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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

異世界転生・転移ではない話

サイバーパンク群馬 ~暴力と犯罪が渦巻く巨大都市の底辺で、地表を這いずり回っているが、いつかのし上がってみせる、襲ってくる奴は返り討ち、許してくれと言ってももう遅い~

 1999年。
 群馬は一つの都市に集約されていた。


 一体型複合都市。
 一つの都市の中で全ての機能が揃っている。


 しかし、その内部には圧政がしかれている。


 統制と独裁。
 頂点にいる者が全てを握る。
 そして、多くの者が底辺においやられ、押しつぶされていく。


 そんな中、地べたを這いずりまわりながら生きている者達がいる。


 その一人、ヒロキも都市の底辺をはいつくばっていた。
 一握りのおにぎりを巡って殺し合い。
 殺される前に殺していく。
 そんな事が当たり前の中で生きていた。


 全ては生きるため。
 生きるために殺し合う。
 どこか矛盾したそんな事を、疑う事もなく続けながら。


 何のために生きるのか。
 どうして生きているのか。
 なんで生きねばならないのか。
 生きてる事の意味や意義など考える事もなく。


 死にたくない。
 苦しみたくない。
 惨めになりたくない。
 そんな事から逃れるために生きていく。


 だから銃を手に取る。
 ためらう事無く撃つ。
 良心の呵責などない。
 やらねばやられる。


 守るべきささやかな日常のために。
 自分が生きていられる場所のために。





 なお、現実の群馬県、およびその関係する諸々と本作は一切関係はない。


20210214
『サイバーパンク群馬 ~巨大都市の底辺で、狭く区切られた空を見上げる~』から改題
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