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第6話 学校と勉強会

今回の話は長いです。評価も増えてて驚いています。感想や誤字脱字も受け付けています。

それでは続きをどうぞ!

次の朝になり俺はアラーム音で目が覚める。


「ふぁ~……今日、学校か。」


洗面台で顔を洗いリビングに向かう。


「おはようジェームズ。……ご飯出来てるから食べちゃいなさい。」


「おはよう母さん。……うん。……いただきます。」


俺は朝食を食べ終え歯を磨き俺は自室に戻り女子制服に着替える。


(うちの制服て女子から可愛い制服て言われてたな高校に入る前。男子の制服もカッコいいけど……やっぱ慣れねー私服も着てるけどスカートには慣れないし……やっぱり慣れないといけないよな。)


俺は鏡を見ながら心の中で愚痴る。俺は学校に行く準備をして玄関に向かう。


「行ってきます。」


「いってらっしゃい。……気付けて行くのよ。」


「うん。」


俺は玄関を出ると彰人が家の前で待っていた。


「おはよう彰人。」


「おはようジェームズ。」


(ジェームズの制服姿、可愛すぎだろ。ロングヘアーの金髪と制服が似合ってる正直に言って可愛いい。て俺は何を考えてるんだ)


「なぁ?……俺の制服似合ってるか?」


「……似合ってるぞ。」


「俺でも似合ってるてわかるんだけどよ。……後、スカートがスウスウするんだよな。」


「まぁ……男の制服の下は長いからな。」


「やっぱ……慣れねわ。」


「慣れるまで時間はかからないと思うぞ。人間適応能力が高いからな。」


「慣れるまでの辛抱か。」


俺達はたわいのない話をしながら学校に着く。


「なぁ……あんな美人の外国人うちの学校に居たか?」


「……綺麗だな。」


「ねぇ……あの子見て凄く美人さんだよね!」


「本当に綺麗!」


「なぁ……彰人。なんか皆んな俺の事見てるような気がするんだけど。」


「ジェームズが綺麗で美人だからだろうな。」


「……綺麗っ!……美人っ!……何言ってんだよ。」


(何だよ……彰人から綺麗、美人て言われただけなのに顔が赤くなるんだ?……それに何だ?このドキドキは!?)


「俺はジェームズの事、綺麗だし可愛いと思うぞ。」


「……っ!」

(彰人……自然と綺麗とか可愛いいてよく出てくるよな。……俺の心臓が色々とヤバいわ。)


俺達は靴を履き替え教室に行こうとした時。佐藤先生から声を掛けられる。


「あっ!彰人君の隣に居る子はジェームズ君?……担任の先生が職員室に来るように言ってたわよ。」


「わかりました。」


俺は彰人と別れ職員室に行く。コンコンとノックをして職員室に入る。


「高橋先生。……おはようございます。」


「……おう。おはよう。……ジェームズのお母さんから事情は聞いた。……本当に女の子になっちまったんだな。」


「俺も最初は驚きました。……洗面台で顔を洗おうとした時に女の子の身体になっていて最初夢かなて思いましたもん。」


「俺だって最初聞いた時。そんな病気あるのかと思ったよ。……病名聞いた後調べたぞ。まだ治療法見つかってないそうじゃないか。」


「えぇ……先生からも言われました……もしかしたらこのままじゃないかって。」


「……ジェームズ。」


「でも俺はTS症候群と向き合っていこうと思います。それにいつまでも同じ所に居たって意味がないと思っています。」


「……そうか。もうそろそろ時間だ。一先ず教室に行こうか。」


「はい。」


先生と一緒に職員室を出て教室に一緒に入る。


「お前ら席に着け。……重大な話がある。」


「なぁ……金髪の女の子転校生かな?」


「……可愛いいな。俺のタイプだわ。」


「ねぇ……あの子可愛くない?」


「外国人だよね。」


と色々な言葉が飛び交う。先生が静かにしろと言う一瞬のざわつきが一斉に静かになる。


「えーと俺の隣に居る子はジェームズ・ローゼンタールだ金曜日にジェームズがTS症候群に掛かってしまった。」


「はぁっ!……ジェームズなのか!?」


「えっ!……ジェームズ君なの!?」


「あんなに可愛いい子が……。」


「お前ら静かにしろまだ続きがある。でこれからジェームズは女の名前になるこれからはイリスティーナ・ローゼンタールの名前になったのでイリスティーナの名前で呼んでやってくれ。」


