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プロローグ
とてつもなく広い暗闇の空間に立ち尽くす少年。
はるか遠く。かすかに光が見える。あの向こうには何があるのだろうか。
少年は光のある方へ走り出す。
――もうすぐ....!後少し……!
そこはとてつもなく広い光の空間。少年が疲れ果てて倒れていると、どこからか声が聞こえる。
――少年。よくたどり着いた。君にはわしからのプレゼントだ。
少年は、長い白髭を生やした老人にカードを貰った。少年は立てないほど疲れているのにも関わらず、飛び跳ねて大喜び。まるで小さい頃にサンタさんからプレゼントを貰ったかの様に。その老人はだんだんと薄くなり、消えて行った。
「スキルカード……!よっしゃぁー!!!!」
少年は老人にスキルを貰った。少年は早速そのカードを使うと....特にこれといって変わりはない。
「やっぱ実戦で試さないと分からないか。」
少年は早速実戦で試す事にした。
――ゲーム開始……!!!!!!
これが少年のゲーム。デスゲームの始まりだ。