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彼は嘘を愛し過ぎている  作者: さもてん
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地下会議

「…あ、そうだ。お前もう、医療道具、底尽きてきたろ?新しいの買ってやるから今日もちょっと付き合え。」


イザヤは風呂に入ったようで濡れた髪の下にタオルをかけていた。

ヒョウも前に借りさせてもらったが、シャワーだけだった。(それでも十分すぎるほどだ。)

イザヤ曰く、今日は西に東が下っ端のツケを払うために北に向かうらしい。

そこはここよりも色んな物資が充実している。観光ついでにヒョウを連れて行ってくれるようだ。


「分かった。」


「んじゃあ、馬連れてこなきゃな。」

カズを使いっ走りにして馬を連れてくる。乗り慣れていないヒョウはカズと二人乗りだ。カズは顔で不満を表現していたがイザヤにあっさり無視された。…鬼畜である。

イザヤが支度を整えている間ヒョウは馬に乗る練習をカズさんに教えて貰った。


ここから北だと馬では1時間半かかるらしい。

イザヤを先頭にひたすら走っていると、ふと後ろを振り返り

「北はうちと比べて発展してるからよく見とけよ。」と言われたので外をみた。



「畑…がある。」


ヒョウは息が止まるほど驚いていた。目の前には地下であるのにも関わらず畑山や水田など色んな物が目の前に広がっていた。


「スゲぇだろ?南と北が協力して光の必要がない食いもんを作り上げたんだ。」とカズ得意げには説明した。


「光の必要がない食べもの?」ヒョウはカズの言葉を繰り返す。


「良い感じに役割分担が別れているんだよ、ここは。北は食料や水が流れ出る場所。東は鉱石や鉄がとれるから武器を作る場所。南は賢い奴が集まって知識を結合させて発達を促す場所。最後に俺達の西は1番のスラム街だが、安くて便利な花街がある。」


花街と聞くと…娼婦、ショウさんを思い出した。


「…やっぱり西はどこの場所と比べても、ちょっと発展途上国すぎる。花街だけで成り立つのか?」ヒョウは少し不安になりイザヤにたずねた。


「あぁん?テメェ、頭首の国をバカにしてんのか!?」


「カズ君どうどう。…ヒョウ、アンタの心配は要らねぇゼ?なんてったって最近西はスゲぇ事業を始めたんだから。」


イザヤは風に髪をなびかせながらこちらをチラリとみる。


「すごい事業…?」


「あぁ、そりゃ他の国も欲しがって欲しがって喉から手を通り越して足が出るほどだ。」ニコリと不敵な笑みを浮かべるイザヤ。


「それって?」ヒョウは少し興味を持ち、前のめりになる。カズはどことなく不安げな顔つきで「もしや…アレの事っスカ?」と呟いている。


「それはねぇ…。」


「なんだ。」


「んふふ。」


「焦らすな、早よ言え。」



「キノコ。」


*     *


イザヤは扉を開けた、ここは北の本部だ。

今からここで会議が開かれる、いわゆる地下会議だ。お題は最近のギャング連続殺人事件についてだ。その前にそれがきっかけで引き起こった西(イザヤ)と東の間で話し合いをする必要があった。


「おやおや?デートの待ち合わせまでまだ20分あるぜ?ダーリンは相変わらずせっかちね。」


イザヤ節の挨拶を東は相も変わらず無視した。色黒のいかにもギャングな格好のムッスリとした顔、かの東の残虐な頭首と言われて納得出来るほどの武力と信頼とカリスマ性を持っている男だ。ただ、正義感が強すぎるあまりちょっと融通が聞かないのが欠点だ。

彼はイザヤの事をまるで虫を食ったかのような目で見てくるのだ、本人は自分の事が嫌いなようだ。


(まぁ、アレだ。嫌い嫌いも好きの内って奴。)


