流れ星から始まる恋
シューティングスタージェシカ
魔法使いの美少女
岩石鉄男
何故かこの名前で恋愛に憧れを抱く主人公
具材
しいたけ→シイタケー
コンニャク→コンニャクン
ゴボウ→ゴボドン
レンコン→レンコーン
ダイコン→ダイコーン
タケノコ→タケノコン
「あ~あ彼女欲しいなぁ」
彼女居ない歴=年齢の男は呟いていた。
「空から降ってこないかなぁ超絶美人で俺しか見ない美人な彼女。」
などと絵空事をずっと呟いていた。
「は~可愛い子がパンティー丸見えで空から降ってこないかな」
まだ呟いていた。彼の名前は岩石鉄男。
岩みたいなわりな名前なのに恋愛に夢を見ている。
ある日の朝、窓を見ると
「あっ!流れ星!え?朝で流れ星?まぁ良いや」
所詮宇宙の塵に彼は自分の思いの丈をぶつけた。
「彼女欲しい!彼女欲しい!彼女欲しい!言えた!」
物理的に不可能な事をやりとげ喜ぶ鉄男。
ヒュー
「え?近付いてくる!来る来てる!ヤバい!どうしよ?」
ドッカーン
「あいたたた、ここどこ」
「ピンク・・・」
ふと下着が見えた鉄男はボソッとつぶやいた呟いた。
「わわっ!見るな変態スケベ!」
勝手に落ちてきてこの言われようは如何だろうと考える鉄男。
「どちら様ですか?」
冷静になり声をかける鉄男。
「銀河から流れ星でやって来たシューティングスター、人呼んで流れ星のジェシカ」
「・・・・ふぁ?」
鉄男は頭が固いため状況が把握できない。
「だからぁ!流れ星よ流れ星あんたらの世界で言う。そう言う貴方こそ名前は?」
「え~と?宇宙人?俺?俺は岩石鉄男」
「宇宙人じゃない!流れ星」
「流れ星の擬人化?」
「だいたいそんな所」
「OK?何となくは理解した」
「何となくかよ!」
ジェシカは気が強い宇宙流れ星らしい。
「つーかそんなドスケベ女が何だって落下してきた?」
疑問は常に追求しないと気が済まない鉄男。
「誰がドスケベだよ!追われてたのよ!」
「誰に?何に?」
「怪人よ怪人!」
「怪人ってあの?」
「イカみたいなタコみたいな宇宙人じゃないけどね。」
「どんな怪人なの」
「それは・・・ここじゃ万が一あったら大変だから広いところに出ましょ!」
「勝手な宇宙流れ星・・・」
「何か言った?」
にらむジェシカ
「言え何も」
聞こえてる時聞こえなかったふりする女って何なんだろと思う鉄男。
広場に着いた。
「広ーい」
「広場だからね」
素っ気ない鉄男。
「ん?あれ何かしら?」
「流れ星?また?巨乳が良い!美尻でも良い!逆バニーでも!」
「貴方名前岩石な割りに女性にだらしないのね、私は貴方とは付き合えないわ」
ドカーン
「この近くに落ちたらしい!」
「行ってみる?」
「え~でも」
「行ってみよう!」
鉄男はジェシカの手を握り何かが落ちた所に行った。
「痛い痛いから!」
「あっごめん、美人が居そうな気がしたからつい」
「私これでも一応姫なんだけど?」
【おい!ジェシカ!】
「嘘・・・貴方達はまさか・・・」
「そう俺達は」
【椎茸怪人のシイタケー】
【コンニャク怪人のコンニャクン】
【ゴボウ怪人のゴボドン】
【蓮根怪人のレンコーン】
【大根怪人のダイコーン】
【竹の子怪人のタケノコン】
「シイタケコンニャクごぼう蓮根大根竹の子?何それ?」
鉄男が言った。
「侮らないで!私の星の兵は皆あいつらに倒されたんだから!」
ジェシカがそう返した。
