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「天野先輩はコスプレを生産だと捉えますか?消費だと捉えますか?」
大夫あいてしまいましたが、今度は15巻のセリフです。
「天野先輩はコスプレを生産だと捉えますか?消費だと捉えますか?」
「…」
「ふ」
「?」
「???」
「リリサには簡単な言葉で話かけてくれ」
「すみませんでは質問を変えます」
「何が楽しくてこんな事を?」
「コスプレ興味があったんですよね?」
「すみません。
見ている文には素晴らしかったのですが、今ひとつ「コスプレする側」の利点が理解しきれなかったもので」
「利点…?」
これを”コスプレ”を”創作”に置き換えると書籍化などの営利が絡むか趣味なのかで大きく変わるんですが、個人的には”ののぴ”の
「……コスプレしているときだけはいつもと違う自分になれるから」
「ののぴ…」
「変身してるときだけは」
「強くて明るくて友達を守れ得るいつもと正反対の私になれるから」
「コスプレは好きなキャラの服を着ることでもあるけど」
「白井な自分を脱ぐことでもあるんだ」
が共感できるかなと言う気がします。
妄想と言われようと小説を書くという行為は一種のペルソナをかぶる行為だと思うんですよね。