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童話集

森の中の大きな雪だるま

作者: 佑磨

ぼくはリス

冬は寒くて寒くて苦手だよ

ガクガクブルブル

あれ?雪だ降ってきたみたいだ

どうりで寒いわけだ

今日は温かくして寝ないと風邪引いちゃうな

寒い寒い

おやすみなさい


『おーい!リスさーん!おはよー!』


こんな朝早くに誰だろう?


あ、ウサギさんだ!


『ウサギさんおはよー!』


『リスさーん!早く木からおりてきなよ!雪がいっぱい積もったから雪で遊ぼうよ!』


『楽しそうだね!今、木からおりるね!』


『リスさんリスさん!雪だるまを作ろ!』


『うん!おっきいの雪だるまを作ろう!』


ゴロゴロ、ゴロゴロ、ゴロゴロ、


『よし出来た!』


『ぼくたちが作るとちっちゃい雪だるましか出来ないね…』


『リスさん!いいこと思いついたよ!体が大きなクマさんに手伝ってもらえば大きな雪だるまが作れるよ!』


『ウサギさん!でもクマさんはこわくてらんぼうものだよ!一緒になんか遊びたくないよ!』


『頼むだけ頼みに行って見ようよ!リスさん!』



『クーマーさん!一緒に雪だるまつーくーろー!』


『あれー…いないのかぁ?』



『いないならしかたないねウサギさん!他の皆を誘って大きな雪だるまを作ろうよ!』



それから、シカさん、トリさん、サルさんを誘い、皆で雪だるまを作りました



『リスさん!やっぱりクマさんがいないと大きな雪だるまは作れないよ…』


『そうだね……あれ?あそこでクマさんがこっちを見ているよ!』


『クマさーん!』


皆でクマさんのところへ行きました


『クマさん!さっきクマさんのお家へ行ったんだよ!何で出て来てくれなかったんだい?』


『だって…窓から外をのぞいたときにボクをこわがるリスさんの姿が見えて…それを見たら出ていけなくて…でも皆と遊びたくて…ガマンできなくて来ちゃったんだ』


『クマさんごめんなさい!ぼくがこわがったせいで…でも今はもうこわくなんかないよ!今はクマさんと遊びたくてしかたないくらいだよ!』


『ありがとう…リスさん!よーし!ボクも雪だるま作り手伝うよ!ボクの体は大きいし力持ち!皆で大きな雪だるまを作ろう!』



こうして、森の皆は、力を合わせて、

大きな大きな雪だるまを作りました。



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― 新着の感想 ―
[良い点]  第一印象というものはやはり外見やその人の特徴が決めるものであって、それが引きずると偏見を生み出してしまいますね。話し合って、理解しあう。ひととかかわるうえではそれが大事なのでしょう。  …
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