「……イリスティーナ・ローゼンタールです。ジェームズから名前が変わってイリスティーナになりました。……TS症候群になってしまって最初は戸惑いましたが色々教えてくれると有難いです。」


先生が俺を席に着けと言い俺は自分の席に座る。それから簡単なホームルームが始まるのだった。それからホームルームが終わり俺は彰人と話をしていた。


「うっ……皆んなの視線が痛い。……やっぱ皆んな戸惑うよな。」


「そりゃ……そうだろ。今まで男だったのが休み明けジェームズが女の子になってるんだからな皆驚くわ。」


「そうだよな。」


俺は周りを見渡す。


「TS症候群て知ってるか?」


「知らない。」


「ジェームズ君が女の子に。」


「男の時はカッコ良かったけど女の子のジェームズ君は美人で可愛いよね。」


「ロングヘアー似合うよね。」


色々な言葉が飛び交う教室。男子、女子から凄い視線が俺に向いている。


「ハァ……今日一日中この視線に晒されるのか。」


「まぁ……頑張れ。」


それから予鈴が鳴り現代社会の先生が教室に入って来る。


「はい。……授業始めますよ。」


現代社会の授業が始まるのだった。


(皆から嫌われなくてはいない様だな。……嫌われなくてよかった。)


俺は少しだけ一安心するのだった。それから時間が経ち俺はトイレに行きたくなり俺は女子トイレの個室に入る。最初の時はスカートを下してしまってトイレットペーパーが切れなく身動きがとれなかったが俺は学習して今はミスする事はなくトイレを済ませる事ができるようになった.俺はトイレを済ませ手を洗いハンカチで手を拭く。それから俺は教室に戻るのだった。


「ハァ……トイレ行く時、視線が凄かった。」


「今は皆んな気になるんだろ。」


「そうだな。いちいち気にしてたらダメだもんな。」


「そのいきだ。」


俺達はたわいのない話をしながら次の授業に臨むのだった。それから時間が過ぎて昼休憩になる。彰人が俺の席に椅子を持ってきて昼飯を食べる。


「ハァ……全く授業に集中出来なかった。」


「まぁ気になることは事はしょうがないと思うぜ……後、一週間後、中間テストだぞ。」


「あぁ……中間テストか彰人は勉強してるか?


