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第1話 プロローグ

ジリリと形態のアラームが鳴る。俺はアラーム音で目が覚め俺は洗面台に向かい顔を洗いリビングに向かう。


「おはよう母さん、父さん。」


「おう。おはよう。」


「おはようジェームズ。ご飯出来たから食べちゃいなさい。」


「うん。」


俺は椅子に座りテレビを観ながら朝食を食べ始める。


「次のニュースです。桜が見頃を迎えています。……」


「日本の桜、綺麗よね。」


「だな。……初めて日本に来た時は綺麗すぎて写真何枚も撮ってたな俺。」


「えぇ……そうね。後、屋台で色々食べたりしながら桜見てたけ。」


「三人で見た桜も良いけど彰人の家族と一緒に桜見た時は楽しかったよね。」


「今度、彰人の家族誘って桜見に行くのも良いな。」


「その方が良いわ。」


「ご馳走さまでした。」


俺は洗面台に行き歯を磨き制服に着替え荷物をまとめ玄関に向かう。


「行ってきます。」


「いってらっしゃい。」


「気を付けていくんだぞ。」


「うん。」


俺は玄関を出た時。俺の親友で幼馴染の彰人が待っていた。


「おはよう彰人。」


「おはようジェームズ。早く学校行こうぜ。」


「おう。」


俺達は歩きながら学校に向かう。


「なぁ……彰人。桜見に行かないか?丁度親が彰人誘って花見したいって言ってたから。」


「良いぜ。丁度俺の親もジェームズの家族と花見したいって言ってたな。」


「花見楽しみだな。」


「あぁ。」


俺達は花見の話をしながら学校に着く。


「あれ……なんだこれ?」


俺が靴を履き替えようとした時靴箱の中に手紙が入っていた。俺は手紙の中身を確認する。




ジェームズ・ローゼンタール君へ


放課後、屋上に来て下さい。



差出人の名前が書かれてなく放課後に屋上に来てくれと言う内容が書かれていた手紙が靴箱に入っていた。


「なぁ……それってラブレターか?」


「差出人の名前書いてないんだよな。」


「でなんて書いてあるんだ?」


「放課後、屋上に来て下さいて。」


「ジェームズ。モテモテだな。俺なんか全然彼女出来ないんだぜ。」


「恨めしそうにこっちを見るんじゃない。」


「冗談だ。」


「冗談に見えなかったんだが。」


「早く行かないと遅刻すんぞ。」


「おう……今行く。」


俺達は自分達の教室に向かい自分の席に座り荷物を机の中に入れる。彰人が俺の席に来る。


「さっきのラブレター……だれが書いたんだろうな?」


「わからん。放課後にならないとわからんと思うが?」


「それもそうだな。」


俺達はたわいのない話をしながら待っていると担任が教室に入ってくる。


「お前ら……ホームルーム始めるぞ。」


それから簡単なホームルームが終わり俺達は話をしていた。


「なぁこの漫画面白くなかったか?」


「面白かった。ヒロインの過去が悲惨すぎて泣けた。」


「だな。主人公がヒロインの過去と向き合って最後は結ばれるなんていい最終回だった。」


「だな。彰人のセンス良いよ。知らないアニメとか漫画とか教えてくれてありがとうな。」


「おう。でさこの漫画、アニメ化するんだぜ。」


「凄いやん!この漫画絶対アニメ化するって思ってた。」


「俺、アニメ化決定した時、凄く嬉しかった。なんせ俺、作者のファンなんだよ。」


「俺も他の作品も見たけどどれも面白いよな。」


「じゃさどのシーンが好き?」


「うーん……魔王との最終決戦がマジで熱くて凄くいいシーンだった。」


「だよな。結構作者凄く考えた構成してるよな。」


「だな。」


俺達は漫画の話で盛り上がっていると予鈴が鳴り俺達は席に戻る。


「お前ら……席に着け。数学始めるぞ。」


数学の授業が始まるのだった。それから時間が過ぎ放課後となった。俺は屋上に行くすると女の子が屋上で待っていた。


「あの……呼び出しのラブレター読んでくれたんですね。」


「うん。」


「……私……ジェームズ君の事が好きです……私と付き合ってくれませんか?」


「えーと……ごめん。君とは付き合えない。」


「何でですか。」


「君とは話したこともないし俺にとっては初めて会うんだ……君が俺の事を好きだって事はわかった。……その気持ちに答えられなくてごめん。」


「いいえ。私が一方的に片思いしてただけなので。……先輩に告白出来ただけで嬉しいです。」


と言って女の子は屋上を出て行った。


「……彼女に悲しい思いをさせてしまったな。」


俺は屋上を後にするのだった。それから教室に戻り荷物をまとめ彰人に声をかける。


「彰人帰ろうぜ。」


「おう。」


俺達は教室を後にし靴を履き替え帰路を歩く。


(あれ?なんか頭痛い……風でも引いたのかな。)


「告白どうだったんだ?」


「断った。」


「あぁ……ジェームズは結構な頻度で告白されるよな。」


「断るこっちの身にもなってくれよ。」


「おい……それって告白されない俺の嫌味か。」


「何でそうなるんだよ。」


「羨ましい。」


「痛ぇ……。」


「どうしたんだ?」


「何か頭痛いんだよ。風でも引いたのかな?」


「今日は安静にしてろ後、薬飲めよ。」


「うん。」


そして俺の家に着く。


「またな。」


「おう。」


俺は彰人に手を振り自宅に入る。


「ただいま。」


「お帰り。」


俺は手を洗い部屋に入って頭痛薬を飲む。


「痛ぇ……どんどん痛みが酷いそれに熱も上がってきたぞ。」


俺はベットに横になり眠るのだった。


「ジェームズご飯出来たわよ。」


「うーん……」


俺はベットから起きリビングに向かう。


「ごめん。今、体調悪くてあまりご飯食べれない。」


「食べれないんだったら残しても良いから。」


「うん。」


俺は食欲がなくご飯を残してしまう。


「ご馳走さま。」


「大丈夫?明日医者行く?」


「大丈夫。明日には治ってるから。」


そして俺微熱薬を飲んでベットに寝るのだった。そして朝になり形態のアラームで起きる。


「あれ?こんなに髪長かったけ?俺の声こんなに高かったか?それに胸が重い。」


俺は寝ぼけ目になりながら洗面台で顔を洗おうとした時俺は驚いた。


「は!?……誰だよ!?」


鏡には長髪で金髪、碧眼の女の子が鏡に映っていた。俺は驚きのあまり固まる。


「な……なんじゃこりゃー!?」


俺は驚きのあまり大声を出してしまう。


「……大丈夫?……貴方……誰?」


「母さん。俺だよジェームズ・ローゼンタールだよ!」


「へぇ!?……じゃジェームズにしかわからない事は?私の誕生日とお父さんの誕生日は?」


「母さんの誕生日は一月十二日、父さんは十二月十九日。」


「……正解。……本当にジェームズなの?」


「そうだよ。何か朝起きたら女の子になってた。」


「一先ずご飯食べてから病院行くわよ。今日は、学校休みて連絡入れるから。」


「うん。」


それから親に質問攻めに遭うのだった。

ここまで読んでくださりありがとうございます。評価や感想お願いします!

私はTS物が好きで書いている作品です。どうか暖かい目で見ていただけると嬉しいです

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[一言] 主人公は外国人? ハーフ?どちらなのか気になります
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