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余命宣告
医師 「・・・後、三年・・・ですね。」
女性「え?」
医師「こちらも医師として、出来る限りのことはしました...が、すみません・・・私の力が足りませんでした・・・」
女性「え?」
女性 (あれ?私・・・さっきまで[払ってイイ とも]
を観てたよな・・・今私、何を話してるの?)
この時、私は理解していなかった。私の短すぎる人生がもう直ぐ終わりを告げること、命のロウソクがもう直ぐ消えること。
そして、今、とても重要なことを話してること。
女性「えーと・・・それは、私に・・・余命 宣告をしているということでしょうか?」
医師「はい。その通りです。」
女性「はぁ。うん?え?」
女性「嘘・・・ですよね〜?ね、ねぇ・・・
嘘・・・ですよね?」
医師「お気の毒ですが・・・」
・・・あれから2年半。
私が死ぬ予定の日まであと半年。
女性(うん、あと半年。楽しもう。だって、これまでの二年半と言えば・・・
続く。