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ミスリルゴーレムを撃破せよ!

遅くなりました(;´Д`A

本日も、本作にお越しいただきありがとうございます(>人<;)

 ヘパイストスに武器を作ってもらう為、マルス達は、カニングトン鉱山を訪れた。


 そして、マルス達の前に突如現れた、全身ミスリル鉱石で形成されたゴーレムが現れたのだ。


「先ずは敵の数を減らすぞ!」

 マルス達がゴーレム目掛けて攻撃を繰り出そうとすると、ゴーレムらが一斉に攻撃を放つ。


「気をつけろ! 岩石投げだ!」

 ゴーレムらが放った攻撃。

 それは、巨大な岩を投げつけるという、ゴーレムの得意技、岩石投げだ。


「そのまんまな技名だな!?」

 ふざけた技名だが、これだけ多くの数の巨大な岩だ。


 ぶつかったら、ダメージはかなりのものになるだろう。


「任せろ! 【結界魔法:聖域結界(サンクチュアリ)】!」

 マルスの展開した、聖域結界に岩がぶつかる。


「マルス私に力を貸して!」

「了解。【支援魔法:大天使の頭脳(ウリエル)】!」

 イリスの呼び掛けに応じて、マルスはイリスの魔力を強化する。


「お返しよ! 【風魔法:台風(ティフォナス)】!」

 イリスが発生させた台風により、マルスの聖域結界に阻まれた岩が浮かび上がる。


 それは徐々に地面から離れ、マルス達の周囲で高速に回転を始める。


「いっけーー!」

 イリスの台風により、高速回転していた岩は、ゴーレム達に次々と命中し、ゴーレム達を吹き飛ばす。


 吹き飛ばされ、倒れているゴーレムに向かってマルス達は攻撃を繰り出す。


 キィン!


