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五人のサーディー

「そーだよ~!」

「うわっ!!」

突然後ろから声が聞こえ、軽く飛び上がる。

「これはどういうこと?」

「どうって・・・見ての通りだよ!」

「見てのって・・・うん・・・うん、確かに見ての通りだね」

目の前にはホログラム?のようなものにしょ小学生ぐらいの小さな男の子が立っていた。

「突然こんなところに連れてきて悪いね。」

「え、ええ。」

「なにせ時間があまりないもので・・・。」

「は、はぁ。」

僕は特別人見知りというわけではないが、見た目小学生、しゃべり方おじいちゃんだと誰でも困惑するだろう。

「さて、全員揃ったところで始めるとしよう。」

「はいは~い!」

五葉がホログラムの中に入っていく。

「はいれるのか、あれ。」

思わず突っ込んでしまった。

「じゃあルールを説明するよ?今回この世界に五人の人を呼んだよ!。それが君たちサーディー!!」

「サー・・・ディー・・・。」

「君たちにはこの世界の神様になる資格が与えられたんだ!でもさ~、神様って一人がよくない?だって全部自分の思い道理になるんだよ?ね!そっちのがいいでしょ?」

目を輝かせながら話をする五葉。

「私としては二、三人いてもいいと思うのだが、この子がそう言うのでな。」

なんとも言えない顔で男の子はそう返す。

「あ、そうそう!紹介してなかったけどこの人がこの世界の現神様カイ君で~す!」

思考がフリーズする。

「その子が神様?マジで?」

「マジマジ、大マジ!」

まあ、何となくは察しがついていた。だってその子軽く浮いてんだもん。

「おっと、そろそろ続きいくよ?んで、その神様の任期が終わりそうだから新しい神様を決めないといけないの。だから君たちから神様を選ぶことにしたの。で、その決め方なんだけど・・・選挙かサバイバルゲーム、どっちか選んでね?」

目の前に選択肢が現れる。

どちらを選んでも僕にとっては地獄だ。

まあ、痛いのよりはましだろうと思い『選挙』を選択した。

「お!全員選んだね?それじゃあ結果発表!・・・ん~と、『サバイバルゲーム』が4人で『サバイバルゲーム』に決定!!」

マジかよ・・・僕以外みんなサバイバルに入れやがった・・・。




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