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007. 足し引きされるもの

   〔11〕


 財産レベルを上げる。

 現在のLv2「富裕」から、30CPを消費してLv5「富豪」へ。


 財産レベルは、10CPのLv1「快適」では収入および初期資金が2倍、20CPのLv2「富裕」では5倍、と消費CPあたりの財産規模が順当な上がり方を見せるが、30CPのLv3「大金持」では20倍と跳ね上がってくる。そして40CPのLv4「資産家」が50倍、50CPのLv5「富豪」が100倍である。

 単純に数字の比率だけを見た場合、一番CP効率がよく見えるのはLv3「大金持」だ。ただし絡む要素はそれだけではなくて、たとえば「財産レベルに付随する地位レベル」というものがあってその+1が付き始めるのがLv2「富裕」からであるとか、初期のキャラクターメイク時に財産に支払う意味があるCPなど10点がせいぜいだとか(他の活躍するための能力が低まってしまい単なる財布役に陥りかねない上、現金だけたくさんあっても初期から強力な装備等が購入できる状況とは限らないのであまり有効性がない。なにより……GMを困らすだろう)、一定より高すぎたり低すぎたりする財産レベルのキャラは出自設定が「特殊な背景」に相当してくるため追加でCPを支払う必要が生じたりとか(おおむね財産に消費するCPと同値の背景が必要とされることが多いので、つまり倍のコストになる)、そうした副次的に考慮すべき要素も多く一概には有利不利を語りきれないのだ。

 アトランも、最初期は財産レベルを上げておらず初期装備などは「CPの現金変換(一時的な財産)」1点分でどうにかしていた。その後、幾度もの冒険を果たす(キャンペーン・プレイ)内に冒険者としても歌い手としても高名になってきたことを表すために「名声」の特徴を育てながら、あわせて時期を見つつ「財産」のレベルも順繰りに上げていった……という次第だった。


 ちなみに、「財産」にはマイナスの側にもレベルがあって不利な特徴としてのCP獲得が可能だが、この場において影響してくる要素ではないので考える必要はないだろう。

 また、Lv6以上の「大富豪」もあって、収入および資金がさらに10倍化してゆくのだが、必要CPが25点ずつともなるため効率という観点からはいまいちな評価になってくる。それでも一極集中で極めれば強力ではあるのだが、大富豪以上ということは世界的に有名な活動を果たしている経済組織の長であったり大国で要職についている人物であったりということになるから、要するに普通のプレイヤーキャラクターが担える立ち位置ではないのである。(付随する地位レベルはある意味でそうした面の制約のためにもあるとも言える)


(というわけでして、財産レベルさんに30点を倍プッシュだドンッ! いかがでしょう?)

《……別にその時我らに電流が走ったりはしませんよ? Lv5であれば対応に問題はありません》

(作戦名は「世の中銭こやでシャワーのごとく降らしゃっせ」オペレーションもしくは「札束で頬を叩くべし叩くべし」アタック! ……ふう、げに甲乙付け難しとはまさにこのこと)

《そうですね》

(いいともー?)

《……そうですね》


(おありがとうございますっ。そして、この財産レベルが上がることによる副次効果を確認しておきたいのですが)

《まず、財物の一環である「特殊な所有品」、技能教本の必要CPが軽減されます。財産レベルが5にまでまとめて上がるとなりますと、教本の所有コストは1CPに、また効果強度が高まって学習上限が8CP相当の応用発展レベルまで拡張されます。ただし、予約技能枠による高速学習効果は当初と変わらず1CP分までしか働きませんのでご承知おきください。次に、初期装備や所持品の品質が高まります。ただし市場流通範囲は超えない形となりますので、材質や仕立てがもう一段階上の「高品質」になると同時、初級の魔化が一通り付けられるだけ付く……といった形になります》

(ということは、武器なら《確かさ》と《鋭さ》が各+1、防具なら《強化》《防御》に《軽量化》といったあたりですか。……大容量の《隠し金庫》な荷袋や、もともとの装備の再現なんかはできないですかね? たとえば《踊る武器》のダガー群をずらっと六本並べてなんちゃってファンネル・アタックだぜ! していたアレとかなんですが)


《容量拡張および重量軽減を施した荷具であれば、「財産レベルに付随する地位レベル」の代わりとして用意しましょう。大量の財物を持ち運ぶためにはどの道必要でしょうから。しかし、元の装備等を再現することは推奨できません。悪目立ちしますし、有効性もさほどないことはご存じのはずですよ》

(まあ、そうなんですけどね。なんせ複数あっても一度に制御できるのは一つずつだから、結局は次弾が尽きにくいというだけの投げナイフもどきの域を超えないネタ武器でしたから……。でも、それが好きだったんですけどね。ともかく、荷具が《隠し金庫》の重量オプション付きっていうのは非常にありがたいです。ついでに《所有》と《限定》もかけて盗難対策できませんか?)