「なぁに人間に用はないのでジェシカさえこちらに渡したら大人しく引き下がりますよ。」
タケノコンが諭すように言ってきた。
「舐めるなよ、あいにく女を帰しててめぇの命を守るような男じゃねぇんだよ俺は」
「え?鉄男あんた気は確か?」
不思議そうに聞くジェシカ
「取りあえず一旦退くぞ!野菜とは言えあんな訳の解らん6体もまとめて相手に出来ないからな」
「追うんですよレンコーン、ダイコーン!」
「タケノコン様ここはわたくしが」
「頼みましたよシイタケー」
「ハァハァ取りあえずここまで来たら大丈夫だろう」
息を切らしながら話す鉄男。
「あんたなんであんな事?」
「あんな事?」
疑問に疑問を返す二人
「貴方の命が私を守ることで狙われるようになったのよ?」
「ん~難しい事はよく解らねぇけどこんな美人すぐ返したら勿体無いかなと思っただけ。」
「・・・・・馬鹿///」
テレるジェシカ。しかし安息は長くは続かない。
「見つけたぞ!」
シイタケ-が目の前に現れた
「うわ、もう来たの、早くない?」
鉄男が言った。
「そんな呑気に話してる場合じゃないでしょ! 」
照れた顔を真顔に治しツッコむジェシカ
「え~とで、あんたはどうやって攻撃するんだ?」
「あれ?」
武器を所持してないことに気付いたシイタケー。
「うそっこの怪人マジ?」
ジェシカが驚く。
「でも俺等も武器無いよ」
チッチッチ
指を交互に動かし舌を打つジェシカ
「デヨイカルマジキスッテ!」
ジェシカが謎の呪文を唱えると手にステッキが現れた。
「お前そんなんも出来るの?」
「お前じゃないジェシカ!」
「ジェシカ」
「デヨイチョーホー」
ドサッ
ステッキから包丁が出てきた。
「ほへ?」
すっとんきょうと使うのが大好きな作者の為にすっとんきょうな声をあげる鉄男
「さぁこの包丁をあいつにぶん投げて」
「ぶん?ぶん投げる?」
「そうよ!解ったなら早くしなさい!」
「はい!」
ビューン
「グハァ」
倒れこむシイタケー
「まさかジェシカにこんな力が・・・グフゥ皆後は頼んだ」
ポトッ
「何だこれ?」
鉄男はシイタケーから落ちた物を拾った。
「カケラ?だね」
ジェシカが言った。
「いつか何かの役に立つかもしれないから持っていこう。」
しばらく歩き回っていると
「ニャクニャクニャクニャク~こんにゃくいつ食うこんにゃ食う~♪ニャクニャクニャクニャク~こんにゃくいつ食うこんにゃ食う~♪」
陽気な歌声が聞こえてきた。
「何だあいつ」
「シッ!聞こえるわよ」
失礼な発言を静止するジェシカ。
「見~たなぁ!」
コンニャク怪人のコンニャクンだった。
「見てないです見てないです!」
ジェシカは必死に否定した。
「んなぁこたぁどっちでも良いんだよ!死ねぇジェシカ!」
いきなり襲いかかってくるコンニャクン
プニュン
「切れないね~」
咄嗟にさっきの包丁を手に取りジェシカを守る鉄男
「鉄男!」
叫ぶジェシカ
「ジェシカこの包丁さっきのシイタケーを切ったから滑ったみたいだ。」
「なんてこと!どうするのよ!」
叫ぶジェシカ
「策はある。」
ヒソヒソ
「ふむふむ、なるほど!」
納得するジェシカ
「なーにイチャイチャしてんだ~」
「イヨデゾーレーコ」
ボコッ
冷蔵庫が現れた。
不味いと思ったコンニャクンしかし突っ込むスピードは変わらず。
スポッ
見事にコンニャクンが冷蔵庫に入ってしまった
「出せ~出せ~、クソ~ゴボドンの兄貴後は頼ん・・・」
