六話 起動―login―
まだまだ魅力はあるのだが、全部語ろうとすると何時間も経ってしまうから、ここら辺で辞めておこう。
え?何?まだ聞きた…
そんなこと言ってない?そうか、聞きたくないのなら仕方が無い
ただ、何時か必ず魅力について語ってやるからな!
もとい
件のゲームであるP・W・ОをADにセットし座った。
何度見てもこのADというものは素晴らしい!
長時間座っていても疲れないように設計されたこのフォルム!
そして座る部分には高級感のある牛本革!
ダイブ中は同じ体勢でずっといるので、血液が止まらないように、定期的に行われる自動マッサージ機能付き!
それから…
おっと、また暴走してしまった。P・W・Оに早くログインせねば皆が待っている。
この場合の皆とは、俺のゲーム仲間である。
現実世界で遠く離れていても時間の都合さえつけば何時でも会える気心の知れた存在。
お互いのリアルは知らないが、親友同士なのにはかわりはない。
ADを起動させるためには登録した言葉を言わねばならない。
せっかちな正確である俺は
「起動」
とただ一言だけ言った。
そうすると真っ暗な世界に、意識だけが放り込まれたような感じになる。
初期起動空間だ。
そこにはメニューウィンドウが沢山並んでおり(殆どがゲーム関連だが)、その中のP・W・Оのウィンドウを選ぶ。
個人個人の脳波がID代わりだからすぐにP・W・Оが起動される。
起動までの数秒間、これから何をするかの頭の整理をしていた。
すると…………
………
……
…
一章終了です。
これからも何卒よろしくお願い致します。




