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プロローグー登場人物紹介2

海兵隊以外の人物紹介です。

2 日本空軍所属

 草鹿龍之介中尉(1892年生)海軍兵学校41期生

 世界大戦の際の日本最高の撃墜王で、しかも本人が操縦士ではなく偵察員で達成している。

 一刀正伝無刀流の名手でもあり、林忠崇元帥と試合をしたこともある。


 大西瀧治郎大尉(1891年生)海軍兵学校40期生

 世界大戦時に草鹿中尉と組んで、大戦果を挙げた操縦の名手。

 草鹿中尉と同様に海軍から空軍へと異動させられた。


 井上成美大尉(1889年生)海軍兵学校37期生

 世界大戦勃発後、航空隊に異動を命ぜられ、更に空軍へと異動する。

 山本少佐と仲が良く、コンビを組んで欧州の空を駆け巡った。


 山本五十六少佐(1884年生)海軍兵学校32期生

 海軍航空隊の欧州派遣時に、航空隊長に任じられ、そのまま航空隊長として欧州大戦を生き抜いた。

 空軍発足に伴い、空軍に異動した海軍出身者の現場のリーダー格。


 伏見宮博恭中将(1875年生)海軍兵学校16期生

 空軍発足に伴い、海軍から空軍へ異動を命ぜられる。

 空軍本部次長を務めている。


 井上幾太郎少将(1872年生)陸軍士官学校4期生

 空軍発足を陸軍内から推進した空軍独立派。

 空軍発足に伴い、参謀本部第5部長(空軍担当)に就任した。


 菊池慎之助中将(1866年生)陸軍士官学校旧11期生

 空軍発足に伴い、陸軍参謀本部次長(空軍担当)に就任させられる。

 本人曰く、わしは航空を全く知らないのに、酷い人事もあったものだ。


 福田雅太郎中将(1866年生)陸軍士官学校旧9期生

 欧州派遣された陸軍航空隊司令長官を務める等、陸軍内で最も航空に精通していたことから、空軍本部長(空軍の最高地位)に就任した。


3 陸軍所属

 秋山好古大将(1859年生)陸軍士官学校旧3期生

 欧州派遣軍総参謀長を務めた経歴を買われ、上原勇作の後任として、参謀総長に就任した。

 欧州の実戦経験から、陸軍の機械化や空軍の重要性に理解が深い。


 ブリュッセル会

 世界大戦時に欧州に派遣された陸軍士官で主に結成された会。

 梅津美治郎、小畑敏四郎、永田鉄山、岡村寧次を中核とし、酒井鎬次、山下奉文、牟田口廉也、牛島満らがメンバーとして名を連ねる。

 後に山本五十六らの空軍士官とも連携し、陸軍改革派の中枢になる。


4 海軍所属

 山下源太郎大将(1863年生)海軍兵学校10期生

 世界大戦時の欧州派遣海軍航空隊総司令官から帰国後に軍令部長に就任した。


 加藤友三郎大将(1861年生)海軍兵学校7期生

 現在の海軍大臣で、斎藤実の後任として、山本権兵衛、寺内正毅、原敬と3人の首相に仕えてきた。


5 その他

 山本権兵衛(1852年生)

 首相経験者で元老の地位にある。

 海軍の大御所だったが、首相在任時に世界大戦に本格参戦したために、海軍整備が進まなくなったことから、海軍との関係は現在、微妙になっている。


 斎藤実(1858年生)

 海兵隊出身で、山本権兵衛が首相時代の前半期に海相を務めていた。

 世界大戦時の舌禍事件のために海相を辞任した後は、山本元首相の私的ブレーンとして過ごしている。


 中島知久平(1884年生)

 海軍大尉だったが、民間航空機製造の夢を追い、鈴木商店の高畑誠一の知遇を得たことから退官する。

 現在は、世界大戦終結に伴い、鈴木商店が設立した鈴木重工に勤務し、航空機や自動車の製造を試みている。



 次から第1章になります。

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