騒ぐコンニャクンそして固まった。
ポトッ
「また欠片だ」
「一応持っておきましょう」
「ゴボゴボ」
「何かゴボゴボ言ってるわね」
怪人ゴボドンの声が遠くから聞こえる。
「行ってみる?」
「行くしか無いじゃない」
ジェシカはため息をつくように返事をした。
「ゴボゴボ」
「近いわね!」
「何の音」
「ゴボー!」
ゴボドンはいきなり現れた!。
「何か怪人ってより」
「恐竜ね」
鉄男の声にジェシカが続いた。
「オデオマエタオス」
確かにジェシカと鉄男の言うのに怪人と言うよりはどこかの特撮の映画に出てくる○○キングである。
「言葉がまだ解らないみたいね!」
それならと言う感じを出すジェシカ。
「何するつもり?」
不思議半分不安な鉄男。
「まあ良いから良いから」
お構い無しなご様子のジェシカ。
「ゴボ?ゴボ?」
同じようにゴボドンも不思議がり始めた。
「ヨイデターウォー!」
ステッキから水が放出された。
「ゴボゴボゴボゴボ」
ゴボドンは口いっぱいに水を浴びた。
「そうかこれは!」
「え?何?」
策は練っていたのにジェシカはあく抜きではなく溺死させるようだったらしい。
「水でゴボドンの灰汁を取って正義の心を芽生えさせる方法だったんですね。」
「そ・・・・そうよ、ジェシカ様は何でもお見通しなんですから!」
「オデセイギメザメタ、オマエラダイジニスルナカマカケラヤル」
「欠片だわ!」
「でもこれ何の欠片なんだろ」
「おいコラー」
「待てこらー!」
ダイコーンとレンコーンがついに追い付いてきた。
「もう来たの!」
ジェシカが言った。
「兄者まずは俺が行かせてもらう」
「構わぬ。好きにしろ」
ダイコーンがレンコーンに呟いた。
「さぁ!ジェシカをこちらに渡してもらおうか!」
「断る!」
キッパリ言う鉄男。
「そうかならば」
レンコーンは丸い形で転がる体勢に入った。
「へ?そんなんが攻撃になるの?」
本日2回目のすっとんきょうな声をあげる鉄男
「言ってな!」
ジャキィン
なんとレンコーンの丸にトゲが付いた
「嘘!あんなの食らったらひとたまりもないじゃない!」
ジェシカが思わず悲鳴をあげた。
ゴロゴロゴロゴロ
レンコーンが勢い良く転がり始めた。
キャアァァァァァァ
叫ぶジェシカ
「落ち着け!」
なだめる鉄男。
「どうすんのよ!」
「ステッキがあるだろ!」
ハッという顔をするジェシカ
「デヨイ!フイナ」
スパァン
その音ともに顔を青ざめる2人。
「手間とらせやがって」
何とダイコーンが自らの尖っている場所を刀にしてステッキを切ってしまった!
「嘘だろ・・・」
絶句する鉄男。
「これじゃナイフが出せないじゃない!」
「フハハハハこれで良い!」
「助かった兄者!」
ギュイィィィン
さらに勢いをまして突っ込んでくるレンコーン。
絶体絶命のその時!
「オデオマエラタスケル」
何とゴボドンが立ち塞がった。
「ゴボドンお前」
「オデセイギメザメタ。コイツラタスケル」
「どうします?兄者」
「構わん!やっちまえ!」
「ゴボドン」
ザクザクザク
まるでささがきのように切られていくゴボドン
「死ね死ね死ね~」
ダイコーンとレンコーンの怒涛の攻撃
パキッ
その時ダイコーンとレンコーンの体の1部が飛び散った。
「これは!」
「一応私のポケットに!」
サッと鉄男から受け取るジェシカ
「ゴボゴボ、カマウナサキニイケ」
2人は心配しながらゴボドンの後を去っていく。
とぅ!
