「私……私、こんなにコスプレが大好きなのに、どうしてこんなに辛いの?」
さて、今回は2.5次元の誘惑の4巻から抜粋です。
”いいわ……まゆら久しぶりに勝負よ!!”
”プロになった私を見なさい!!”
(中略)
”自分で分かってるの。
私はコンプレックスの塊で、それなのに自分が一番で、承認欲求の塊で、自分にしか興味を持てなくて、なのに自分を認められなくて……キャラを深く愛せなきゃコスプレしちゃいけないの?”
(中略)
”いくら笑顔を貼り付けても心は笑えない”
”全力を出してる。
なのにまゆらといるといつもこの感覚に陥る”
”諦めに近い悔しさ”
”人がどんどん私から奪われていく”
”プロになって誰にも真似できないコスプレをして”
”これでも一番になれないの?”
”わたしなにか間違っていたっていうの?”
”私…私こんなにコスプレが大好きなのに”
”どうしてこんなに辛いの?”
(中略)
”お前が私のことをどう思ってるかなんとなく知ってる”
”でもそれは自分の影を私に写してるだけだ”
”私も羨ましかった”
”「私にとってコスプレは遊びだったんだ」753をみてそう落ち込んだこともあった”
”それぐらいお前は753は自分で自分を認めようとしてないだけだ”
”影を恐れて自分が見えていないんだ
”売上も囲みも、いつもお前のほうが多かったのに”
・・・
創作を続けていると楽しくて大好きだったはずのなのに辛く感じることって結構ありますよね。
大抵の場合は評価されない、数字が伸びない、反応がない。
そこから始まって反応が増えてきたと思ったら批判的な感想とかが増えるとかだったりしますが。
大体は思うようにはいかないのが世の中の常なわけですが、結構”自分で自分を認めようとしてないだけ”なこともある気がします。
個人的には好意的な感想をくれる人がひとりいるだけで十分”認められている”と考えるほうが創作を楽しめるんじゃないかなーと思います。
レビューやらファンアートやらをもらえるくらいなら、もう相当幸せだよって思うんですよね。