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俺の【異世界兵器】がとどまることを知らない  作者: SNDKT
第1章 王都への道と、ギフト【異世界兵器】
3/30

ギフトの力

「しかし、アホーズの奴、酷いステータスだったな、、、。この1年、何をしていたんだ。」


「ずっと僕と模擬戦してたよ。僕が手を抜いていたから、強くなった気でいたのかも。」


「あれが跡取りなんて、アナクロス家ももう終わりね。」


「そうだな。もって2、3年だろうな。アイツらが潰れたら、俺たちが戻ってきてもいいかも知れない。」


「そんなにもたないの、、、?」


「恐らくな。贅沢する為に税を上げているから、出て行く領民も多くなるだろう。それに、俺がいなくなったら、間引きする冒険者も減ると思う。アイツらが自己研鑽をしていればもっともつかもしれないが、アホーズのあのザマをみれば、それは期待できないな。」


「しょうがないわ。因果応報ね。」




自身の生まれた土地が廃れると聞き、レイは悲しい気持ちになった。しかし、自分達はあそこにい続けるわけには行かない。




「そういえば、2人は自分ののステータスをしっかり確認したか?ギフトとともに、スキルなども得たはずだから、良く見てみるといい。」




「この3人だから、私のステータスをお見せします。確かに兄様の言う通り、スキルも増えていますね。」




オードリーがステータスを見せた。




—————————-


【ステータス】


オードリー・アナクロス


年齢 12歳


レベル1


HP : 70/70


MP : 100/100


ST(物理攻撃力): 20 + 10


DF(物理防御力): 30 + 10


INT (魔法攻撃力): 60 + 10


RES (魔法防御力): 60 + 10


AGI (素早さ): 30 + 10


ギフト: 【聖女】(★★★★★)


スキル: 身体強化 LV.1


    女神の加護 LV.1


    ヒール LV.3


    ハイヒール LV.1


    キュア LV.1


    状態異常無効 LV.3


    MP自動回復 LV.1


    大いなる加護 LV.1




—————————-




「「「おお、、、」」」




「どうですか?兄様?」




「うん、、、。やっぱり、素晴らしいステータスだね。これ、オードリーでも、余裕でアイツに勝てたかもしれないな。スキルも豊富でとてもレベル1とは思えないよ。」


「もう、ハイヒールを取得している、、、。 これ、上級回復呪文だよね?」


「そうですね。スキルも非常に多いですし、さすがです、オードリー様。」


「ふふ、ありがとう。次はレイの番ね。楽しみだわ。」




「OK。これです。」




—————————-


【ステータス】


レイ・アナクロス


年齢 12歳


レベル1


HP : 80/80


MP : 280/280


ST(物理攻撃力): 40


DF(物理防御力): 40


INT (魔法攻撃力): 250


RES (魔法防御力): 100


AGI (素早さ): 300


ギフト: 【異世界兵器】(★★★★★★★)


スキル: 超人類 LV.1


    状態異常無効 LV.3


    鑑定


    ミサイルランチャー LV.1


    異世界剣 召喚 LV.1


    電撃鞭


    MP自動回復 LV.1


   


—————————-




「「「、、、。」」」




「どうかな?兄さん。」




「、、、うん。全く見たことのないタイプのステータスだな。まず、身体強化がないが、ベースは高い。そして、MPとINTが非常に高く、何よりAGIが異常値だ。身体強化なかったら、レベル1で俺より高い。」




「「え?」」




「そして、スキルの半分が未知だな。さすが星7つだ。レイ、このスキル、わかるか?スキルの部分を押してみてくれないか。」




「はい。」




レイは「超人類」を押してみた。




超人類: 脳波を操り、時空を超えた非言語的コミュニケーション能力を獲得。また超人的な直感力や洞察力、反射神経、並列思考等を得る。レベルが上がる程、それらの力はより上昇し、専用スキルを使いこなすことができる。




「これは、、、?」




「新種のスキルだな。色々とすごいことが書かれているが、レイの今後の成長の鍵となるスキルかもしれない。他はどうだ?」




「はい。」




ミサイルランチャー:誘導性を持った小型ミサイルを発射。


威力:500/1発


消費MP:30


※レベルにより発射数や性能が向上




「威力が書いてあるから、これは攻撃スキルだね。後で試してみるとして、他はどうだろう。」




「はい。」




異世界剣 召喚 : 異世界の剣を召喚する。


威力:10


消費MP:10


※レベルにより召喚する剣の性能向上




電撃鞭 : 捕縛用。3メートル程の鞭を召喚。鞭が触れたタイミングで、電撃を流すことができ、気絶や麻痺の状態異常を引き起こさせる。


威力:0 (気絶、麻痺効果)


消費MP:30






「なるほど、、、。こっちは近接用のスキルか。まだ異世界の剣とやらは、レベルが低いとそこまでの威力ではないみたいだな。」




「この電撃鞭というのも、またユニークなスキルですね。」






「そうだな。レイは最初は後衛で、ミサイルメインで攻撃した方が効率が良さそうだな。少し威力が心配だが、、、。」




「低そう?」




「逆だ。LV.1にしては威力が高い気がする。まぁ、後で確かめよう。」




「そうだね。」




「ちなみに、俺のステータスは今こんな感じだ。」






—————————-


【ステータス】


リュウ・アナクロス


年齢 15歳


レベル45


HP : 620/620


MP : 300/300


ST(物理攻撃力): 350 + 250


DF(物理防御力): 350 + 250


INT (魔法攻撃力): 0


RES (魔法防御力): 250 + 250


AGI (素早さ): 250 + 250


ギフト: 【剣神】(★★★★★★★)


スキル: 身体強化 LV.9


    女神の加護 LV.9


    状態異常無効 LV.Max


    豪脚


    鑑定


    属性付与


    直感 LV.9


    スラッシュ LV.5


    ガードクラッシュ LV.7


    オートガード LV.6


    ビッグシールド LV.3


見切りLV.9


    切り払い LV.7


    はやぶさ斬り LV.5


    ギガスラッシュ LV.8


    斬撃波 LV.9


    グランドクロス LV.4


   


—————————-




「「強、、、!」」




「まぁ、レベルもあるからな。俺は攻撃特化の両手剣タイプでなく、オーソドックスな片手剣、盾のタイプだ。今はバランスよく鍛えているが、2人の成長によっては、方向性を変える必要もある。」




「兄さん、、、。」




「因みに、俺がレイのギフトが分からなかったのは、鑑定だと、同じレアランクのギフトまでしか見れないんだ。」




「そうなんですね。」




「だから、星6以上ということになるから、びっくりしたんだよ。」




「私も星5で珍しいはずなんだけど、レイが異常なのよ。」




「オードリーも十分すぎる力を授かったよ。間違いなく、最強の双子だね。だからこそ、あんな屋敷にいるべきじゃなかったし、変な権力の管理下にも置かれたくない。」




「そうですね。。。ありがとうございます。」






暫く、馬車で会話していると、休憩時間になった。



若干、ステータスとギフトを、今後のことを考えて修正しました。

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