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復讐の契約

このシリーズはR18もののグロテスクな要素があります。それをご理解いただけた上で本シリーズはお読みください。(前回は書き忘れただけやで)

「ここは…」辺りを見回し、さっきまでいた世界とは違う場所にいることに気づいた。辺りは一面真っ白で、その中心のような場所に人がいたので、俺は恐る恐る話を聞きにいった。「お前は誰だ?ここはどこだ?何故俺は生きている?」「待て待て一気に聞くな阿呆」そう答えた人-正確には体の至るところに 視えない何か がいることは確かだった。「取り敢えず最初の質問から。私はネルキア。ただのしがない魔女さ」「ネルキア…魔女…」俺は目の前の魔女に眼を向けた。よく視ると目は片方が義眼のような目をしていた。「んじゃ次の質問の答え、それは私の結界(自宅)。最後の質問の答えだけど、それは私のためにあなたを魔術で蘇らせた。その理由は、あなたがいた世界を壊して欲しいから。」「何で俺なんだ?俺じゃなくて、凄腕の殺し屋とか、歴然の英雄を蘇らせた方がいいんじゃ?」「それはね、あなたは死ぬ前にこの世界を恨んで死んだから。わかった?」「あぁ、わかったけどよ、何をすればいいんだ?」「簡単さ。力をやるからそれで殲滅してきて。」「やってやるが、最後にひとつ聞かせろ。何でお前は壊して欲しいんだ?」「…私の両親は、 転生者 に殺されたんだ。君の世界には時々異世界から最強の贈りギフトを授かって転生、或いは転移して来る人がいるんだ。例えば、レスタ領主のアレスタ、リラカフワー帝国のゲイル=リラカフワー、独裁国チレンフの皇帝グル=シュメッツ、最後にジャモイガ唯一大帝国の皇帝グローリー=ヴァリアント…まだまだいるけど、有名なのはこの辺りだな。こんな奴らのことは 転生者 と呼ばれている。本来、いい転生者もいるが、殆どがクソ野郎共だ。ぶっちゃけ、こいつらの前世を見てみたが、どいつもこいつも親のすねをかじって生きてる社会のゴミだ。おかしいじゃないか、真面目なやつが報われず、社会のゴミに媚びへつらう…そんなのおかしいじゃないか?だから君に頼んだ。君に託した。わかった?」俺は途中からこいつの 気 に圧されていた。だが、利害は一致した。「よし、なら俺がお前の願いを叶える、叶えてやる。だから、このことが終わったら、二人で食事でもどうかな?」「その願いを叶えるなら殺しあいの道を歩むのに、しかもこのタイミングでデートの誘い?…でもいいよ、生きている間に壊せたら、デートでもキスでもしてあげる」「マジ!?よっしゃ、やる気出てきたー!」その後、俺はネルキアから強力な能力を受け取り、もといた世界に転生した。-1時間後- 「ハァー、ハァー、もう、体が重いや、無理しすぎたせいだ。横になろう。私、できたかな?お父さん、お母さん…」私は、さっきの少年を思い浮かべ、心の中で、(私の願いはいいから、自分の復讐が終わったら、好きに生きていいから、がん…ばって…)そんなことを願いながら、私は布団に入った。今日もまた、 視えない何か の見せる悪夢にうなされつつ、病に侵された体を横たわらせ、静かに瞳を閉じ、意識を落とした。

本日も御高覧頂きましてありがとうございます、作者の暇人です。基本的にこのシリーズは深夜帯に投稿されます。だってR18ものだもん。そりゃちびっこも利用するサイトなんだから、朝や昼には挙げちゃダメでしょ。そんなこんなでこのシリーズは続きます。人気がなければあまり投稿しません。それでは皆さん次の話でお会いしましょう、さようなら!

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