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スキル

「(家の他にお金とスキルまでくれたしなー。こんなに貰って世界のバランスは壊れないのかなー?)」


お金はこの世界の最低賃金(王都の公職)×70年分を一括でくれた。私のおおよその寿命分らしい。よくわからないが家も貰ったし食べていくだけなら死ぬまで困りそうにない気がする。


そしてスキルだが、まずひまりが女神に貰ったスキルは"言語能力"というスキルだった。


言語能力は異世界の言葉を使う為には必要なスキルらしい。このスキルはMAXの5レベルでもらった。


女神曰く、もしなにかあっても言葉が通じれば生き残れるだろうとのことだった。何かってなんだ、何かって。


言語能力が5レベルだとこの世界の言語はほぼ全て理解できるらしい。ありがたい。生き残ろう。


次に製造能力のスキルは最低値の1レベルでもらった。


製造能力のスキルは物を作りだすスキルでレベル1だと簡単な構造のものを作れたり、既存の製品の修理が出来るらしい。これは既存の家具などが自分で直せるようにとくれた。


次に魔工能力だ。これは3レベルでもらった。


魔工能力は魔石に魔力を込められる。魔力を込めるだけならレベル1でも可能らしいが、レベル1だと魔力の量も少なく込めるのに時間もかかとの事でレベル3にしてくれた。あと、レベル3だと魔石の少しの割れやかけを直せるらしい。大破してしまうと買い直すかレベル5の魔工士か魔法使い、もしくは魔術使いに頼むしかなくなる(高額)とのこと。大切に使おう。

魔工能力ではなく魔力能力(魔法使い・魔術使い)でも魔石に魔力の込められるが魔力能力の方が世界への干渉が可能になる為魔工能力をくれた。


ここまでは女神が自主的にくれた能力だった。


『ここ迄の説明は理解出来ましたか?では次にひまりさんの欲しい能力を仰って下さい。全てが叶えられる訳ではないけれど出来る限りご希望にはそいますよ。』

「うーん、能力かー。まず、いろいろ怖そうなので戦闘系の能力は一つ欲しいです。あと、女神様の世界で一番安全にお金を稼げる職業ってなんですか?」

『まず、戦闘系の能力ですね。戦闘系な能力でお渡し出来るのは狩能力ですね。それ以外の能力ですと世界への干渉が大きくなってしまうので。狩能力は主に魔物や動物にのみ発揮出来るのですが他の戦闘系の能力は人間に対しても発揮されてしまうのです。加えて、私の世界で安全ということはないですが、安定して稼げる職業でしたら薬士ですね。能力としては調薬能力になります。』

「(安全な仕事ないんだ、、、)では狩能力を下さい。人とは戦う予定はないですし、自分に危害をくわえるものを倒せればいいので。薬士はなぜ安全ではないのですか?安全そうに思えますが、、、?」

『では狩能力をお渡し致しますね。薬士が危険なのは薬の素となる植物をとりに行くのが危険だからですよ。冒険者に頼むこともできますが、調薬能力のあるものにしか薬の能力を取り出せる様に採取する事ができない事が多く、その場合は自分で採取する必要があるからです。』 

「なるほどー。採取の仕方も薬の出来に作用するのですね。では、植物を育てる能力も頂けませんか?育てれは幾分かは安全になるかと(図々しいかな?)」

『植育能力ですね。宜しいですよ。ひまりさんには是非長生きして頂きたいので。でも、宜しいのですか?確かに薬士は安定しておりますし、植育能力を合わせて使えば安全かと思いますがひまりさんのやりたいことではないのでは?何かひまりさんのやりたい事に役立つ能力はないのですか?』

『(やった!貰えるって!長生きに関わる能力は貰えそうだ!ありがたい!)ありがとうございます!やりたいこと、やりたいことですか、、、あっお医者さん!』

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