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俺の考えはあたらない  作者: 大空ヒロト
竜介と紅葉
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花火大会

夏休みが終わりすでに9月にはいっていた。9月、暑さがまだまだ残っている。家の近くでは、あるイベントが近づいていた。花火大会だ。近くの川でおこなわれるこれには俺は今まで縁はなかった。だって行く相手なんかいなかったし。でも今年はちがう。紅葉という彼女がいるからだ。だから今年は2人でデートだーとおもったのだが、今やっている当日の予定決めにはさらに2人いる。みんなはもうわかっただろう、鵜飼と海翔だ。もうなんとなく予想していたがやっぱりこうなった。


「なぁ5時くらいに集合でいいよな」


「そうだな」


「紅葉たちもそれでいいよな」


「うん、いいよ~」


「楽しみだなー花火大会。近いのにほぼいったことがなかったからな」


「おまえぼっちだったんだな、うぅ…」


となりで海翔が涙ぐんでいた。


「うるせぇ、ただいかなかっただけだよ!まぁ行く相手もいなかったけどよ」


「やっぱぼっちだ」


ごん!!


海翔の頭に拳が2人分とんできた。1つは俺、もう1つは紅葉だった。


「いってーなんでおまえもはたくんだよ」


「竜介君にあまり言うと私もおこるよ」


「って、もうはたいてんじゃん!」


「竜介君だって相手はいたよ!」


「なんでおまえがわかるんだ?」


「うっ…なんとなくだよなんとなく!はいこの話終わり!花火大会にもどそ!」


「ああ、まぁ俺が悪かったしいいけどよ」


「じゃあ、当日は5時に集合な」





花火大会当日

「やべー花火大会とか久しぶりだから楽しみだな。しかも紅葉と一緒だし」


「久しぶりっていっても去年も行ってたじゃない」


「え?なにいってるの母さん。俺はいってないじゃん」


「あら、そうだっけ。ごめんねなんかかんちがいしてたみたい」


「それじゃ行ってくるね」


「行ってらっしゃい」





「はぁはぁ…悪い少し遅れた」


「大丈夫だよ~」


「っ…!」


俺は紅葉を見た瞬間うごきをとめた。紅葉はきれいな浴衣姿だった。


「どうしたの?」


紅葉の顔も少し赤い。俺も真っ赤になってるきがした。


「いや、可愛いなと思って、すごいにあってる」


「っ!ありがとう」


紅葉は顔を隠すように少し下を向いてしまった。となりをみると鵜飼も浴衣姿だった。


「鵜飼も似合ってるな」


「えっあありがとう」


「そろそろいくかぁー?屋台とかもめっちゃでてるしいっぱい食おうぜー」


「おまえの頭んなかは、食い物しかないのかよ…」


「そうだ竜介、おまえ大山とキスとかしたのか?」


「は、はぁ?な、なんだよ急に?」


「その反応、はは~んまだしてないな」


「うるせぇ、いいだろそんなこと!おまえも花火と一緒に打ち上げられちまえ!」


「うわ、ひでぇー。まぁがんばれよ」


「………あぁ」


俺らはそれから屋台を見て回りいろいろ食べながらよく見えそうな場所をみつけ、はじまるのをまっていた。


「もうそろそろだな」


「はやく始まらないかな~」


「すぐ始まるからすこしは我慢しろよ」


俺はそういいながら紅葉の頭をなでなでした。紅葉は赤くなりながらえへへといっている。


「おい、始まるぞ」


ひゅ~~~~   どーーーん どーーん


「わぁ~~~」


「おーきれいだなー」


「すげぇなこれ」


「ほんとですね」


「なぁ鵜飼ちょっと」


「どうしたんですか?浦部君」


「いいからちょっとこっちきて」


がさがさがさ


「紅葉すごいな」


「うん~~」


「海翔たち燃そう思うだろ?ん?あ、あれ海翔?鵜飼もどこいったんだ?」


「あれ?2人は?どこいったの~」


あ!まさかわざと俺たちを2人きりにしたのか?あ、あいつ…どっかからみてんのか?


「あー紅葉、あいつらはたぶん大丈夫だ。たぶんまた何か買いに行ったとかなんかだろう」


「え、そうなの?」


「あ、ああ。なぁ紅葉」


「うん?」


「今日は楽しいか?俺とかいや俺といて楽しいか?」


「え、どうしたの?楽しいに決まってるじゃん~。みんなと来れたのも嬉しいけど竜介君がいるからもっと楽しいんだよ」


「そうか」


なんかそう言われたら泣きそうになってきた。


「紅葉」


俺はこいつの名前を呼ぶ。


「なに?」


顔がこっちに向いた瞬間に唇を重ねた。


「んっ!?」


顔があかくなっているが関係ない。俺はさらに紅葉を抱き寄せた。そしてはなす。


「りゅ、竜介君!?」


「いやだったか?」


「そんなことないよ、とても嬉しい」


「そうか」


俺はまたつよくやさしく抱きしめた。





「おー、いけー」


「なるほど、2人きりにするためにこんな所にかくれたんですね」


「そうそう、竜介のやつなかなかすすまないからよー。あーーー」


「キスしましたね、なんか悪いですし浦部君向こうの方いこう」


「え?えーちょっともう少し見ようぜー?」





「恵たちどこいったんだろ~?」


「ほんとだな、どこまでいったんだ?」


「あっ!竜介君あそこ」


「あ、2人だ。あそこは焼きそば……まだ食うのかよ。でもあの2人なんか楽しそうだな」


「うん、そうだね」


「おーい2人共ーそろそろ帰ろー」


「あ、あいつら終わったのか」


「恵、浦部君と遊んでたの~?」


「え!?まぁそんな感じだよ」


「へ~?」


「な、なに?」


「なんでもな~い」


「海翔…いつまで食ってんだよ。てかおまえわざといなくなったな」


「え、なんのこと?俺はなにもシラナイ」


「嘘つくのへたすぎか!まぁいいや、ありがとうな」


「え、あぁおう」


「じゃあ帰るかー」


「竜介君はやいよー」


「おいまてよ」


「紅葉もみんなもおいてかないで」


こうして俺の俺たちの花火大会は終わりをむかえた。



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