《可能です。ただし1CP支払ってください》

(わっかりました。それでお願いします。あと、できたら装備品と楽器類の「装飾」オプションは最大の+3まで上げて吟遊詩人らしい華やかさの備わった装束感を醸し出したいんですけど、これは可能でしょうか)

《可能です。装飾値を高めるだけであれば、あなたは財産レベルが相応に高いのでCPの消費は特に必要ありません。手持ちに残るべき資金から多少引き換えられる形になります》

(了解です。ではそちらもお願いします)


 さて、一旦整理しようか。

 1.手持ち40CPから「財産」へ30CP分を費やし、財産レベルを5に上げ、残り10CPに

 2.財産Lv5の副次効果として技能教本のコストが軽減、19CPが浮き、残り29CPに

 3.魔法の荷具のオプション機能を追加拡張してもらい、1CPを消費、残り28CPに


 これが現状となる。

 あくまでCPの動きだけを見た視点だが。


 ここからさらにCPの使い道を考えるなら……


(財産レベルをさらにもう一段上げることは可能ですか?)

《いいえ、CPが足りません。Lv6「大富豪」以上の規模を求めるなら相応に「背景」の調整が必要になります。あなたは既に「異界転生者としての背景」に合計30CP分を支払っている形ではありますが、この容量で賄える範囲を超えてきます。背景CP合計の倍の値までが限界であるとご理解ください》

 なるほど……。「富豪」までなら計50CPで済むが「大富豪」になるなら計75CPになる。ちょうど一線としての境目を越えてしまうわけか。かといって「背景」にまでCPを支払うには量が足りない……これは仕方がないな。元より無茶の強い要求ではあるのだし。


(ならばもう一つ確認です。もし「地位レベル」に任意でCPを費やした場合、現地における市民権や商業関連権などの獲得は可能ですか?)

《不可能ではありませんが、推奨はできません。書類・書面は“正規な”ものが用意できます。記録台帳なども過去に遡って整合化されます。しかし、関わる人々の記憶の操作まではできかねます。それはあなた一人の都合のためにやってよい範囲を超えているとご理解ください。そのため、場合によって疑念を向けられる危険性が潜在してくることになりますので、総合するとLv1の「秘密」に相当することでしょう。なお、地位レベルが高くなるほど秘密のリスクも高まる関係下にあたります》

(やはり、そのようになりますか……。となると、現地でまっとうに交渉の場を取り持って、急くことなく獲得していったほうがよさそうですね)

《我らとしてもそのように無難を図っていただける形を推奨いたします》


(ところで、念のためこれも確認させてください。「仲間」を……有利な特徴のそれとして直接生み出すことは、可能ですか)

 「うーぷす」には、NPCとの関わりを示す特徴として“有利”において「仲間」「仲間グループ」「後援者」「情報屋」といったものも規定されていた。また“不利”においては「足手まとい」や「敵」といった設定もあった。

 基本的にはCP総計がそこそこ程度(50CP~75CP)の友人や同僚が時おり手助けしてくれたり助言を送ってくれたりといった程度のものだ。登場頻度次第で必要CPに倍率がかかるため、 有能な存在(計100CP以上の“まともに戦力になる”キャラ)が「いつでも」登場などとなると消費CPが跳ね上がってくるので肝心の本体となるキャラが貧弱化してしまう。ただし裏技的なパターンというものがあって、総計75CPの上限ギリギリで「足手まとい」扱いにもできるNPCを0CP消費で複数囲う……などという手法がいちおうシステムルール上では不可能ではなかった。まあGMが普通なら許しはしないのだが。それに結局は「足手まとい」でしかないから物事の解決に能動的に役立つことはない、となる。(ただそこで“ひどい発想”が重なると「なら並べておいて肉の壁にでも使おうよ」などと言い出す輩がまれにげふんげふん)


《それに関しては、形次第である、という返答になります。既にご理解のこととは存じますがあなたのために新たに生命体を創造する、それも知性ある生命を、となるとこれは範囲を超えます。また洗脳や従属支配といった手法も我らからは提供できかねます。しかし、たとえば魔法人形のような“物品”として機能を提供するものであれば、そうした条件には抵触してきません。現地にも高度な魔法人形といったものは少数ながら存在しているので、入手が不可能ではありませんから。ただし推奨できるかとなると、あまりできません》

(ふむ……。その理由に関してもお聞かせ願えますか?)


