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ちょっと短めですが、これくらいで続けていこうかと思っております。

良ければお付き合いくださいませ。

 木山凛花。一応、俺の初恋の相手、になるのだろうか。彼女の前にも好きな子や気になる子はいたが、恋い焦がれる、というのを体験した相手は、実は彼女が最初で最後である。妻には言えない秘密だが。妻との馴れ初めは、割に穏やかだったからね。まあ、それはさておき。


 前の人生で彼女に出会ったのは中学3年の時だ。同じ小学校だったらしいが、6年生で転校してきた俺は、中3で同じクラスになるまで彼女の存在を知らなかった。

 彼女は、所謂学校のマドンナだった。ヒロイン気質とでも言おうか、外見は可愛いし、生徒会の役員で誰とでも気安く話すし、悪い話は聞かない子だった。彼女が好きな男子、彼女を狙っている男子は多いらしかった。確かに可愛いし、いい子だとは思うが、そんなライバルだらけの子に惚れてもしんどそうだし、自分には関係無いな、というのが、彼女に対する俺の第一印象だった。


 俺は、勉強の成績こそ割に良かったが、それ以外は特筆すべきところは無い生徒だった。顔もイケメンとは言わないが、そこまでマズくは無いと思っていたし、特に太っていたりもしていなかったが、俺にはコンプレックスがあった。俺は、背が低かった。

 中学生になったとき、俺の身長は120cm台だった。顔がやや童顔だったのもあって、女子の先輩達からは可愛いと言われていた。中3になっても、130cm台だったかな、クラスの他の男子よりも二回りは小さかった。別にそれで馬鹿にされたりはしなかったが、俺は伸びない身長に悩んでいた。


 彼女も、木山さんも背が低かった。余談だが、女子で背が低いのは、可愛いという表現になるのだ。そして、男女分かれて身長順で並ぶと、俺と彼女は、必ず先頭で隣同士になっていた。初めのころは、隣に誰がいても、別に気にならなかったのだ。俺たちはお互いに、挨拶を交わす程度の、その他大勢の中の一人だった。

他のも更新したいんだけど、今はこれがマイブームなんです。

赦して(誰)

20/8/27人物名前変えました、前の名前はどうにもしっくり来なかった。まあ、今のところ名前が出てくることってあんまり無いような気もするけど。

21/9/2名前の漢字変えました。ネーミングのセンス無いなぁ。

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