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あるの
アタシらがその辺をうろついていると、最初のモンスターにあった。何か見た目が、超きもい奴。
「行きますよ~。」
ルカは自分に光のオーラみたいなのを纏わせて、モンスターに突っ込んで行った。するとモンスターの上にあったゲージが少し減った。あれがモンスターの体力か?味方プレイヤー、敵プレイヤー、モンスターで全部色が違うんだな。
「アインちゃんも、手伝ってくださいよ~。」
「お?おお!」
よく分かんなかったが、とりあえずアタシはモンスターに体当たりした。
「そんなんじゃ倒せませんよ。むしろこっちがやられちゃいます~!」
ルカはモンスターに剣を刺すと、何かブツブツと唱えた。