「硬てぇーー!」

「痛い!?」

 クレイとフレイヤの剣が弾かれ、ミネルヴァの打ち出した拳は、ゴーレムの高い防御力を前に、自分の手を痛めてしまう。


 マルスの攻撃で、少しゴーレムの身体に傷を付けられる程度だった。


 唯一、ゴーレムに有効打を与えているのはイリスの黒魔法だ。


 ゴーレムの防御力は非常に高いのだが、魔法に対する耐久力は高く無い。


 その為、ゴーレムと戦うには黒魔道士が必須というのが世の中の常識となっている。


 だが、マルス達には自分達の攻撃力を更に高める手段があるので、その限りでは無い。


 また、ゴーレムの身体の中には、ゴーレムの身体を動かすコアとなる部分が存在する。


 ゴーレムの身体にダメージを与え続け、コアが耐えきれなくなると、ゴーレムは活動を停止し、自身を構成していた物質へと還るのだ。


「強化するぞ! 【支援魔法:超越した身体(フィジカルバースト)】!」

 ゴーレム達の高い防御力を突破する為に、マルスはイリスの大天使の頭脳を解除し、全員に上級支援魔法を発動した。


 強化されたクレイ達は、近場のゴーレムへと攻撃を仕掛ける。


「行くぜ。【騎士技:騎士十字斬(ナイトクロス)】!」

 クレイの十字斬りにより、ゴーレムの身体に十字のマークが刻み込まれる。


「やーー! 【剣技:豪烈斬(ごうれつざん)】!」

 フレイヤの豪烈斬で、ゴーレムを縦に一刀両断。


「粉々にしちゃうかんね! 【拳技:爆砕拳(バーンナックル)】!」

 ミネルヴァの拳がゴーレムへと衝突すると共に爆発を起こし、ゴーレムを粉砕する。


「貫きなさい! 【氷魔法:氷山(パゴヴノ)】!」

 先端の尖った、巨大な氷がゴーレムの身体を貫く。


「はっ!」

 マルスは、ゴーレムの腕を掻い潜り、お返しとばかりに剣を振り、ゴーレムの腕を切り落とす。


 ゴーレムの残った腕がマルス目掛けて放たれ、それをジャンプして避けたマルスは、空中で回転しながらゴーレムに回転斬りを加えて、ゴーレムを倒す。


「よし! 強化状態なら問題無く攻撃は通るみたいだな。」


 仲間が次々と倒されたミスリルゴーレムは、巨大な拳をマルス目掛けて振り下ろす。


 その拳は、バチバチと放電しながらマルスへと迫る。


 ミスリルゴーレムの雷拳(サンダーフィスト)だ。


 身体がミスリル鉱石で出来ている為、雷の威力もかなりのものとなっている。


 別のゴーレムと対峙していたマルスだが、背後からの攻撃に気が付く。


「!? 【転移魔法:瞬間移動(ゲート)】!」

 マルスが先程まで居た場所に、巨大なクレーターが出来上がる。


「なんつーー、攻撃力だよ!?」

 (転移魔法で逃げずにガードしていたら危なかった。)


 ミスリルゴーレム以外のゴーレムを討伐し終えたマルス達は、最後に残ったミスリルゴーレムと対峙する。


「コイツの攻撃に注意しろ!」

「喰らう前に倒せばいいんだろ? 【騎士技:火剣(フォティアブレード)】!」

 イリスの黒魔法が有効だと気付いたクレイは、剣に火を纏わせて、ミスリルゴーレムへと駆け出す。


 ギィーーン!


「あれ?」

 強化状態のクレイの攻撃は、ミスリルゴーレムの防御力を突破せず、弾かれてしまう。


 クレイの攻撃を弾いたミスリルゴーレムは、クレイへと雷を纏わせた拳を繰り出す。


「やべぇ!? 【騎士技:守護盾(ガーディアンシールド)】!】

 クレイの咄嗟に発動した守護盾に、ミスリルゴーレムの雷拳が激突する。


「ぐぅ!?」

 強力な一打によって吹き飛ばされたクレイは、壁に衝突し、呻き声をあげた。


「大丈夫かクレイ! 【回復魔法:大回復(ハイヒール)】!」

 マルスは、ダメージを負ったクレイに駆け寄り回復魔法を施す。


 (強化したクレイの騎士技ですらダメージ無しかよ。普通のゴーレムとは比べ物にならないか。)


 ミスリルゴーレムは、腕を水平に広げると、身体を高速回転させ、一箇所に纏まっていたマルス達目掛けて、突き進む。


 ミスリルゴーレムの回転突撃(トルネードアタック)だ。


 強固な身体を持つミスリルゴーレムの回転突撃は、速度が上がるに連れて、その威力を高めて行く。


「止まって! 【火魔法:大爆発(エクスプロード )】!」


「止まれーー! 【拳技:真空拳(しんくうけん)】!」


「やーー! 【剣技:真空斬(スカイスラッシュ)!】」


 イリス、ミネルヴァ、フレイヤがそれぞれ飛び技を放つが、ミスリルゴーレムの回転突撃は止まらない。


「そんな!?」

 イリスは、ミスリルゴーレムもゴーレム同様、黒魔法ならダメージを与えられ、攻撃を止められると考えていたが、ミスリルゴーレムにはイリスの魔法が通じなかった。


 いや、厳密には多少のダメージは負ったのだが、ミスリルゴーレムの攻撃キャンセルには至らない程度であった。


「くそっ! 【結界魔法:大天使の守護(ラギュエル)!】」

 マルスの最上級結界と、ミスリルゴーレムの回転突撃がぶつかり合う。


 激しい衝撃が幾度と無くマルスの展開した、大天使の守護にぶつかり、徐々に結界に亀裂が生じる。


「イリス! デカイの一発かましてやれ! 【支援魔法:大天使の頭脳(ウリエル)】!」


 結界を展開したマルスは、素早く魔力回復薬を飲み干して、自身の消費したMPを回復していた為、再びイリスの魔力を強化する最上級支援魔法を発動したのだ。


「……今の私なら出来る筈。 【氷魔法:氷地獄(コキュートス )】!」

 イリスが発動したのは、全てを凍て付かせる氷。

 氷属性の最上級魔法である氷地獄(コキュートス )


