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霊感の強すぎる私は除霊師(自称)になりました♪宇都宮きさらの悪霊殲滅物語!〜幽霊なんて怖くありません!〜  作者: 獅子王
お祓い巫女のきさらちゃん!

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霊道

温泉から出た後、再び先程除霊した部屋へと戻って来たきさら。


今日はもう深夜2時だから電車もないし、タクシーもお金かかるし、何よりボロい家に夜遅く帰るのが嫌なのでこの部屋で寝ることにした。


深夜に家に帰ると不気味な幽霊が出没する可能性が高いから嫌なのである。



きさらの家は幽霊が集まりやすい場所・・・『霊道(れいどう)』なのである。


霊道は幽霊が好んで通る道で事故物件や凄惨な事件が起きた場所、ジメジメして不衛生な建物、何年も人が住んでいなかった部屋が霊道となりやすい。


きさらの家は早く建て直さなければいけないレベルでボロボロだから不衛生な建物である。だから幽霊がしょっちゅう出てくる。



そして今回の依頼で除霊した部屋もこのまま放っておけば霊道になるだろうと思われる。



「とりあえず・・・御札をこことあそこにと」


きさらは分かりにくいところに御札を貼っておく。分かりにくいところに貼るのは次に入る入居者が気付かないようにするためだ。


この御札に気付いたら気持ち悪くてすぐに部屋を出るだろうからだ。


御札の貼ってある部屋は大抵の場合は曰く付きの部屋で心霊現象などが起こる。


しかし、きさらが御札を貼れば心霊現象は収まるだろう。



「この部屋は綺麗だし、日当たりも良いし、一見マイナスなオーラもない。私の家みたいな陰のオーラが無いから幽霊も出てこなくなるだろうね」


丁寧に御札を貼って行くきさら。


次にこの部屋に入居者される人の為にもちゃんと御札に塩をぶっかける。



そうして御札を貼って行って、ようやく一段落付く。


「これだけ御札を貼ればもう幽霊は出てこないだろうね。霊道になることも無いだろうし。よし、今日はここまでにしてもう寝よう」



御札を貼っていたらいつの間にか時間は夜中の3時になっていた。きさらも眠くて大あくびをする。


「ふわぁ〜あ。もう眠たくて目に力が入らないや。後は明日事務のおじさんに話をしよ・・・」


きさらは電気を切って部屋に備え付けられているベッドに転び布団をかけて寝ようとする。



「ん・・・。家のベッドより気持ちいい。布団も家のより高価っぽい・・・。気持ちいいよぉ・・・」


気持ち良さそうな顔をするきさら。その直後、睡魔に襲われてスヤスヤと眠ってしまう。






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