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プロローグ
僕は今日から渋谷に住むことになった。
今から約三年前の話になるだろうか
渋谷にある組合があらわれた
それが現在渋谷を支配している『黒の集い』という集団である
だけど、世間一般は『黒の集い』が渋谷を支配しているということしか知らない
噂だと夜中の12時になると『黒の扉』というのがどこかに現れるらしい
「はぁ~今日から渋谷に住むのかぁ~」
と思いながら渋谷駅前に付くと
「お~い荻原~久しぶり~!!」
後ろを振り向くと声の主は篠原裕也だった
篠原裕也は僕の友達だ
「茂野君迎えに来てくれたんだ」
「当たり前だろ!親友じゃないかぁ~」
と篠原がふざけたように言う
「じゃちょっと行こうぜ」
「えっどこに?」
と僕は質問すると
「まぁ行けばわかるから行こうぜ」
と付いていき信号を渡っていると目の前が真っ暗になり
僕は気を失った・・・・・