

「出来た。さらに可愛くなったね。私のお揃いで赤いリボンとか……」

「おい……」

後ろから男の声がした。振り返らなくても誰が突っ立ているのかは明白だが、思わず振り返る。

寝起きの瑠衣が居た。瑠衣は眠そうに私と絢香二号を見詰めると、何とも気怠げに溜息を吐いた。

「あのー……年甲斐もなく、お人形、遊びがしたくて」

冷や汗を掻く私を他所に、瑠衣は『邪魔』だと言うように、指先で『しっしっ』と払い除ける。おずおずと距離を置くと、絢香二号の顔を覗き込む。

「良い顔してるな。絢香二号。家族以外に構って貰えて嬉しいのか?」

ただ瑠衣はそう言って、その場を去った。


「おかえり。絢香二号。なんだ、瑠衣に邪魔されてリボンが貰えなかった? 彼奴が人の心情に疎いのは、今に始まった事じゃない。悪気は無いんだ。許してやれ。ただまぁ、楽しかったのなら良かったよ。

あの子、本当に人形に恐怖心ないんだなぁ」

そんな私の言葉が人形部屋に響き渡る。幸江一号も、色香四号も帰ってくると明るい顔をしているところから、決して粗末な扱いはされて居ないのだろう。

「次あったら貰えると良いな。赤いリボン」

山もなければ谷もないそんな小説。


お人形さんが出てくるホラー(?)映画見に行きないんですが、ホラー苦手で叫ばないか心配なので、前売り券買うか迷ってます。


CM動画見て、ちっちゃい女の子達と一緒に遊んでいる方が、何となく楽しそうで出来た話。

大人と一緒に居る時はなんか神妙な顔をしていました。

人形も演技出来るんだね。


でも瑠衣は絶対嬉々として見に行くだろうし、これが実話なら『要らねーなら寄越せ』とか言い出しそう。


鏡花の両親は人形駄目なタイプ。

それを察して、鏡花自身も欲しがった記憶はありません。

でもなんで〇〇ちゃん人形あったんだろ。


だから遊んでしまったのは、その埋め合わせをするためだと思います。

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