ヒョウ達にはこの部屋の隅で待っていてもらった。一応、ヒョウには全員の顔を見ておいてもらう必要があった。


「何を言うかアンタは分かってると思うし、早速本題に入らせて貰うぜ。アンタの部下が俺の国に遊びに来てイタズラしに来たんだけど、どう落とし前つけてくれる?」


東は苦そうに顔を歪めた。いつもはイザヤ宛てに文句の一つや二つ、三つや四つ五つや六つを垂れ流すのに、今日は「あぁ、…悪かったな。」とやけに素直だった。


「んじゃあ交渉といこうか。」イザヤは紙を内ポケットからサッと出す。ペンを取り出し交渉条件を書き出す準備をする。


「…これが終わったら、全ての事は水に流すか?」


「もちろん、じゃあ条件なんだけど…」

「やぁ、みんなご機嫌よう。ちょ~っと早く来すぎてしまったよ!」ドアを開けながら入ってきた男は裸白衣というダサい格好に、片眼鏡をかけていた。

この変態な格好をした男こそまさしくあの知的で博識と言われている南の頭首なのだ。


「えっ?なになになになに?なんの話し合い?僕も混ざりたいんだけど。」

南は好奇心旺盛な笑みを作る。


「悪いな、南。今日は先客二名様のお茶会なんだよ。」イザヤは肩をすくめる。


「えー、何でだい?どうして僕もお茶会にいたら駄目なんだい?」

と南はブーブー言い出した。


「アンタは関係ねぇからな。やりてぇならまた今度な、部屋移動するか。」イザヤは適当にあしらうが、南はしつこかった。


「……でもさ西。聞いていれば、これは君の方にも少しは非はあるんじゃないのかな?」南は先ほどと打って変わって眼鏡を光らせる。

どうやら盗み聞きしていたようだ。しかも交渉を成立させるまえに来るというのがまたなんというか…コイツらしい。


「んー?なにが言いたいノー?」イザヤはふざけた口調で聞いた。


「君の国に東の国が攻めた。それは勿論この地下世界では違法だ。でも、東もそうする理由があったんだと思うよ。知ってるよね?…最近噂のギャング連続殺人事件。僕さ、暇つぶしに死んだギャングの死体を漁ってみたら銃の弾が出てきたんだ。調べてみたらそれ。君の国の物だったよ?ちゃーんとエンブレムが弾にすり込んであったから。見る?」


イザヤは少し考えてから頷くと、南は裸白衣のポケットから弾を出す。確かにイザヤの国のギャングが携帯している物だった。


「それからさ、その連続殺人事件。『君の国だけ』では死人が出てないんだよね。偶然にしてはできすぎてない?そりゃあ東の下っ端だって弾入れ込みたくなるよ。」


イザヤは南の話を最後まで聞くとゆっくりと笑顔でこう言った。


「…んで?それがアンタがお茶会に入る理由?」


「…嫌だなぁ、お茶会はもういいんだよ。僕はただこのまま真実が分からず、東が全て悪だって押しつけられて、西の条件に丸め込まれそうなのが嫌なの。ほら僕、物事は白黒つけたい派だからさっ。」南は『ネッ』っと言うかのように東に笑いかけた。


よく動く口だよ。とイザヤは思っていた。


(アンタは俺と東との条件で、南に貴重な鉱物が流れなくなるのが嫌なだけだろ。)この腹黒変人眼鏡め、と心で悪態をくつ。


「僕が言いたいのは東にだけ非があるようには見えないからそこの所を踏まえて交渉して欲しいって事、以上!」南はにこやかにそう言った。しかしそのレンズの奥には罪人を断罪する裁判官のような色が混ざっていた。

目の前で交渉内容を確認する気満々である。イザヤのお得意な言いくるめもこの男はひょいひょいとすり抜けていくだろう。


(…食えねぇ奴。)


イザヤはイマイチ掴めないこの男が苦手だった。まだ東の方が気性が荒いので、食える。

少し考えてイザヤは最善な方法を述べた。


「金貨50枚。それで手を打とう。」


「ごっ…50!?」「そ…れは、いくらなんでも多すぎるんじゃないかなぁ!?」東も南もその額に驚いて腰を抜かしている。

一枚でも高価という金貨、それを50枚というのは東を潰しかねない額である。

だが、イザヤは最近の東は景気がいいことを知っていた。


イザヤはにやりと笑った。

「そうか?妥当だろ。こっちは何もしてないのに俺の可愛い部下が7人も死んじまったんだぜ?(ホントは5人だけど。)」


ここからはイザヤの十八番(ターン)だ。

口をパクパクしている東に近づき、語りかけるように話す。


「…たった50枚、されど50枚、七人の戦士の戦死した命と、金貨50枚。…考えなくてもどちらが大切か分かるだろう?そりゃあ本当はアンタの所の城をぶっ壊してやりてーくらいだよ。でも、アンタの部下が単独でやったんなら仕方ないと、『俺が折れてやったんだ。』アンタの部下に俺の手足を殺されても、俺はアンタとはまだ仲良くしてたいのよ。分かるだろ?」


「……こんのっ…マゾ!」東はこめかみに青筋を立て、ぷるぷると震える怒りをあらわにする。


「やだ、褒め言葉…」とイザヤが笑いながら言った。

 するとその時


「………モゴモゴ。」


と、後ろの方で音がして皆の視線が後ろに向かう。

イザヤも呆れたように振り向く。そこには口にガムテープを貼られたヒョウの姿があった。ヒョウには頭首の姿を見ておいて貰いたかった。だがバカ正直なうえに口が軽すぎるのでイザヤがくっつけたのだ。(取らないように手を後ろにしてヒモまでくくりつけてある。)