 今迄、最上級魔法を発動することの出来なかったイリスだが、先程のゴーレム討伐のレベルアップにより、最上級を扱えるまでに成長していたのだ。


 最上級支援魔法を受け、強化状態で放たれた、氷属性の最上級魔法の威力は凄まじく、巨大なミスリルゴーレムの身体の表面が徐々に氷に覆われて行く。


 高速回転を続けていたミスリルゴーレムの動きが鈍り出し、遂には完全に動きが止まり、身体全体が凍り付いた。


「凄いなイリス!」

「ふぅーー、ありがとう。初めて最上級魔法が使えたわ。凄い疲れるのね。」

 イリスは、初めての最上級魔法の使用に疲れたようだ。


「倒せたのでしょうか?」

 フレイヤがミスリルゴーレムを見ながらそう呟くと、ミシミシと音が鳴り始め、ミスリルゴーレムを覆っていた氷が崩れ始める。


「もう一押しだ!」

 マルスの掛け声に、一斉にミスリルゴーレムへ向かう。


 クレイの騎士技、フレイヤの剣技がミスリルゴーレムの両足を斬り裂く。


 イリスの氷地獄(コキュートス )を受けたミスリルゴーレムの防御力は弱体化しており、クレイ達の攻撃が通るようになっていた。


 身体を覆っていた氷が砕けたミスリルゴーレムは、ミネルヴァの足技を片腕でガードするが、ミネルヴァの足技がガードした片腕を弾き飛ばす。


 ミスリルゴーレムは、最後の悪あがきとばかりに、拳に凄まじい雷を纏い、自身に迫るマルスへと拳を打ち出す。


 ミスリルゴーレムは、雷拳よりも上位の技、雷轟拳(らいごうけん)を発動したのだ。


「【支援魔法:全大天使(アークエンジェル)】! 行くぞ! 」

 マルスは自身に最上級支援魔法を施し、全能力を爆発的に上昇させると、ミスリルゴーレムへと駆け出す。


「【反撃の剣:天照大神(アマテラス)】!」

 ミスリルゴーレムの拳を擦り抜けたマルスは、ミスリルゴーレムの前進する力を利用し、自身の剣が最大限威力を発揮するタイミングで剣を振り抜く。


 マルスの攻撃力に加えて、ミスリルゴーレムの超重量が前進する力をも利用したマルスの天照大神(アマテラス)は、ミスリルゴーレムの身体を斜めに斬り裂いた。


 マルスの強力な一撃は、高い防御力を誇るミスリルゴーレムの身体の中にあるコアを破壊し、遂にミスリルゴーレムを倒したのだ。


「勝ったぁ。」

 マルス達は、ハイタッチを交わし、お互いの健闘を讃え合う。


「すっごーーい!? ミスリル鉱石がこんなに!」

 マルス達はミスリルゴーレムとの戦闘で、疲労困憊だったが、目の前に大量に散らばったミスリル鉱石を目にして、その疲れも吹っ飛ぶ。


 ミネルヴァは、大はしゃぎでミスリル鉱石を腰袋に入れて行くのだが、直ぐに袋は一杯になってしまう。


「あーー、勿体無いよ。袋に入りきらない。」

 ミネルヴァは、地団駄を踏んで残念がっていた。


 しかし、マルス達が残念がっていない様子にミネルヴァは首を傾げる。


「なぁ、ミネルヴァ。俺の空間魔法で全部入るから、袋に入れる必要ないぞ?」

 マルスの一言に、ミネルヴァは目を見開く。


 (ミネルヴァの奴、俺の空間魔法のこと忘れてたな。)


 こうして、マルス達は大量のミスリル鉱石を持ち帰ることに成功したのだった。

何とか今日も投稿出来ました(; ̄ェ ̄)

皆様のアクセスを励みに、頑張らせていただきます٩( 'ω' )و

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