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クラス代表選考会〜バトルロイヤル2〜

マルスvs最上級職業の戦いです!

 マルスの目の前には、クレイ、イリス、フレイヤ、ミネルヴァが武器を構えている。


 (流石、最上級職業に選ばれた4人だ。 上級職業のクラスメイト5人を相手にして、よく勝ち残ったものだ。)


「俺と、フレイヤ、ミネルヴァがマルスを引きつけるから、イリスは特大のをお見舞いしてやれ!」

 クレイが直ぐに指示を出して、マルスへと駆ける。


「行くぞマルス! 【騎士技:盾突撃(シールドチャージ)】!」

 クレイは盾を前面に構えて、マルスへと突撃する。


 クレイが発動したのは、自身の身を守りながら攻撃できる技だ。


 マルスは、大きく横へ移動することで盾突撃を回避する。


 マルスは、回避と同時に攻撃を繰り出そうとするが、避けた先目掛けてフレイヤが攻撃を繰り出していた。


「【剣技:火炎突き(ファイアースラスト)】!」

 フレイヤは、剣に炎を灯して威力を増強して鋭い突きを繰り出す。


 マルスは自分の剣で、フレイヤの突きを下から上へと弾いて防ぐ。


(危なかった!)


 マルスは、フレイヤの攻撃を弾くとともに、蹴りを放ってフレイヤを吹き飛ばす。


「【足技:真空蹴り(イーグルキック)】!」

 高く跳躍したミネルヴァが、攻撃直後のマルスへと足技を繰り出した。


 マルスは術の発動が間に合わないと判断し、腕を交差させてミネルヴァの攻撃を防御する。


「くぅ。」

「まだまだ! 【足技:月面宙返り(ムーンサルト)】!」

 ミネルヴァは、着地すると同時に次の技を発動し、マルスへと術の発動する隙を与えない。


 ミネルヴァの動きを予想出来なかったマルスは、顎先へとミネルヴァの蹴りがヒットする。


「離れて! 【火魔法:大爆発(エクスプロード)】!

 イリスは魔力を練り上げて、自分が扱える中で一番威力の高い上級魔法を放つ。


「やばっ!?」

 (まだ、体勢が!?)


 イリスの上級魔法が、マルスへと着弾する。


 大爆発の影響で土煙が立ち込める。


「やった!?」

「いや、 それを言っちゃダメだろ。」

 イリスのやった発言に、空かさずクレイがダメ出しする。


「いやーー、危なかった。ギリギリで結界魔法が間に合ったよ。」

 (今のは本当に危なかった。 若干、術の発動が遅れて少し喰らってしまった。)


「今度はこっちの番だよ。【支援魔法:全大天使(アークエンジェル)】!」

 ここから、マルスの反撃が始まった。


 全ステータスを3倍に強化する、破格の最上級支援魔法、ヘラとの戦闘以降は、安定して発動出来るようになっていた。


 しかし、全能力を強化するこの魔法の消費MPが多いことに変わりは無い。


 超強化したマルスは、ミネルヴァへと接近する。


「さっきのお返しだよ!」

「私相手に武器無しなんて。……後悔させてあげる。」

 拳聖のミネルヴァに対して、マルスは素手で勝負を挑む。


 舐められたことに腹を立てたミネルヴァは、蹴技三日月蹴り(クレセントキック)を繰り出す。


 ミネルヴァの放った蹴りは、マルスの肝臓部付近へと鋭く迫る。


 マルスは、強化した肉体を駆使してミネルヴァの蹴りの打点をズラして攻撃を無効化し、お返しとばかりにミネルヴァの鳩尾に拳を叩き込む。


 マルスの強化された肉体から繰り出された拳を前に、ミネルヴァは、なす術なく沈黙する。


「私の取って置きよ! 【雷魔法:上昇する青い稲妻(ブルージェット)】!」

 イリスの放った黒魔法は、上級に分類される魔法の中で最速の雷魔法。


「!? 【結界魔法:結界(バリア)】!」

 マルスは長年の修行から、身の危険を感じ取り、瞬時にバリアを展開する。


 その瞬間、青光りした雷が地面より空へと迸り、周囲を煌々と照らし出す。


「やっ……うっ!? 」

 今度こそマルスを倒したと思ったイリスだが、結界で攻撃を防いでいたマルスが転移魔法で瞬時に近付いたことに気が付かず、手刀にて意識を断たれた。


 イリスを戦闘不能にしたマルスへと、クレイとフレイヤが挟撃するために動き出す。


 そのまま応戦しようとしたマルスだが。


「あ!?」

 遂にMPを使い切り、支援魔法の効果が切れてしまう。


「チャンス!」

「覚悟!」

 今が好機とばかりに、クレイとフレイヤが剣を振り下ろす。


 マルスは、フレイヤの方へと若干移動して、先にフレイヤの剣を弾き、次に反対から迫るクレイの剣を弾き飛ばす。


「「なっ!?」」

 マルスは、クレイに向いていた剣を、腰の脇を通して反対側にいるフレイヤへと突き出した。


 虚を突かれたフレイヤは、マルスの剣に気付かずに攻撃を受けてしまい、崩れ落ちる。


「ふーー、後はクレイだけだな。」

「MP切れの白魔道士に負ける訳にはいかないな。」

 お互いに武器を構えて向かい合う。


「クレイとやり合うのは、あの頃以来だな。」

「ああ。行くぞマルス!」


 迫るクレイにマルスが斬り掛かる。


「【騎士技:攻防一体(カウンターアタック)】!」

 その攻撃をクレイは盾で防ぎ、反対の手に持つ剣で攻撃を繰り出す。


「負けるかーー!」

 マルスは、咄嗟に弾かれた剣を持つ手を開き剣を捨てる。


 捨てると同時に身体を捻り、剣を握るクレイの手を目掛けて手を伸ばす。


 マルスが何をしようが、自分の勝ちだとクレイは確信していた。


 しかし、マルスの手がクレイの手を掴んだことにより、クレイの手の動きが鈍る。


 マルスは、その隙を見逃す事なく一気にクレイの懐へと潜り込む。


「終わりだ!」

 次の瞬間、クレイは天と地が逆さに見えた。


「ごはっ!?」

 いきなりのことに対応出来なかったクレイは、頭から地面へ落とされて、戦闘不能となった。


 こうしてSクラスの代表者にマルスが選ばれ、更にパーティー戦もマルスチームが出場する事となったのだった。

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