ヤバい仕事
即興で思い付いたネタを書きました。
楽しんで下さい。
「うごくな!」
僕は後頭部に銃を突き付けられた。
「そのままゆっくりとてをあげてたつんだ!」
振り向く事を許されないまま、僕はゆっくりと立ち上がった。
金に目が眩んでしまったが、やっぱりこの仕事は受けるべきではなかった……
「おまえはなにものだ?」
銃を突き付けてきた男は、無防備な僕にいろいろと質問をしてきた。
「一応、普通の高校生です」
「なまえは?」
「安土 桃太郎です」
「としはいくつだ?」
「16です」
「おれと10しかちがわないのか。そのとしで、よくこんなところまではいりこんだもんだな」
僕だってやりたくてやってる訳じゃないが、どうしてもお金が欲しかったんだ……
「だれにたのまれたんだ?」
「……あんたの母親だよ」
「なんだと!?」
「あんたの妹の事もやるように言われてる」
「あのやろう……」
自分の親の事を、あの野郎とか言いやがって……
こいつの家族はどうなってるんだ?
「ところで、なんでおまえははだかなんだ?」
「え……え~と、それはですねぇ……」
僕が言葉に詰まっていると部屋の外から声がした。
「ただいま~」
突然家の中に入ってきた女は、僕達がいる部屋の扉をいきなり開けた!
「桃、ありがとうね。陸君と恵ちゃんお風呂に入れてくれて。あんたみたいな出来の良い弟がいると本当助かるわ」
裸で恵ちゃんをだっこしている僕に水鉄砲を突き付けていた陸君は、僕の股間に熱湯を発射した。
ね……姉さん……このお守り代は高くつきますよ……
ショートショートを少しずつ小出しにして行こうと思います!
宜しくお願いします!!