戦争の話
なんか最近いっつも敬語とタメ口が混じってる(´・ω・`)
私が小学5年生くらいだった頃、クラスで「戦争」という遊びが流行った。私の親の世代にも同じ遊びはあったらしく、「ちけた」と呼んでいたそう。
このエッセイを書くにあたって少し調べてみたところ(wikiしか見てない)、「軍艦じゃんけん」という名前が一般的というか、代表?という感じだったが、呼び方のバリエーションはかなり多く存在しているようだ。
が! とりあえず今回は「戦争」とします!
何を話したかったのか忘れてしまったので脳みそに指を突っ込んでグリグリします。
思い出した!!!!
今回のお話はこれ!
『戦争が禁止された理由』
私の学校では5年生くらいの時に突然爆発的に流行ったのだが、担任によってすぐに禁止にされた。その理由を話していこうと思う。
がその前に、このゲームを知らないヒューマンのために規則をティーチするよ。
これも地域差があるかもしれないが、おそらくジャンル的にはじゃんけんから派生したもので、私の地域では2人で行うのが一般的で、左手同士で握手をした状態からスタートする。
「せーんそ!」という物騒な掛け声とともにじゃんけんの手を出し、勝った方(親)からターンが始まるのだが、このゲームでは「グー、チョキ、パー」ではなく「軍艦、朝鮮、ハワイ」(これも地域差がある)だった。
これから親は「軍艦」「朝鮮」「ハワイ」のいずれかの手を出すのだが、3連続で相手が同じものを出すと親の勝ちだ。
例えば親が軍艦を出した時、相手も軍艦を出したとする。すると、このターンのみ有効の1ポイントが手に入る。これを3連続で成功させれば勝ちということだ。
勝利する確率は1/3×1/3×1/3で1/27となるので、かなり長く遊べるゲームだ。
また、親が手を出す時の掛け声も特徴的だ。今出している手を2回言い、3回目で手を変えてその名前を言う。私の説明が下手すぎるのでまた例を挙げさせていただくと、「軍艦軍艦朝鮮!」という感じで、じゃんけんでいうところの「最初はグー」が「軍艦軍艦」、「じゃんけんぽん」が「朝鮮」になる。この後は「朝鮮朝鮮○○」と続いていく。
またまた私のところのローカルルールかもしれないが、このゲームはじゃんけんルールも機能しており、じゃんけんで親が負けると交代となる。
例えば親が軍艦、子がハワイを出せば交代だ。なので、じゃんけんで勝ち続けることも重要だ。
あ、そうだ。めちゃくちゃ簡単な説明思いついた。「自分が親の時にあいこを3連続で出す」。これだけでいいんだ( ˙-˙ )
楽しいゲームである。
しかし、それを嫌がる者もいたし、その子に無理やりやらせるジャイアンみたいな子もいた。ちなみに私はやりたくない側の人間だった。
なぜ嫌なのか。
それは、あいこになった時に「ビターン!」と握手している手を平手打ちされるからだ。
ストレートに行くとこんな感じになる
↓
せーんそ!
ぐんかんぐんかんちょーせん!
1本取って(ビターン!)ぐーんかん(ビターン!)2本取ってハワイ(ビターン!)3本取って⋯⋯
あれ?( ˙-˙ )3本取って勝った時、なんて言ってたっけ⋯⋯?
忘れちゃったけど、これで勝ちです。
これでも3回手の甲をしばかれてるわけですが、27分の1なんて1発じゃ通りません。なのでお互い手が真っ赤になるまで続くわけです。
そして、ジャイアンみたいな気の強い子は弱い子に無理やり勝負を仕掛け、全力で「ピシャアン!!!」と叩きます。弱い子はこの後が怖いので強く叩けません。
結果、合法的に弱者に暴力が振るえるゲームとなってしまい、我が校では禁止されました。
そりゃ禁止されるわなァ!!!!!!