シュタ
勢いよく最後のボスタケノコンが飛び降りてきた。
「待っていましたよジェシカ、鉄男とやら、貴方達の行動は私のモニターでハッキリとね。」
饒舌なタケノコン
「なら話がはええや、残るは後お前だけだ!タケノコ野郎!」
「ちょっと!タケノコンでしょ!」
感情が迷子な鉄男に諭すように訂正するジェシカ
「良いんですか?私にそんな生意気な口を聞いて」
「確かに、ステッキは壊れてるし退散するしか・・・」
フッフフッ
不適な笑みを浮かべるジェシカ
「デイオ!マカジルティッキス!」
バスッ
何かが落ちる音がした。
「ジャーン!マジカルスティッキ」
得意気なジェシカ
「へ?それ壊れたんじゃ?」
疑問しか浮かばない鉄男
「宇宙流れ星は常にマジカルスティッキを出せるのだ!エッヘン」
「エッヘンすんな」
タケノコンそっちのけで盛り上がる二人
「ふふふ!フハハハハハ、面白い面白いぞシューティングスタージェシカ!やはりそうでなければならない!」
不適な笑みを不適な笑みで返すタケノコン
「何が可笑しいのよ!」
怒るジェシカ
「そんなことだろうと思ってましたよ。やれ!」
ボコッボコッ
地面から小さいタケノコンが次々に現れた。
「ちくしょう」
「動けない」
あっという間に両足をミニタケノコン達に埋められてしまった。
「実に無様な光景ですね!」
「ジェシカなんとかするぞ!」
鉄男が言った。
「なんとかって言ったってこれじゃ」
「お前はシューティングスタージェシカなんだろ!繋いだ掌からビームとかでないのかよ!」
「無茶言わないで!出るわけ無いじゃない!だいたい怪人の前でてて手を繋ぐなんて!恥ずかしいわ」
「そんなこと言ってる場合じゃないだろ!」
ツカツカツカツカ
歩いてくるタケノコン
「フハハハハみっともない最後だったな!」
ガシッ
ビューン
バビューン
その時足を捉えていたミニタケノコンと一緒にタケノコンが飛んでいった
「・・・・・今の何?」
唖然とするジェシカ
「出たなビーム(笑)」
笑う鉄男。
「あっカケラ!」
欠片を拾う。
「結局あいつらの狙いってなんだったの?」
「決まってるでしょ!私のビ・ボ・ウ」
「帰るか。」
簡単に流す鉄男。
帰宅したジェシカと鉄男。
「この欠片って何だったのかしら」
ピカーン
タケノコンの欠片を皮切りに全ての欠片が今まで倒した怪人の元になった。
「これで筑前煮を作ったらどうにかなるのか? 」
「ねぇ?鉄男?そんな事より私の話聞いてくれない?」
「なんだよ、改まって」
不思議がる鉄男。
「その・・・実は私、流れ星の擬人化じゃないの」
「は?じゃあお前何?人間?」
「そうなの、ただの人間なの、ハーフのジェシカちゃんなの」
「何言ってんの?」
訳の解らない鉄男。
「貴方が願った流れ星の上に急に飛ばされたの!」
「はい?じゃあ今までの出来事は?」
「こんな風にして付き合えたらロマンチックだなぁって妄想がどんどん現実化して・・・」
「俺の願いって・・・」
「ごめん・・・実は最初から叶ってたの」
「アハハハハハ」
笑う鉄男
「・・・・怒らないの?私あなたを騙してたのよ?」
「あん時、怪人からジェシカを守った時から決めてたんだ。このピンクの下着の女を逃してなる・・・」
バシーン
言うが早いかジェシカのビンタが炸裂した。
「いったぁ!冗談だよ冗談」
叩かれてもどこか嬉しそうな鉄男。
「完成したわよ!さっ!召し上がれ!」
すでに夫婦感満載な2人は筑前煮を食べて幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
ラブストーリは筑前煮いかがでしたでしょうか?
なかなかアイデアが浮かばない上に怪人の設定の作り忘れ、某NHKのお料理番組さまざまなアクシデントがありましたが、それなりに楽しんでいただけたら幸いです。
既に次回作の案も浮かんでます。
でも疲れたのでちょっと休憩してから書き始めたいと思ってます。
ではまた
次回はもう少し細かく設定を考えながら作っていけたら良いなと思ってます。




