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セント・フリークス  作者: 羊洋士
序章
3/25

請負ギルド

街とギルドについての概要です。


自宅前の悪路を進むと広い道に出る。

そしてその広い道は、もう1つ広い道に繋がる。

この街には大きな中央道路と中央公園が存在する。

商社ギルドの催しや学園のパレードなどを街ぐるみでやる時などに使われる。

今はにぎやかな市場が出来ている。

この町の名前はトゥーニナという。

経済と学問の街だ。

経済の中継点としての商人が滞在する施設も多くある。

そして、街の奥にはお城のような建物がある。

それがセント・アンヌ聖術師育成学園という学園だ。

才能アリと判断されれば、生まれの貴賎に関わらず入学を許可されるが、才能が無ければ生まれが良くても入学できない学園だ。

少年は才能があると判断されたのだ。


「どういう基準か分からないけどね」


そういって道を進む。

大きな広場に入ってギルドのほうに進む。

ギルドは少々中央から離れた東側にある。

この街は基本石造りなのだが、今から目指すギルドは木の造りをしている。

この街では一風変わった建物をしている。


「お、今日は早いな」


木の家が見えてきた。

2階建ての小さな家だ。

屋根は傾斜を描き、これも他の建物と違うと言える。

いつもは気分営業なので大丈夫かと言いたくなるが、それでも回っているようだ。

それはこのギルドが少々特別なものを扱っているからだろう。

請負ギルド。

それがこのギルドの名前だ。

正確には請負ギルド・トゥーニナ支部という。

その支部に向かって歩いていく。

ちょうどそこには窓を開けている妙齢の女性の姿が見える。

女性はこちらに気付き微笑んだ。


「あら、シュウジ君。早いわね」


シュウジと名を呼ばれ、返事する。


「はい。そういうアリサさんだって今日は早いですね」


「あー昨日遅くにロバートが帰ってきてね。まだ寝てるはずだから騒がしくしてやろうと思って」


アリサと呼ばれる女性は笑みを浮かべた。

アリサさんはこの支部の管理者。

自らも聖術師でありながら、こういう管理の仕事をしている。

腕は相当なものだと聞き及んでいる。

イタズラ好きなのはたまに傷らしい。


「先日はシチュー。ありがとうございました」


「いいのよそんなこと。お口に合ったかしら?」


シュウジは右も左も分からなかった時におじさんの紹介でこのギルドに立ち入った。

そこで出会ったのがロバートとアリサさんとであった。

2人とも気さくに話しかけてくれて、ロバートは年が10くらい離れていている。


「敬語は使わなくていいぞ。仲間になるならな」


そういってくれた。

アリサさんも何かあれば言ってねと言ってくれた。


「あと、お金を稼ぎたかったらうちに来なさい。斡旋してあげる」


そうしてたまにギルドの仕事を手伝わせてもらっている。

猫探しや、交通整備、店の広告などだ。


「ロバートは起きてこないんじゃないかな。この上はギルド員の逗留場所にもなってるから、たぶんそこで寝てる」


そういってアリサさんは2階を指差した。

シュウジはそのことに頷く。


「分かりました。そろそろ学園に行きます。ロバートによろしく言っておいてください」


「わかったわ。じゃーね」


アリサはひらひらと手を振る。

そしてシュウジは学園に向かう。

用語を上手く書けたか分からないので・・・

主人公=シュウジ=友達づきあいがあんまり得意ではない

管理者=アリサ=イタズラ好き。可愛いものっていじめたくなるものね!!

街の名前=トゥーニナ=経済と学問の街(マフィアとかもいっぱいだよ!!)

学園の名前=セント・アンヌ聖術師育成学園(なんか街で一番豪華そうなとこ)


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