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魔王ノ聖剣ーRebirth'sー  作者: 東雲一
剣神誕生編
66/75

03_軋轢

 レイブとフンヌには、共に思いを寄せる女性がいました。剣の稽古で、傷ついた体を、手当てしてくれたコトナです。明るく、何事にも慈愛に満ちた表情で取り組む彼女の姿に、二人は、心打たれていました。


 彼女の笑顔が元気をくれる......。


 彼女とそばにいたい。


 レイブは、彼女への気持ちが徐々に高まっていき、そのように、強く思うようになっていました。


 ある日、剣の稽古の後、傷だらけになった体を、コトナに手当てをしてもらっていた時でした。レイブは、コトナと二人きりの状態で、思いを伝える絶好の機会だと思い、勇気を出し彼女に気持ちを伝えることにしました。


「コトナ、ずっと、好きだった。俺のそばにいてくれないか......」


 レイブは、まっすぐ彼女の目を見て話します。それを聞いたコトナは、みるみるうちに顔を赤らめて、恥ずかしそうにしています。彼女の反応は悪くなさそうです。


「すみません、突然、言われても、気持ちの整理がつかなくて......少し考えさせて」


 コトナは、すぐに首を縦に振りはしませんでしたが、断ることはなく、考えてくれるということになりました。さて、彼女の気持ちがどう動くのか、楽しみですが、そんな二人の様子を遠くから、眺める人物がいました。


 ご察しのとおり、フンヌが、二人の話す様子を眺めていました。彼の中で、不満と妬みと悔しいという負の気持ちが渦まいて、拳を強く握ります。


 レイブも、コトナのことが好きだったとはな。


 コトナのあんな様子、初めて見た。俺の前では、見せたことがない表情だ。


 このままでは、奪われる。レイブに何もかも。


 負けられない。レイブなんかに。


次回は、11月2日に投稿予定です!

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