一章 第五話 高校教師になった俺の学園ライフが唐突に終わりを迎えるまで
第五話です。感想お待ちしています
それからというもの、賑やかかつ面白い?学園ライフを過ごしていた。まず俺がやった政策は宿題オールナッシング作戦!だ。勿論これは俺が学生時代に提案したものだ。あっさり断られた恨みはまだ忘れない。これはふざけているようだが、れっきとした政策である。こっれは生徒のストレス解消、そして自主性を引き出すためなのである。けっして嘘偽りはない。まあ俺が採点が面倒くさいのもあるが……。といった具合で生活することはや一ヶ月、生徒達の本質が見えてくる。なんだか本性を偽装している奴もいるが俺の目は誤魔化せない。何せ同類だからな。
まず一人目は相川。あいつは友達作れない系の人間だ。こいつは簡単なタイプだ。いつも一人で済ました顔しながらも、近くにいる友達グループをチラチラ見たりとなにかとじれったい奴だ。まあこれからの生活でなんとか友達の一人や二人くらい作ってもらいたいものである。だが、伊藤は問題があるようだ。過去になにかしらのトラウマがあるということまではわかるが、トラウマの詳しい内容は読めない。が、これからの楽しみにしよう。あとは牧野優衣。こいつにも何かしらのトラウマがある。今まで極端に体同士の接触を避けていることから、一度誰かを傷つけているのだろう。興味深いがこれは保留にしよう。デリケートな問題だし、ギャルと口論とかしたくない。一番の問題は東野と柳場の二人だ。なにかを密かに各々が画策しているようだ。非常に面白いことになりそうだな。もう少し待ってから手を出すことにしよう。
まあ、だいたいの生徒を把握することができただろう。
このクラスにはやはり、面白いことが溢れていた。
「この学校の教師になって正解、だったのかもな」
あと少しで朝のホームルームが始る。俺は職員室を出て、教室に向かったのだった。
朝のホームルームの始るチャイムが校内に響く。俺は即さっきの言葉を撤回しよう。この学園の教師なんて間違っていました。なにせ俺はかなりの高度の場所から落下している。なにかのドッキリでも性質が悪いのにどうやらマジらしい。ここまでのいきさつを聞いてくれば何とか理解していただけるだろう。
俺は朝のホームルーム一分前に教室に入った。その時には生徒全員が集まっていた。その日の一時限が体育だったのもあり早めに始めたのだった。
「お前ら始めるぞ」
「「はーい」」
「出席確認するからなー」
「はーい」
「よし、相川…」
俺が出席確認をしようとした直後、教室に幾何学的な模様が浮かび、生徒含め、俺を包み込む。
俺はこいつに見覚えがある。異世界人召喚魔術方程式円陣、通称『異世界魔円陣』のなかでもかなりの規模にあたる代物だ。そんなものがなぜここに?俺の疑問もはかなく俺達1―F組は異世界に招かれたのだった。
次の投稿もよろしくお願いします。次回から一応二章になります。




