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外道の魔王が歩む道  作者: 竹山蓮
プロローグ
1/11

プロローグ:未練

初めて小説書きます。


俺たちに出来ないことをするそこにしびれる憧れる。みたいな主人公を書きたくて始めました。


更新は3〜4日おきになると思います。

俺の名前は美空黒陽(みそらこくよう)高校三年生だ。俺は普通の高校三年生とは違う。別に思春期特有の中二病の類ではない、人よりも『悪』への衝動が強いんだ。



子供の時からたまに殺人衝動や、破壊衝動が襲って来たが、それは親に教えられた「してはいけないこと」をする事になるので必死に抑えていた。が、それも長くは続かなかった。



初めての人殺しは俺が11歳になった5日後の事で、一人で近くのスーパーに買い物に行った時のことだった。そいつは、薄汚い服を着ているホームレスのようなおっさんで、そのスーパーで万引きをしていた。



それは「してはいけないこと」であり俺は、「「してはいけないこと」をすると罰が下る」とも教えられていた。



そこで俺は考えた「罰するのが誰かは知らないけど、それがおれであってもいいんじやないか?」と、



そこから先の行動は早かった。俺はホームレスに「お金あげる」と言って山におびき寄せ、其処で初めて人殺しを経験した。人の命を奪うことにこれまで経験したことの無い様な快感と、満足感が得られ「世の中には、こんなにも素晴らしいとがあるのか」と思った。



死体は近くにあった浅い沼の様な場所に捨てて、近くに置いてあった土嚢を上から被せた自分でもよくばれなかったと思う。



まあ中学生くらいからは、親に教えとか関係なく殺していたが。



「がっ、かはっ、ーーーーーーー」



何故俺がこんな昔の事を思い出しているのかと言うと、捕まりました。はい。もーそりゃー完璧に。幼馴染に人殺してる所を見られてから警察に通報されたんだ。今は拘置所と取り調べ室の往復する生活だ。暇で暇でしょうがない。ちょっとテンションがおかしくなってしまう位には暇だ。



暇だからいろんな考えが頭の中でぐるぐる廻る「今日の晩御飯は何かなー」とか、「裕司いつか殺してやろうとおもってたのになー」とか、「母さん達なんて言ってるだろーなー?」とか、こんなアホみたいな考えもあと少し出来なくなる。



だって現在進行形で首がしまっているのだから。



刑務所生活なんて此処より暇だろう。今まで数え切れない程人を殺してきた俺に執行猶予なんてつかない、よくて無期懲役だろ。死んでいるのと変わらない、じゃあ今死ぬのと何が違うんだ? おれは 嫌いな物事は先に片付けるんだ、ピーマンだって先に食べる。



やばい変なこと考えてたら、もう死にそうだ。くそッ未練があるまま死ぬのはイヤだったんだが、しょうがない。



ーーー嗚呼もっとたくさん命を奪ってやりたかったなぁーーー

プロローグなので短くしましたが、普通なん文字程度書く物なんでしょうか?



誤字脱字の報告等待っています。

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