「……誰だい?彼は…。」たった今ヒョウの存在に気付いた南がイザヤに聞いた。


「新しく入ってきた俺の医者。色んな所を見て貰ってるよ。」


「良かったな、これでようやくまともになる。」と東は本日一回目の嫌味を言う。イザヤは口に微笑を浮かべながらも目を細めて東を見つめた。


「なんで彼は口を閉ざされているんだい?」南は聞いた。


「俺の趣味。」イザヤはニヤニヤ笑いながらヒョウを見つめる。


「もごっもごっ。」


「最近落ちてきた奴で、変わってるから暴れないように外で待たせておこう。」


「モゴッ。」


二人はヒョウに同情に似た表情を向ける。

イザヤはカズに顎で命令すると、素直すぎる医者は退場させられた。きっと今も何か自分の言った戯れ言を訂正しようとしていたに違いない。


「じゃ、ヨロシク。」紙にサラサラッとイザヤは交渉内容を書いているとヒョウと入れ替わるようにある一人の男がカズと来た、あの眼鏡君だ。


「眼鏡君。馬しっかり片付けた?」


「…はい。裏の方に…。」


「いやぁ君やっぱ使えるねぇ。俺のもんにならない?今なら側近にしてあげるヨ?」


「…すいません。俺には東様がいますので。」

ふーん。とイザヤは東の方をちらりと見た。もちろん金貨50枚と下っ端の引き渡しだと割に合わないので交換条件としてイザヤの所の貴重な特産物(キノコ)を含めている。

これで、ウィンウィンのハズなのだが…。

東はしばらく考えてこみ、しぶしぶ

「分かった。」と投了のサインを押した。


南は何故静かだって?自分の所に鉱物が流れると安心したからだ。俺と東の間の金のやり取りにしてしまえば南は手も足も出なくなる。というか、下手に東を守れば鉱物を交渉内容にされるかもしれないから黙っているのだ。


完璧に事が運んでいると言うわけではが、大体ストライクゾーンをキープ出来たことにイザヤは満足した。

ちょうど交渉内容の詳細を確認し終わった頃、「待たせた。」とここの国の主の北が来た。

白髪の長髪に白いヒゲ、空手の師範にでもいそうな雰囲気を纏うこの老人は長くこの中で1番長く頭首を務めている。この人が部屋に入るだけで一段とピリピリとした空気で澄む。東も南も無意識に背筋が伸びていた。

「…では早速本題に入らせて貰う。最近噂のギャング連続殺人事件の話だ。まず犠牲者の数を確認したい。」

南と東がサッと手を上げる。

「僕の所では2人です。」「俺は2人です。」

「俺の所は七人で……」「それは東の所からの攻撃であって殺人事件とは関係ないだろう?」イザヤの言葉を南は穏やかな笑みで遮る。


「儂の所も3人だ。この事件が引き金のお前達のイザコザも聞いた。西、お前の所だけ死人が出ておらん。犯人と疑われても仕方が無いとと言える状況だ。

…お前はそれをどう見る?」イザヤを一瞥する。


「俺でしたら、こんなバレるようなやり方をしない。」ザワザワと辺りがざわめく。


「だからお前じゃねーと言いたいのか?」東が嫌味のように低い声でたずねる。


「そうですよ?俺ならもっと巧妙に、そして慎重にやります。というか、そもそも俺が皆さんの国を襲うメリットがどこにありますか?俺達はみんな四つの国はどれもなくちゃならない存在。畑も、鉱山も発達も性欲も。今まで保ってきた均衡を何故壊す必要があるんです?」皆は黙って聞いていた。


「だが、弾が犠牲者に入っていた以上、お前は第一容疑者であることは変わりないな。」東は淡々と言った。

イザヤが襲うメリットが少ないにもかかわらず、疑わざる得ない。

…証拠というのは厄介だ。


「そーみたいですね。」


「じゃあこう言うのはどうだろうか。」南はいかにも名案だという風に手を叩き、そして続けた。



「西が連続殺人の犯人を探す。」



イザヤはピクリと眉を動かした。何言ってくれているんだこの眼鏡はという目で南を見つめる。


「第一容疑者にに犯人を探させるってことか?でもそれは……いや、いいかもしれねぇな。」東も今までの鬱憤を晴らすかのように嫌な笑みを浮かべて賛成してくる。 


(オイオイオイオイ、お前らが探すのが面倒なだけだろ?) 


この状況から脱出する(断る)方法を模索する。


(自分の全ての部下の潔白を証明する?)