「勉強してるけど多分いい成績出せるかわかんねー……ジェームズはいいよな頭良くて。」


「良かったら勉強教えるか?」


「えっ!良いのか?」


「彰人が補修されるのも嫌だからな。」


「おお!ありがとうジェームズ。じゃ今日の帰り勉強会しょうぜ。」


「おう。」


俺達は弁当を食べ終え次の授業の準備をし予鈴が鳴るまで彰人と喋るのだった。それから時間が経ちホームルームが始まる。


「お前ら一週間後、中間テストがあるから勉強するんだぞ。」


ホールルームが終わり俺は帰る準備をして彰人に声をかける。


「彰人。一緒に帰ろうぜ。」


「おう。」


俺達は教室を後にし靴を履き替える。


「ねぇ……あの子、TS症候群で女の子なったんだって。」


「ジェームズ君でしょうカッコよくて女子から結構な頻度で告白された男子でしょう。」


「なぁ……聞いたかTS症候群で女の子になった。男子が居るらしいぜ。」


「美人で可愛いらしいぞ。」


「うっ……やっぱ皆の視線気になる。それに噂結構広まってるんだな。」


「まぁ……初めてTS症候群になった人が目の前に居るからな。」


「ハァ……ある意味で疲れた。」


「だな。」


校門を出て俺達は帰路を歩きながら俺は疑問を言う。


「どこで勉強する?」


「俺ん家で勉強しょうぜ。」


「おう。」


それから彰人の部屋で勉強する事になった。


「何か飲むか?」


「飲む。」


俺は台所の冷蔵庫からお茶のペットボトルを取り出しコップのに入れ俺の自室に行く。


「はいお茶。」


「ありがとうな。」


俺達はテスト勉強を始める。


「うーん……これなんて答えんだ。」


「……どれどれ?……ここかぁ……この問題難しいよな。」


(てっ!近い近い!……それにジェームズからいい匂いがするんだが!男の時はいい匂いしなかったぞ。……それに間近で見ると男の時と違うんだな……唇とか柔らかそうだな。て何を考えてるんだ今はテスト勉強に集中するんだ。)


「此処を……こうすれば簡単に解けるぞ。て話聞いてたか?」


「えっ……あぁ聞いてたぞ。」


「絶対聞いてなかっただろ。もう一回説明するぞ。」


「お願いします。」


俺はジェームズの解説を聞きながらわからない問題を解くのだった。


「なぁ……ここの問題どう解くんだ?」


「現代社会化か……どれどれ?……気候か此処は亜寒帯気候だな。」


「ありがとうな。」


「良いって事よ。」


それから少し時間が経ち俺達は休憩を取る。


「だけどさこうして勉強するのも久しぶりだな。」


「高校受験の時以来だな。」


「一緒に受験する前何回も勉強してさ苦手科目勉強したな。」


「懐かしいな。俺は数学、英語、社会が苦手でジェームズは理科以外は得意だもんな。


「そうだな。彰人なんか英語赤点ギリギリでやばいから俺に教えてて頼んで俺が何回も教えて赤点回避してたよな。


「懐かしいな。ジェームズだって理科が苦手で何回もテスト勉強ぢて教えてたな。」


「それで俺は赤点を回避してたよな。」


「そうだったな。てかそろそろ休憩終わらせて勉強しょうぜ。」


「ハァ……テストなんか来なければいいのに。」


「何言ってんだよジェームズ。」


俺達はテスト勉強を再開して俺達は帰るまで勉強をした。


「そろそろ俺帰るわ。」


「おうまたな。」


「彰人。次は赤点取るなよ。」


「ジェームズもな。」


俺は彰人の部屋を出る彰人も部屋から出て行き俺を見送り俺は帰るのだった。


「ただいま。」


「お帰り。学校どうだった?」


「皆んなから驚かれた。だけど皆いい奴だった。」


「だから言ったでしょう。心配することはないって・」


「俺が考えすぎてた。」


「そうね。」


「後さ彰人とテスト勉強をしてさ勉強終わらせたから。」


「そうなのね。勉強会するの高校受験した時以来じゃない?」


「そうだね。」


俺は今日の勉強会の事を話俺は自室に戻り制服から私服に着替える。


(ハァ……疲れたな。男子と女子からの視線が凄かったな。)


俺は一冊の漫画を取り読み始める。赤城先生の書いた「君に好きと伝えたくて」野一巻を読む。


「やっぱりヒロインとの馴れ初め会いいよな。」


主人公とヒロインは幼馴染で主人公が小さい頃からヒロインを好きでだけど従者だから告白が出来ないからと割り切っている主人公が色々なヒロインと出会って幼馴染のヒロインに告白するまでの話が面白い。それから何巻か読んだ後、晩ご飯が出来たわよと言われ俺は読むのをやめリビングに向かう。


「今日はお父さん遅いんだね。」


「お父さん忙しいみたい。」


「そうなんだ。」


俺はいただきますを言いご飯を食べる。


「ジェームズ。高校卒業したら何か就職したい職業ある?」


「まだないかな。」


「そろそろ就職する業種決めなさいよ。」


「うん。」


俺はご飯を食べ終え風呂に入り自室でさっき詠んでいた続きを読み俺はベットに横になる。


「今日、彰人に可愛いとか綺麗とか言われた時。ドキドキした物は何だったんだろう?まぁ……いずれ分かるだろう。)


俺は部屋の電気を消して眠りに入るのだった。







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