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堕ちたバラキエル

丸二ヶ月経過しました!

毎日更新を頑張れるのも、読みに来てくれている皆様のお陰です!

ありがとうございます!

 王城にて寝ていたマルスは、突如目を覚ます。


「い、今の感じは!?」

 マルスは、とてつもない不快感を感じて目を覚ましたのだ。


「「マルス!?」」

 マルスの隣で寝ていた、ヘラとゼウスも目を覚ます。


「……殺気。」

「ああ。かなりの殺気だったぞ。」

「……下からかしら?」

 強烈な殺気を感じ取った三人は、直ぐに戦闘出来る用意を整える。


「イリスが心配だ。」

 この溢れ出ている殺気が、誰に向けられたものなのか分からないことから、マルスは別室に居るイリスの身が心配だった。


「分かった。マルスはイリスちゃんの所へ。俺とヘラは、国王の下へ向かう。」

「この殺気は、只者じゃ無いわ。気を付けて。」

 ゼウスは、王城で命を狙われる可能性が一番高い国王の下へ向かうことを決める。


 また、ヘラは殺気の強さから、相手はかなりの強者であると判断出来ることから、マルスの身を心配する。


 部屋を飛び出し、マルスは直ぐにイリスの下へ向かうのだった。


 マルスは、イリスの部屋に辿り着くなり、勢い良く扉を開け放つ。


 部屋の中は、荒れた様子は無く、部屋のベッドの上では、イリスがリズムよく胸を上下させていた。


「無事で良かった。……よく、あれだけの殺気があったのに、寝てられるな。」

 マルスは、イリスの幸せそうな寝顔を見て、頬を緩める。


 イリスの、絹の様に滑らかな頬を、指で押仕込むマルス。


(気持ちいい。)


 マルスは、イリスが頬を突いても起きない為、イリスに顔を近付けて、顔を覗き込む。


 その瞬間、イリスの閉じていた瞼が開かれる。


「な、な、な!?」

 イリスの瞳は大きく見開かれ、イリスの頬は一気に赤く染まっていく。


「あっ!? 起きたねイリス。」

(なんでこんなに動揺してるんだろ?)

 マルスは、目を覚ましたイリスが動揺していることを疑問に感じていた。


「い、いきなり来るなんて!? まだ、心の準備がが!?」

(ま、まさか付き合って直ぐに、夜這いに来るなんて! ど、どうしよう!?)

 イリスは、マルスが夜這いに来たと勘違いしていたのだ。


(急に殺気があったから、驚いていたのか。)

 マルスは、イリスが襲撃によって動揺していたと思っていた。


「確かにいきなりでびっくりしたよな。でも、大丈夫だよ。」

 マルスは、イリスを落ち着かせようと優しい声を掛ける。


「だ、大丈夫って!? マルスは経験あるの?」

(もしかしてマルスって、私よりも前に誰かと付き合っていたのかしら? そう言えば、聞いたことなかったわ。)

 未だ、勘違いしているイリスは、マルスが経験豊富なのだと勘違いし、自分は初めてなので上手くやれるのか心配だった。


「いや、森の中でならあるけど、建物内では初めてだな。」

 マルスは、ゼウスとヘラの下に居た頃に、何度も森で寝泊まりする修行をしていた為、就寝時の襲撃も経験済みだ。


「う、嘘っ!?」

(外での経験があるの!? わ、私にはハードルが高過ぎるわ。)

 イリスの顔は、既に茹で蛸のように真っ赤っかとなっており、頭からは湯気が立っていた。


(だいぶ緊張しているな。これじゃあ、いざって時に身体が動けないぞ。)

 マルスは、イリスが初めての襲撃で、極度の緊張状態にあると思っていた。


「イリス。」

 マルスは、イリスの両肩に手を乗せ、イリスを落ち着かせようとする。


「マルス。」

 イリスは、目を閉じてマルスを受け入れる。


(あれ?)

 ここに来て、マルスはイリスとの会話が微妙に噛み合っていなかったことに気が付いた。


「……ねぇイリス。」

「……なぁにマルス?」

 イリスは、まさかのお預けに、若干頬を膨らませて不機嫌になってしまう。


「少し前に、強烈な殺気が城の下の方から溢れていたんだ。そいつの狙いが、イリスかも知れないと思ってここに来たんだけど。」

「え!?」

 マルスからの言葉に、イリスも自分が勘違いしていたことに気が付き、別の意味で顔を再び真っ赤に染めることとなる。


「国王様には、ヘラさんとゼウスさんが先に行っているから、俺達も国王様の所へ急ごう。」

「わ、分かったわ。」

 マルスは、先に扉の方へ向かうのだが、イリスは何故か付いて来ない。


「イリス?」

 マルスは、付いて来ないイリスを不審に思う。


「ちょっと、そっち向いててもらえる? 着替えないと。」

 そう、イリスは薄い寝間着姿だったのだ。


「そ、そうだよね! ごめん!」

 イリスにそう言われたマルスは、直ぐに扉の方を向く。


 静まり返った部屋には、イリスが服を脱ぐ音しかしない。


 そのことを意識してしまったマルスの心臓の鼓動は、早くなる。


「準備出来たわ。」

「お、おう。」

 装備を整えたイリスと共に、マルスが部屋から出ようとすると、扉の向こうから殺気を感じ取るマルス。


 その瞬間、二人の前の扉が粉々に砕け散り、扉を砕いた()()()が、二人へと迫る。


「イリス!」

「え!?」

 マルスが咄嗟にイリスを突き飛ばし、黒い雷を回避する。


「やっと見つけたぞ。」

 そこに居たのは、悪魔化したバラキエルの姿だった。

現在、頑張ってイラスト作成しておりますが、テクが足りません(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)


納得の出来るイラストが出来たら、公開したいと思いますが、今のところ公開は未定です(; ̄ェ ̄)


2時13分 とりあえず描けたので、登場人物の回に貼り付けました(;´Д`A

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