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すぽっとライトが光る  作者: karina
20/40

飲み期

タイチ:25歳 音楽関係の仕事をしています。アイドルのようなイケメン!かっこいいけど、チャラそ・・。


ヨシト:32歳 某ゲーム会社で営業をしています。普通にイケメン。でもなんか、軽そう。

こうやってこのアプリ上で誰かとメッセージをやり取りしていると、寂しさがちょっと、紛れるような気がする。



ユキナ:【サエさん、どすか?アプリ。始めました?】

サエ:【始めた!なんか誰にも会えなくて孤独だったけど、そんな中、出会えるって良いね。】

ユキナ:【チャンスっすよ。今ですよ!】


「チャンス・・」

***

それから毎日、アプリで出会った、この三人とメッセージをやり取りしている。

三人共、在宅ワークだそうだ。

システムエンジニアである、トモは普段もほぼ在宅ワークだそうで、

あまり仕事に関しては環境の変化が無いようだ。

音楽業界で働くタイチもパソコンで音楽を作成しているようで、

音楽配信サイトでは普段よりアクセス数が多くなった、と言っていた。

そして、ヨシトは在宅が嫌過ぎて、たまに出社しているらしかった。

「でっ、どうなんですか?三人の中で良さそうな人はいました?」

画面越しにハイボールを飲みながらユキナが言った。

「うーん。どうだろ。強いて言うなら、ヨシト君が一番、話し面白いし、

楽しいんだよね」

「おっ!ゲームの人ですね。面白いって良いですね。他の二人は微妙なんすか?」

「いや、悪くは無いんだけど・・。トモ君は一回のメッセージが

長文過ぎて・・。一日の報告をしてくれるんだけど、なんか違うかなって」

「あー私も長文系無理っす」

そう言いながらユキナはナッツをつまんだ。

「でっ、タイチ君は本当にチャラそう。ハートの絵文字使用率高いし。

顔面は最高なんだけどね」

「顔面最強だったらチャラくなるのは必然なんすよ。きっと」

「ま。そだね」

枝豆を手に取りながら、私は頷いた。


「じゃ、まっ、そのゲーム会社のヨシトさん推しでいきましょうか。

私は、今、上海に駐在だった人といい感じなんすよ。お互いチャンスをものにしましょ」

とびっきりの笑顔で酔ったユキナは言った。


ユキナとのリモート飲みを終え、スマホを見ると、ユウスケ・ヒロ・シュン・リエのグループラインにメッセージが来ている。

【ユウスケ:今週末のリモート飲み、八時スタートでー】

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