《悪目立ちしかねないからです。もとより、あなたが財産レベルを一定規模以上とした場合、実際の財物の引き渡し方法としては現地の古代遺跡の内から目立たず埋もれている小規模なものの宝物庫を割り当てる想定でいました。そうすれば、“なかったはずの存在”をあなたのために新たに生み出すことの量をなるべく削減できるからです。そして、その種の小規模遺跡はかつて古代魔導文明期における権勢者たちが個人的用途のために設けた別荘や研究練が原形です。そのため高度な魔化が施された器物も多く残されており、中には“人に劣らぬ擬似知性”を備えた人形もあります。該当する遺跡を割り当てればあなたが入手すること自体は簡単ですが、“高度に知性的な”魔法人形は現地の現在再興している文明社会にとっては非常に希少なものであるため、よほどの権力者や古き歴史を誇る家系でもなければ所有していることが不自然に映るでしょう。その上で――》


 一拍を区切って、声はまた続けてくる。


《それが魔法人形だと見て分かる程度の外観であれば、先にも述べたように悪目立ちを避けられません。そして、見るだけでは、あるいは軽く触れる程度では判別できないほど精巧に人体を装った魔法人形も少数存在してはいるのですが、そうした種類のものを連れ歩くということは常時〈偽装〉もしくは立場の欺瞞を〈演技〉しているようなものですから、見破る側との対抗判定をリスクとして背負い続けることに等しくなります。これはつまり「秘密」に相当するものと言えますから……》

(“秘密の連鎖”が……かかってきてしまいますか。なるほど、それはたしかにリスキーですね)

 それはいかにもまずいパターンの一つだった。


 秘密というものは、基本的にはいつか必ず露見するものだ。

 たとえば、仮に隠蔽の成功率が95%を誇ったとする。一回だけ判定するのであれば、ほぼ成功間違いなしだ。しかし内容が立場のかかった秘密だ。一回でも失敗して露見したらそれまでということは、一度も失敗せぬまま延々と隠蔽に成功し続けなければならないということ。

 一度きりなら95%の成功でも、五度の連続成功となれば約77%までと下がってくる。十連続成功となれば60%、二十連続なら36%、そして三十連続なら21%だ。もう成功できる率のほうが明らかに低くなる。

 あとは判定の頻度次第となるが、「うーぷす」上ではセッションもしくはキャンペーンの区切り目ごととなっていた。背景的生活期間は取られていたから(なにせ生活費の消費が要求される……)、おおむね二ヶ月から三ヶ月といった間の開き方に相当する。となると、「秘密」が一つであれば一年から二年ほどは“安全”をひとまずは見込めるわけだが(もちろん自ら危険や間抜けを踏まぬこと前提の見込みではあるが)、もし秘密が複数重なってくるとその分だけ乗算数がかさむわけで露見までの見込み期間が圧倒的に短くなってくる。

 そしてなにより、秘密は一つが露見した際に他の秘密まで芋ずる式に露見しやすい――のだった。なぜなら疑いの目を明らかに向けられてしまい、公にも捜査の対象にされたり過去に遡って出自を改めて調べ上げられたりしてしまうからだ。

 こうした諸々を総合して、通称“秘密の連鎖”と呼ばれている性質が生じているわけだった。


 どうしたものか……

 連れ歩くリスクはたしかに大きい。が、初期配置の状況次第では護衛役が少数でもいてくれるかどうかが安全の確保にこれまた大きく関わる。

 どっちがどちらと簡単に割り切れる話ではない。もし初期状況までこちらのほとんど思う通りに配剤を望めるというなら別かもしれないが……


《そこまでの確定的な状況優先は無理です。世界は動き続けており、あなたの都合のために従えられる範囲は極少量でしかありません。……とはいえ、“高度な魔法人形”が残されている小遺跡を割り当てること自体はさほど困難でもありません。実際に連れ歩くかどうかはともかくオプションとして押さえておかれてはいかがでしょうか。この選択権と“所有”については6CPになります》

(なるほど。それもそうですね、すべては状況次第ですから選択肢として確保しておけることは何よりです。では6CP支払うのでお願いします)


《承知しました。ほかにも希望される小道具類などがあるならばあわせて条件に含めてしまいますが、いかがですか》

(では……そうですね、二点あります。一つは、《祝福》や《祈願》などの、いわゆる“保険になる”魔化された護符などを複数用意可能かということ。あわせて身の清潔を保つための《清掃》の小ステッキなどがあって“風呂いらず”でいられるなら旅暮らしにもなりかねない想定上、非常に助かるのですが)


《それらは1CPで用意は可能ですが、祝福の護符などといった系統はあなたの体質上あまり役には立ちませんよ》

(えっ、マジすか?)

