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2 話



話をしていたら学校に着いたのでオレたちは今日から2年生なる為掲示板に張り出されているクラス用紙を見に行く。


「今年も同じクラスかな。」

「どうだろうな。もしかしたら違うかもな〜。」


ちなみに美冬とは1年の頃同じクラスである。というか…幼・小・中でほとんど同じクラスになっている。同じクラスじゃなかったのは小学校の2回だけのはずだ。

1組から順に見ていく、1組2組には名前はなく3組に美冬の名前とオレの名前があった。


「おっ!美冬名前があったぞ!3組で同じクラスだな。今年もよろしくな。」

「うん。こちらこそよろしく!(やった!今年も彪牙と同じクラスーーー!!!)クラスも分かったことだし早く教室に行こう。」


そう言って他のクラスメイトに挨拶をしてそのまま談笑しながら先に教室に向かう美冬。

オレも向かおうとした時声を掛けられて振り向く。


「よっ!今年も同じクラスだな彪牙!」

「うん?佐伯か。そういえばオレの名前の上に書いてあったな、今年もよろしく。」

「おう!よろしくな!」


声掛けてきたのは高校に入って出来た友達の佐伯。見た目はどこにでもいそうな陽キャ。本編にはそこまで関わらないから詳細は語らないでおく。


「そういえば見たか!さっきめっちゃ可愛い子が先生に案内されながら校舎に入っていくの!」

「そうなのか?美冬と掲示板見てたから気付かなかったが。」

「十六夜さんと同じくらい可愛かったから見ればすぐ分かるぜ!もしかしたら同じ学年で同じクラスかもしれないぜ!」


っと興奮気味に願望を言っているがさてさてどうなるかな。そんな事を考えながら佐伯と新しい教室に向かう。


「学年が上がったから今日からオレ達も2階の教室になるんだな。」


オレ達の学校は4階建てで学年が上がると上の階の教室になる。


「オレは購買が近い1階が良かったけどな。佐伯は良いよな〜毎日弁当持参だろ。」

「良いだろ〜!おふくろが毎日作ってくれるんだよ。マジでありがたいぜ!」


羨ましい〜!うちは作ってくれる人がいないからな〜…一応簡単な料理は出来るから作ろうと思えば作れるが毎日弁当を作るのがめんどくさいんだよな〜。

そんなたわいもない話をしてたら新しい教室に着いた。

おはようと挨拶して佐伯と一緒に教室に入る。黒板に席順の紙が張り出されていたので確認して自分の席に座る。あたりを見回してみると美冬が新しいクラスメイトに囲まれていた。目を引く容姿に人当たりの良い性格が人を惹きつけるんだな〜。オレの前では腹黒で毒吐きまくりなんだけど…


しばらくして担任の先生が入ってきてホームルームが始まる。もう終わりかな〜っと思っていたら先生が扉に向かって入ってきても良いですよと言った。返事の後に入ってくる。

入ってきた瞬間、空気が変わり黄色い歓声が飛び交った。それは転校生の容姿が高校生離れしていたからだ。

絹のようなサラサラの赤髪ロングストレートに左側に長いサイドテール、宝石かと思えるほどに見惚れてしまうほどに綺麗な金色の目に胸はそれほど大きくはないが(推定C)全体のバランスがとても良い理想的なプロモーション。誰が見ても美少女というだろう。美冬が幼馴染でなかったら一目惚れしてたに違いない。

先生から自己紹介をと促され挨拶する。


「初めまして今日からこの学園に転入することになりました。鳳凰院ほうおういん 揚羽あげはと言います。よろしくお願いします!」


!!!!!??鳳凰院!!!??ほうおういんんんんんんんん!!!!!!???

名前を言った瞬間クラスはどよめいた!

それもそのはずこの学校の理事長の名前なのだから。つまり鳳凰院 揚羽は娘なのだと。





会話シーンで「」の中の()はそのキャラの心の声



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