28 話
「契約の事は分かったんだけど…イヴの事、つまり精霊の事を教えてもらってなかったからそっちも良いか?」
「分かりました。精霊は精霊界にある世界樹を守護する存在です。外見の特徴は背中に光の羽が生えています。羽根の数は等級に比例して2枚が下級精霊、4枚が中級精霊、6枚が上級精霊です。そして魔力総量が多く魔法戦闘が得意な者が多いです。」
「なるほど。質問なんだけど世界樹って何?」
「世界樹とは世界の中心にありこの世が生まれた頃から存在すると言われている木です。そして1年に1つ実る黄金の果実は食べるとどんな病も怪我も治す事が出来ます。ですが食べて効果があるのは1人1個だけです。その理由は未だに分かっていません。」
「へぇ〜…ありがとう!何となくだけど大体分かったよ。」
「それは良かったです。」
黄金の果実の効果がヤバ過ぎるな!そんな果実があるなんてびっくりだ。何かあった時の為に1つ欲しいな。機会があれば入手しておこう。それからイヴと朝になるまで色んな話をして過ごした。
お読み頂き、ありがとうございます。
この作品を『おもしろかった!』、『続きが気になる!』と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』に評価して下さると執筆の励みになります。
よろしくお願いします!




