表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

蚕と化け物と異世界と

作者:空飛びパスタ
......物語の始まりを説明しよう。
とある男が異世界に放り出された。
どこか知らない場所、今いるところでさえわからない現状......
持っているのは携帯機器だけ......
普通に考えれば絶望的、こういう展開の前には天界のようなお空の上で女神様だの神様が現れて「あなたは死にました」なんてベタベタのテンプレ台詞を吐き捨てて異世界に転生させるのだろう。
だが、この男......カイコは違う。
何の説明もなく突如として異世界に放り出されたのだ。
このカイコ、元の世界では名の知れた企業の社長であり、2週間ぶりに再開した友人と談笑したりなどして優雅な時を過ごし、会社にまさかの徒歩で帰っている最中だった。
だけども、何が彼を引き付けたのか? 突然自分の立つ地面が大きく穴が空き、もがく暇もなくあっさりと穴へと落ちていった。
そして今、カイコは目を覚まして辺りを見渡す。
そこは大自然溢れる森の中や草原といった緑一色の場所ではない、土色が広がる薄暗い洞窟だった。
軽く体を捻ったりその場で飛んだりとウォーミングアップをし、カイコは洞窟の中を歩くことにした、どこが出口なのか考えながら......
さて、ここから彼の物語は始まりを迎える。
ここから先、壮大な冒険が待ち受けており、愛と友情を謡い、可愛い美人の女の子とのラブロマンスを繰り広げ、時には辛く厳しい戦いを強いられ、友と呼べる者との出会いを果たし、パーティを組み共に巨悪を打ち倒す......

なんてことはない。

彼の道にそのような甘い蜜は存在しない。

彼にとってはいつもの事、先へ進めば辛い出来事が待ち受けている。

友と呼べる者も、ヒロインもどこにも居ない。

頼れるのは己の身一つ。

なぁに、君はこれまで何度も死を繰り返したんだ、今回も行けるさ。

さぁいってらっしゃい、君が来るのを心待ちにしているよ。

蚕。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