《はい。「奇遇奇縁」の特性を思い出してください。あなたの身は“不自然な幸運”の舞い込みを魔法の力で強制させるといった作用に適していません。特に、受動的に引き込む効果となると非常に薄れます。祈願のほうの系統を能動的に使うことで“願いを果たす”形であればあまり遜色ない効果を引き出せるでしょうが……》

(あー……マジすかあ。ってことは、つまり後ろから不意に刺されたりした際の“命の保険”を小コストな護符で手軽に賄うって手段が通じませんか)

 ちなみにゲームとしての「うーぷす」においては、けっこう広く知られた常套手段ではあった。やりすぎるとGMを怒らせてしまい市場流通価格が高騰するだとか対抗手段を満載した強敵が登場するだとかいったことになるので、なにごとも加減が大切だと学ぶハメになるわけだが。


《致傷に対する懸念ということであれば、もっと単純に負傷を一定量肩代わりするだけの「生命の護符」系統であればいかがですか。これなら運や偶然に作用するものではないのであなたの体質がペナルティとして表れてはきません》

(おっ、マジすか。言われてみればたしかにそういうのもありましたね……《祝福》のコストパフォーマンスがよすぎたんでそっちばっか使ってて忘れてました。ありがとうございます。なら、この点に関してはそういった方向性でお願いします。1CP支払います)


《承知しました。それでは、もう一点とはなんでしょう》

(霊薬セットをください。回復系統を中心に、ほかにも様々な状況に対応できるよう一通りのものが各種三本くらいずつは欲しいところですね)

《分かりました、条件に含めましょう。1CPになります》

(お願いします)


 初期の装備品、所持品などについてはひとまずこれでいいだろう。

 さて残りCPは、わりとキリよく20点になった。

 ここからどう使うかだが……


(また確認ばっかで申し訳ないんですが、「美声」や「カリスマ」の特徴をいま以上に強化することってひょっとして可能だったりしますか?)

 本来の「うーぷす」においてならば美声にレベル段階はないので強化もなにもありはしないし、カリスマは通常では3レベルが上限だったのだが。(仮に人外の存在などであれば「特殊な背景」に相当のCPを支払えば例外も不可能ではないのだろうが)


《可能ではあります。ただし「特殊な背景」にもCPが必要である点と、そしてリスクの面に関してはあなたが当初から想定されている通りのものが顕在化してくることでしょう》

(やっぱ人外化してきちゃいますか)

 たとえばだが、「容貌」はLv3以上になって「最高の美」や「究極の美」となるとメリットだけでなくデメリットも生じてくる。あまりに目立ちすぎるから偽装や立場の隠匿が難しくなるし、同性からは嫉妬や憎悪を、異性からは熱狂や崇拝などを呼び込みかねない……といったものだ。

 同じように、カリスマも度が過ぎると影響が洗脳的になってしまい、出会う相手の一部に限った話ではあるのだろうが熱狂化・崇拝化してくるようないわば“病んでる”人々の付きまといに対処を講じなくてはならなくなってくる。この点は美声とて“特別に強化”するとなれば似たようなものだろう。

 己にとって都合のよい影響を他者へと一方的に与える、という能力の度が過ぎるということは、表裏一体で危険をもたらすのだ。だから一極の集中をもって高めるのではなく、美声・カリスマ・容貌Lv2という分散した形でほどほどの対人反応修正を個々では獲得しつつ、総合しては「とても高い反応修正」を達成している。と、それが「アトラン」というキャラの能力戦略だった。

 またこれに加えて、キャラが育った後半には〈外交〉や〈言いくるめ〉の技能が20レベルを超えたことによる受動的ボーナスや、「名声」の反応修正も上乗せされていたので、もはや出会う相手出会う相手が「非常に好意的」な反応しか示しようがない無敵めいた“交渉の顔”として成り上がれていた……まあ、そうはいっても始めから敵対的な立ち位置の相手や利害が明らかに衝突している相手にまで通じるほど、虫のいい話でもないのだが。


(さてそうなりますと、決め手はやはりこれに落ち着きますか。15CPを支払って「知力」を15へ上げます)

《承知しました。反映はこの場から降り立つ時に一旦眠っていただきますのでその際に施します》


 これで、残りのCPはわずか5点となった。

 本来ならば最後の選択を見据え、話の締めにかかってしかるべき場面ではあるのだが……

 しかし……


(その前に、お伺いせねばならないことがあるのですよね)

《なんでしょうか》


 そう問い返してくる声に、思わず苦笑がこぼれそうになる。

 もうそろそろ、腹の探りあいは止めにしませんかね?


 ――さあ、本当の“交渉”を、始めましょうか。

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