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夜桜舞う乙女のアリア  作者: rito
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第1話 プロローグ

作者今タイムリープ物にハマっています。タイムリープを読んでいた時に思いついた作品です。感想や評価もお願いします!作者の励みになります。それではどうぞ!

この世界には魔法が存在する。水を操れたりテレポーテーションする能力がある世界、だがこの世界には殺傷能力がある能力は未だに確認されていない優しい世界。そして俺には前世の記憶がある高校を卒業し新入社員として地元で有名な株式会社蒼月コーポレーションに就職したがそこではパワハラがあり俺は段々と精神を病み適応障害になった。家族にも言えず一人孤独を感じ段々と追い詰められ俺は自殺をした自殺をすれば楽になると思った。これが俺の前世の話。自殺をして次に目が覚めたら前世の妹の娘に転生をしていた。今瀬の名前は築島 沙織。輪廻転生したら女の子だった俺だが成長し今は女性の身体にも慣れ今は高校二年の新学期が始まろうとしていた。


「おはようお母さん、お父さん。」


「沙織おはよう。」


「おはよう。」


俺はお母さんとお父さん。に挨拶をし朝食を食べる。ニュースは能力事件が発生した事や事故などのニュースを放送していた。


「ご馳走様。」


食べ終わった食器をお母さんに渡し俺は洗面所で歯を磨き髪のヘアブラシで髪を梳かし自室に戻り荷物をまとめて玄関に向かう。


「行ってきます。」


「いってらっしゃい。気お付けて行くのよ。」


「うん。」


俺は玄関を出て通学路を歩きながら学校へ向かう。


(輪廻転生して17年か……時が過ぎるの本当に早いんだな。)


などと思いながら信号待ちをし青信号になり横断歩道を歩いていると信号無視をしてきた乗用車がブレーキを掛けず猛スピードで俺に向かって来ていた。


「危ない!」


「……えっ?」


男性の声が辺りに響く……気づいた時には乗用車が目の前に来ていた。


(あぁ……俺死ぬのか……死にたくない)


俺はその場で轢かれると思い目を閉じるがいつになってもぶつかる衝撃も骨が折れる音も聞こえない俺は目を開ける。


「……痛っ!……ここの部屋て俺の部屋?」


俺は机に置いてあるカレンダーを見る。そこには2020年 四月のカレンダーが置いてあった。


「2020年……俺、タイムリープしたのか……この年の俺てまだ高二の頃だよな。」


「ただいま。」


過去の俺が帰って来た。俺はどうしたらいいか迷っていた時、俺の部屋が開けられ過去の俺が入って来る。


「……うぁ!……君誰?……もしかして不審者?」


「違います!……信じてもらえないかも知れませんが……私、未来から来た妹の娘なんです。」


「……はぁっ!?……未来から来た妹の娘!?」


過去の俺が未来の妹の娘の俺を戸惑いながら見ている。


「……一先ず説明してくれる?」


「わかりました。……私は2041年の未来から来たんです。私……ここに来る前に車に轢かれそうになって目が覚めたらここに居ました。」


「そうなんだ。……妹の娘て言う証拠は?」


「証拠になるかわかりませんが……」


俺はスマートブレスレットのフォログラムを起動させ過去に撮った写真を見せる。


「確かに妹が大人になった姿だな。……なぁ未来の俺はどうなってるんだ?」


「……言いにくいのですが……自殺をして未来には居ないんです。」


「そうか……未来では俺、自殺してるのか……どうして自殺したか知らないか?」


「……お母さんから聞いた話だと蒼月コーポレーションに就職してパワハラが原因で自殺をしたって聞きました。


「地元で有名な企業じゃないか。……俺、将来就職したい会社だったのに……」


「そんなに落ち込まないで下さい。……就職活動はこれからじゃないですか。」


(もし真実を知っている俺が過去の俺に真実を伝えたら未来は変わるのか?)


「まぁ……これからだよな。……一先ず靴脱いでくれない?」


「あっ!……すみません。」


土足で俺の部屋に居た事に気づき靴を脱ぎ玄関に靴を置く。


「……未来から来た妹の娘か信じがたいけど信じる事にするよ。……俺の名前言ってなかったね。雨宮 直樹て言います……部屋は空き部屋があるからそこ使って。」


「ありがとうございます。……結構広いんですね。」


「まぁここの部屋、空き部屋だから自由に使って」


「はい。」


(未来では物置部屋になってたはずなんだが未来と過去じゃ違いがありすぎるか。)


