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第八話

 皆様ごきげんよう。


 はい。


 私は今オーレリア様の育てる花畑に来ているのですがおかしな事が起こっております。


 はい。


 花畑が発光しております。


 キラキラと眩いばかりに。


 そんな花畑にいるオーレリア様は誰かと何かを話しているようです。


 最初は花畑に転げたりして大丈夫かと心配しましたが、今では起き上がり何かと楽しげに話をしています。


 はい。


 恐らく、オーレリア様にはやはり何かが見えているのではないでしょうか。


 え、何それ。


 怖い。


 やはり、このゲームは主人公を間違えています。マリア様はもう機能していませんし、どちらかというと、『帝国の皇女記』などとしてもいいのではとさえ思えます。


 ゲーム会社は裏設定に凝りすぎです。


 裏が表をすでに乗っ取っています。


 発光していた花畑はしばらくすると普通に戻りましたが、そう思えるだけで、違うのでしょうね。



 そんな日から数日後、はい。


 えぇー。


 何でですか。


 ゲームを全部クリアした後に出てくるレアな隠れキャラである聖者アンサム様が王城を歩いています。


 ええー?


 なんで?意味が分かりません。


 確か、聖者アンサム様は妖精が見える設定、、、、オーレリア様!貴方妖精が見えているんですね!!


 スッキリしましたよ!


 そういう事なのですね!!


 って、、、やはりヒロインはオーレリア様でしょう。


 なんですかその素敵設定。


 私も妖精見たい。


 はぁ。チート設定がうらやましいです。


 では皆様、ごきげんよう。


 

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