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貴方を
するとモンスターは爆発して、跡形もなくなった。う、うわ~。
「こうやって戦うんですよ~。さて、どんどん倒していきますよ~。」
ルカはニコニコとしながら、次から次へと倒していく。怖い…。
「分かったぜ。アタシもやってやろう!」
アタシは武器に設定してある『木の棒』で、モンスターに殴りかかって行った。
「そんなんじゃ、勝てませんよ~!」
アタシが叩き続けていても体力ゲージが全然減らなかったモンスターを、ルカは一撃で切り殺してしまった。
「もっと気合い入れて下さいよ~。」
ルカは笑顔で、襲い掛かってくるモンスターを倒し続けている。怖いな…。
「ああ、頑張るぜ。」
アタシも一生懸命モンスターに、攻撃し続けた。でも楽でいいな!アタシは攻撃してるだけだし、だって攻撃されそうになったらルカが守ってくれるんだもん。
その調子で行った為、ルカの特訓が終わった時にはもう、アタシのレベルは五まで上がっていた。あれ?このゲームって、レベルが全然上がんないって聞いたんだがな…。