イザヤは一応全ての部下の行動のアリバイを持っている…ただ、それだとヒョウが黒になってしまうのだ。仲間になったのは最近だ。こんなんなら連れてくるべきではなかったか。まぁ、仕方ない。次だ。


(これからは鎖国して自給自足を進めていくか?)

幸いキノコ育成を始めてから食べものには困らなくなっていた。だが、北からでる水を閉鎖されたらそれこそ終わりだ。水は北の中心から流れていてちょうど東西南を分けるように流れている。つまり北に見限られたら自然と国自体が廃れてしまうのだ。


ぽくぽくぽくチーン…。


(これは………詰んだな。)内心舌打ちし、イザヤはしぶしぶ頷いた。


「分かりました。ただし、条件つきです。」


「今のお前にそんな権利があると思っているのか?」「60枚。」


「なっ。」

イザヤは東の方を向けて人差し指を唇に当てながら言った。黙れ、と言う意味だ。


「まず、俺の可愛い部下を殺しちまった東には銃の提供、南と北には情報の提供をしてもらう。後、犯人の始末だな。ほら俺、人が苦しみながら死ぬのを見ると嫌だからさ。」わざとらしく言うイザヤに触れないで北も言った。


「分かった。犯人を見つける為に出来るだけの情報と人材を提供することを約束しよう。…いいか?お前らもだ。」北が双方に念押しする。


どうやら北はイザヤを最低限のフォローをしてくれているようだ。それは北にとっての信頼であり、その確証はイザヤが何年も共にいるからであろう。

ここの中ではイザヤは北に次いで二番目に頭首になったのだから。ここの誰よりも彼はイザヤの事知っていると言っても過言ではない。ただ、そんな北でも今回は下手に庇うことが出来ないのでさりげなく他の長から協力を仰いでくれたのだ。 


「んじゃあ俺は5日後に武器もらいに東に向かいますヨ。東ィ、5日後だかんな。忘れるなよ?」イザヤは東の方を見ずに言った。


「……分かってるっつの。」東も頷いた。


「では、解散。」

そう北が締めくくり、会議は終わった。


「あっ、思い出した!」

イザヤは手をポンと打つ仕草をするとツカツカと東に近づき、彼の胸ぐらを掴み上げぐいとこちらに引き寄せて耳打ちした。


「この後さ、『いつもの』頼んでいい?最近全然出来てなかっただろ?」


東は顔をしかめて

「何が『思い出した』だ、変態が。」

と言い放った。


*       *


イザヤが東を部屋に待たせ、ヒョウを探すがなかなか見つからなかった。


(いねぇな。)


イザヤは前髪をかきあげ舌打ちをした。

あの男はひどく変わっている、じゃなきゃ時計なんかに命を懸けない。

そして地下からでる唯一の穴の高さを見たにも関わらず奴は地上に出たいだなんて抜かすのだ。


(まぁ、そのうち諦めるだろうがな。)


イザヤはその諦めるまでの間は地上の情報をチラつかせてヒョウを思いのままに動す事が出来る。扱いやすいと言ったらそうなるが、ちょっと面倒くさい。


パサパサと音がしてイザヤはある部屋の一室のドアを開けた。

ろうそく一本が立てられた暗い部屋で本を貪り読んでいるヒョウの姿があった。本を見てみれば全て医療系だった。独り言でブツブツ言っていてはたから見たら気持ち悪い光景だろう。


「おいヒョウ。………オイッ。」ドカリと蹴りつけるとヒョウはやっと気付いた。


「…い、イザヤ!聞いてくれっ。この本読んでいたら記憶違いがあったんだ!応急処置のやり方なんだけど、思ってたやり方よりこっちのやり方の方が正確なんだ。まずこれを見てくれ!縫うときに至ってはまず止血を………」「ハイハイハイハイ。すごいねすごいよヒョウちゃん。聞きたいのは山々の谷々なんだけど、俺まだやるべき事があるんだ。それまでアンタはここで大人しくご本よんで待っててほしいって言いに来ただけなの。」

やはりコイツはどこか変だと思いながら言った。


「やるべき事?」ヒョウは首をかしげる。


「んふふ、ちっとお楽しみタイムがあってね。カズもそろそろ眼鏡を向こうに返しとけ。そんで終わったらお前はもう用済みだからここで本でも読んどけ。」

たった今イザヤを探してきたばっかりのカズに対しての扱いが、これである。


「えっ!あ……は、はい(ヒデェ)」


「君はカズさんに恨みでもあるのか?」ヒョウもカズを不憫に思いながらイザヤを凝視した。


「いや、ねーけど?」

何を言っているんだと言わんばかりの顔でイザヤは言った。


ふっふっふっ。物語はここからよ

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