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美冬side①&3 話

sideは主人公以外のキャラクター視点の話です。




転校生を見た時に私は戦慄した。

きっと誰も気付いていないと思うけど…そもそも人間には分かるはずもないんだけど!

私は【半分】人ではないから気付けた…彼女は…鳳凰院揚羽は……【悪魔】だ!

どうしよう…もし彼女が今彪牙に気付いたら間違いなく殺すはず。何とかバレないようにこちらに気を引いてどうにか連れ出して一刻も早く彼女を殺さないと!

そうしないと私と彪牙の楽しい学園生活が終わる。


                   美冬side①終




どよめきがなんとかおさまり自己紹介も終わり始業式も終わってから教室に戻った後、鳳凰院の周りにはクラスメイトが押し寄せ質問攻めが行われていた。


「鳳凰院さんって理事長の娘なの?」

「そうだよ。だからと言って皆、特別扱いはしないでね。」

「「「「はーい」」」」

「鳳凰院さんの好きな食べ物教えて下さい。」「鳳凰院さんの趣味教えてー!」「鳳凰院さん休日は何してますか?」「鳳凰院さんは彼氏いますか?」「鳳凰院さん何カップ?」「鳳凰院さん今日の下着の色教えて下さーい!」


おいおい!質問がどんどん過激になってるぞ!流石に下着の色はダメだろ…

そんな事を思っていたら前の席の佐伯が話しかけてくる。


「彪牙は鳳凰院さんに質問しに行かなくて良いのか?」

「別に興味ないからなぁ〜。それにあの中に入っていくのは嫌だわ。」

「はは、確かにな。」

佐伯が鳳凰院の方を見ながら引いてる。

「そう言う佐伯は聞きに行かないのか?」

「?…俺は別に良いや。」

「何で?」

「最愛の妹がいるから!!!」


忘れてた…こいつ重度のシスコンだったわ!!


数十分後


終わりのホームルームの為に先生が来た事によってやっと質問攻めにから解放された鳳凰院の顔には少し疲れは見えたものの終始笑顔だった。

ホームルームが終わり喫茶店に向かう前に美冬に声を掛けようと思ったらなにやら美冬が鳳凰院と話してるみたい。話が終わり鳳凰院を連れて教室を出る前に


「ごめん!彪牙先に行ってて直ぐに合流するから!」


っと言い残し出て行ってしまった。だってよ〜!みたいな顔でこっち見るなよ佐伯!まぁ〜美冬は約束破った事ないから大丈夫だよな。ゆっくり歩いて喫茶店に行くか。




お読み頂き、ありがとうございます。

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