「ただいま!」


「妹が返ってきたみたいだな。」


俺達は一階へ降りる。


「あれ?……お兄ちゃんの隣に居る子。お兄ちゃんの彼女さん?」


「はぁっ!違うし!……これには訳があるんだ。」


過去の俺がさっき起きた事をを説明していた。


「へぇ……未来の私の娘なんだ。これってタイムリープて奴?」


「私にもどうして過去に戻ったかわからないんです。車に轢かれそうになって気が付いたら直樹さんの部屋に居たんです。


「だけど私の娘て言う証拠はあるの?……証拠がないと信じられないんだけど。」


「証拠はこれです。」


「これが未来の私?……うぁ!大人ぽくなってる。隣に居るのは君だね。」


「はい。……高校の入学式の写真です。」


「にわかに信じがたいけどこの写真……本当なんだろうね。うん……私は信じるよ。」


「この世界には能力がある世界だし。」


「……だね。ねぇあなたの名前てなんて言うの?其れに見ない制服だけど。」


「築島 沙織です。……蒼月学園に通ってて」


「私の名前は雨宮 雪て言います。これからよろしくね。……蒼月学園の制服……私の制服と違うんだね。」


「未来では制服が変わったんです。」


「そうなんだ。……今の制服よりも可愛いんだね。」


と話しながら俺の妹……いや母さんが自室に戻って行った。俺達はリビングに行き俺は椅子に座る。


「はいこれ。簡単な茶菓子しかないけど。……俺着替えてくる。」


「はい……ありがとうございます。」


俺は茶菓子を食べていると雪がリビングに入って来る。


「ねぇ沙織もしよかったら未来に帰るまで」私の家に居ても良いんだよ私たち家族みたいな物だしさ……何でも聞いてね。私達が助けになるからさ。」


「はい。」


(未来の母さんと同じだなぁ……さすが俺の妹だ。)


と感心していると直樹がリビングのドアを開け晩御飯の支度をしている。


「これから晩御飯作るから何か食べたい物とかあるか?」


「……うーん私は何でもいいかな。」


「私も直樹さんのお任せでお願いします。」


「はいよ。」


ご飯が出来るまで俺達は会話をした未来の街はどうなっているとか技術革新は起きたのか色々聞かれた。


「携帯とかどうなってるの?」


「私達の未来では携帯が無いんです。私の腕についてるのが携帯みたいな物なんです。それにいろいろな機能が付いているんですよ。」


俺はホログラムの画面を起動させる。音声認識で日付を確認するがエラー認証が出る。


「あれ?……音声認識が認識しない?……カメラとかは使えるのに……」


「だけど凄いよ!これが未来の携帯なんだね。」


「ご飯出来たぞ。」


直樹が作った料理が運ばれてくる俺達はいただきますをし食べ始める。


「お兄ちゃんご飯美味しい。」


「美味しいですね。」


「そうか?冷蔵庫に入ってた物で作っただけだぞ。」


「ただいま。」


「あっ!お父さんとお母さん帰って来た!」


「母さん父さんお帰り。」


「ただいま。……あれ?雪の隣に居る子は……雪のお友達?」


「えーと私が説明します。……私の名前は築島 沙織です。……私、未来から来たんです。」


「未来?……どうゆう事?」


「私は2041年の世界からタイムリープしたんです未来の世界ではお母さんが雪さんなんです。」


「それって未来の孫て事か?」


「はい。」


「まさか孫がタイムリープして来るなんて信じられないけど信じる事にするわ。」


「いゃ孫がタイムリープするなんてびっくりだなぁ……これからよろしく。」


「はい。」


「制服着ているて事は学生よね?どこの高校なの?」


「雪さんと直樹さんが通っている蒼月学園ですけど。」


「へぇ……未来では制服変わったのね。」


「私も沙織から聞いたときはびっくりしたよ。」


「俺も俺の部屋に居た時は不審者だて思ったもん。」


「……ハハッ……」


俺は苦笑いをするしかなかった。


「……ねぇ沙織良かったら蒼月学園に編入しない?」


「えっ!いいんですか?」


「当り前じゃない未来の蒼月学園に通っていたんでしょう。沙織は何年生なの?」


「二年生ですけど」


「わかったわ。後で編入手続きするから」


「わかりました。」


俺達は晩御飯を食べ終え雪から服と下着を貸してもらい俺は風呂に入る。


(まさかタイムリープするなんてな……タイムリープする能力なんて見た事も聞いた事もないぞ。元の未来に帰れるのかな。マイナス思考になるな俺……元に戻れるように色々考えよう。必ず元の未来に帰れるはずだ。)


俺は風呂から上がり雪から貸してもらったパジャマに着替え髪を乾かしリビングに向かう。


「お風呂上がりました。」


「……空き部屋に布団とか用意したから」


「はい。ありがとうございます。」


それからバラエティー番組を観ながら時間が過ぎて行く。


「私そろそろ寝ますね。」


「おやすみ。」


「おやすみ。」


「おやすみなさい沙織。」


「おやすみ。」


俺は空き部屋だった部屋に入り部屋の電気を消して布団の中に入り段々と睡魔が遅い俺は眠りに入るのだった。

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