表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
すぽっとライトが光る  作者: karina
25/40

オレンジのライト

「意味わかんねー」ヒロが言った。

「てことはヒカリのフリしてたのがハルナ?」

「いや、ハルナちゃんも本当に電話かかってきてびっくりしてた感じだし、

シュン元気?って言ってたから、ヒカリのことは本当に何も知らないと思う」

「てことはさ、シュンの妄想・・?」

「あいつ、多分、ハルナちゃんに振られてすっげー落ち込んでたっぽいんだよな」

「シュンの精神状態がおかしくなって・・ヒカリっていう妄想を抱いてしまったとか?」

***



自宅に着いても、まだ鼓動が早くなっているのを感じる。

ショックだった。

シュンが首にあてる包丁。

こんな場面を、友達が主体となって作り出すなん、て想像もしてなかった。


でも、本当に今日、シュンの家にみんなで行ってよかったと思う。

行ってなかったら、あのままシュンはこの世からいなくなっていたかもしれない。

涙が目から溢れた。


***

この数ヶ月はみんなでシュンのケアをしようということになり、シュンの健康的な生活を実現させるためにモーニングコールをしたり、食事を届けたりとするうちに、シュンの健康状態も回復して来たようだった。


テレビでは今ワクチン接種開始の報道が流れている。

今日も太陽の光を浴びながら、私は部屋に敷いたヨガマットの上で鳩のポーズをとっている。

いつものように十分ヨガを終え、スマホをみるとラインのメッセージが来ている。

【義昭:久しぶり。元気してる?今日本に帰ってて。】

義昭・・。

大好きだった、元カレの義昭からだ。

そしてマッチングアプリのメッセージもきていた。

ヨシト:そろそろお会いしましょうか。


太陽の光が差し込む。

太陽のオレンジの光が、眩しい。


オレンジのライトが光った。

未来が開けていく。そんな気がした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