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俺の【異世界兵器】がとどまることを知らない  作者: SNDKT
冒険者業開始から学園入学試験まで ギフトの覚醒
27/30

閑話6 〜リュウ、学園の英雄になる3〜

〜リュウ視点〜


俺は、レッドドラゴンに向かい、走り出した。


スラスターモードは、1分でMP10消費する。

俺のMPは300。MPを回復できるアイテムを2つ所持しているので、max900だとしても、スキルでの消費も考慮し、活動時間は、45分〜60分だろう。


鍵は、どれだけドラゴンたちに攻撃が通じるか。


レイからもらった異世界剣も走りながら確認してみる。


————

異世界剣 レベル5 エクスカリバー・改

威力:400

追加効果: 『斬撃波』の威力強化

     『斬撃波』の消費MPを0にする

     『グランドクロス』の威力強化

     『切り払い』を強化

※召喚期間 : 24h


————


なんか、俺の為にあるような、剣じゃないか?これ。

『グランドクロス』って、俺の固有スキルなんだけど、、、。


ともあれ、これらを受け取ったからか、何だか普通に勝てる気がするんだ。


1分程たつと、早速魔物と遭遇した。


ワイバーンたちだ。


さっき巣をやったはずだが、、、もう一つあったのか!?


レッドドラゴンと対峙した際に加勢されると厄介だ。

ここで一掃する!


俺はワイバーンに向けスラスターを全開にした。




結果的に、ワイバーンの巣は2分かからずに一掃できた。

15体程いたが、レイからもらったアイテムが優秀すぎて、全く相手にならなかった。


そして、そのまま、3分程奥に進むと、

レッドドラゴン3体のうち、1体と対峙することになった。


本来、1 VS 1 なら相手の方が格上なのだが、何故か負ける気が全くしなかった。


そして、決着はあっという間についた。

対峙早々、レッドドラゴンの『ブレス』をはき、俺はかわして潜り込む。

すると、レッドドラゴンは尻尾で『薙ぎ払い』をしてきた。

その『薙ぎ払い』に対して、俺の『直感』『見切り』『切り払い』が発動。

『斬撃波』で迎撃し、尻尾を切断することに成功する。

その後、動揺するレッドドラゴンの頭に対し『斬撃波』を飛ばすと、レッドドラゴンは一撃で絶命した。


堅牢なドラゴンの尻尾を切り落とした際も驚いたが、一撃で首を切り落としたことにも、俺は動揺を隠せなかった。


「むちゃくちゃな威力だな、、、。だが、これなら2体でも、余裕で勝てるな、、、!」


改めてレイに感謝した。


スラスターモードのおかげで、レッドドラゴンの攻撃には余裕をもって対処できた。1番厄介な横の範囲攻撃『薙ぎ払い』も、今回は迎撃したが、飛んでかわすこともできた。

異世界剣のおかげで、レッドドラゴンを一撃葬ることができた。


攻守において、相手が龍の中位種だろうと、優位に立つことができている。



「となると、この、『直感』のアラートは、更なる脅威を意味しているのか、、、。」


レッドドラゴンが脅威でなくなったことで、新たなる脅威の存在を確信する。

S級以上の未知の相手がいるはずだ。


ただ、そのことを気にしている前に、まずはまた対峙した2体のレッドドラゴンを退けないとな、、、!




レッドドラゴン2体は、俺の攻撃範囲外からブレスで攻撃してきた。

威力的には、脅威となる攻撃なのだが、俺は『直感』とスラスターのおかげで、なんなくかわし、一気に2体に接近する。

2体とも、攻撃のモーションに移ろうとしたが、遅い。

圧倒的なAGI差のお陰で、後の先が容易くとれる。


結果、『斬撃波』数発で2体を葬ることが出来た。


俺は、残MPを確認し山を見上げた。


「ふぅ。まだ10分ちょっとか、、、。MPはまだ余裕あるな。、、、けど、、、。」


数キロ先でも、それとわかる巨大な龍が見えた。


「あれをやらなきゃ、いけないか、、、。」


俺は改めて覚悟を決め、目標に突っ込んだ。

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