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美冬side⑦&サラside③



ここは何処?辺りを見渡すが全く知らない部屋だった。だけど見知った顔が見れて安心した。


「美冬大丈夫!!?」

「姉さん。ありがとう助けてくれて…あのままじゃ殺されていただろうから…彪牙は!!?」


姉さんが彪牙の所在を教えてくれる。


「あまりにも酷い怪我だったから聖域の泉に【ー転移ー】しておいたから1日もあれば完全に治るはずだから大丈夫よ。」


「良かった…本当によかっ…た…」

「美冬!!?」


私は彪牙が無事だと分かった途端、意識を失った。


                   美冬side⑦終



数分前


部屋でタバコ吸いながら彪牙くんの事を考えていた。


「アーティファクトで神力の循環は出来るようにしたけどそれではまだ不十分…かと言って契約魔法は使えないだろうし…それにまだ半神として覚醒してないし…あーもー!どうしたら良いのよ!」


そんな時突然学園の方から魔力を感じた。


「何…今の魔力は!!?」


とてつもない魔力を感じた。私の知る限りこれほどの魔力を持っているのは1人しか思いつかなかった。まさか彼女が動き出したというの!!?私は必要な物だけ手に取り学園の屋上に【ー転移ー】した。屋上に【ー転移ー】した時学園は異様な雰囲気が漂っていた。これは冥界に似ている…誰かが学園に小細工をしたに違いない。すると校庭に四肢を砕かれた悪魔が倒れてるのを見つけ横に降りる。


「ここで何があったの?」

「!!?…その目…十六夜さんに似ている?それに大天使で水色のロングストレート…まさかサラシエル!!?」

「私の真名を知っているという事は麗菜の従者ね!知ってる事を全て話しなさい!話さないならk」

「話します!」


間髪入れずに返事をしここで起こった事を全て喋った。それを聞いて激昂した。


「クソアクマ!!!彪牙くんになんてことしてくれてるのよ!!!」

「!!!!!?」


怒りのままに光の矢を悪魔に撃ってしまう。矢は運良く数cmズレた。危うく消してしまうところだった。消してしまうと後で面倒な事になってしまう所だった…彼女は仲間思い…もし従者を消されるような事があれば消した私を殺しに来るに違いない。そんな事よりも急がないとそう思った時、凄い衝撃音が理事長室から聞こえた!すぐに飛翔し窓の外から確認するとそこには、床に倒れている彪牙くんと瀕死の美冬がいた、そして近くに麗菜が炎の手を顕現しトドメを刺そうとしていた。


「マズイ!【ー転移ー】!!!」


私は自分と美冬と彪牙くんを天界に【ー転移ー】した。


                   サラside③終




【ー転移ー】 自分が行ったことのある所に自由に移動する事が出来る。一緒に移動する事が出来る人数の限界は一度に自分を入れて3人まで。


真名とは…神が認めた天使の名前の後ろにもう1つの名前を付けた名。例…サラ→サラシエル。


お読み頂き、ありがとうございます。

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